…とりあえず…

ま~なんつーか…途中までもかけてないんすけど、斬り方がよく解らんのでとりあえず適当なところで乗っけますわ

            KANON/雪の降る町

「…今日からこの学園に転校してきた、七夜彰です、よろしくお願いします」
そう名乗る、黒髪長髪のぱっと見美形の青年
「あ~…七夜の席はあそこだ」
教師が指差したのは壁際後方三番手の席
それから数分、恒例の質問などを終えると、彰は席に着く
「よろしくな、相沢」
「ああ、こちらこそよろしく頼む、七夜」
彰の後ろの席の男、相沢祐一、彼よりも数日早く転校してきたのだが、時期的に一週間足らずで二人の転校生、さらに両方男ともなれば、男子はそれなりに嫌にも感じるだろう…
おかげで最初は不満感が教室に満ちていたが、質問の間にソレは完全に消え去っていた
「さて…寝るか」
「ちょっと!おい!」
「…冗談だ…流石にどの教師が寝てもいい教師かも把握せずにソレをやるほど愚かじゃない」
最も、この男、ソレさえ把握すれば寝る気満々なのではあるが…
「…後で教えてやれ、北川」
「はいはい、じゃあ、昼飯のときにでも、いいよな?美坂」
「私は別に…」
「よーし、決定!」
最も、おきていても授業など聞こうともせず外ばかり見つめるこの男、授業などやる気のかけらも感じられない
そのまま昼を迎える、休み時間に生徒が群がると言うのはまず間違いなく美人女子のみの特権のようで、彰は完全にフリーだった、そのおかげで、この美坂チームとともに行動できたのだが
「なあ、さっき水瀬や北川が言ってた美坂チームってなんだ?」
ふと思ったことを、確認する彰
「ああ…いつも行動する時このメンバーで行動することが多いからよ、それで、まとめ役になれるのが私しかいないから、美坂チーム、って呼んでるんじゃない?」
彼女は美坂香里、軽くウェーブのかかった髪を肩ほどまで伸ばした、美人と呼んでも問題無いタイプの女性である
「ふむ…確かに香里はそういうのに向いていそうだな…少なくとも、俺ではあの二人を制御はできん…」
そういって彰が指差したのは相沢の後ろの席の、北川潤、金髪に一房だけはねた髪が特徴的な男子生徒だ
そしてもう一人が水瀬名雪、この少女も少々変わっているといってもいいだろう…背まで届く青の長髪に、整った顔立ち、彼女もまた美人の部類に入るだろう
「まあ、学食のシステムはどこも同じか…」
食券を買い、ランチの乗ったトレイを持って席に着く、こういうときの場所取りは祐一に一任されているようで、彼の分のランチは北川が運んでいた
「まあまあだな…ここの学食は」
「まあ、学食に質を求めるほうが間違いだって」
「まあ、正論だけどな」
彰の呟きに突っ込む北川、さらにソレに答える彰、と、この美坂チームには溶け込めそうな彰だった
「そういや、眠ってもいい先生の話だったよな」
「ああ…今まで見てれば解るだろうが、俺は授業受ける気ほとんどない学生でな、ぶっちゃけ、寝ていたい」
そして、北川のこの教師は寝てもいい、この科目は起きていたほうがいい、と言う講義を受けると
「ふむ、大体把握した、後は日々の中で把握していける」
そう言うと、トレイを片付けに向かう彰
「早いな」
「あまり昼食には時間をかけない主義なんだ」
そう言うと、中庭に向かう彰
「…まったく、雪の積もった中庭なだけに、こんなもんが転がってると目に付く」
そう言うと、彰の袖から一本の鋼糸が飛び出し、転がっていた空き缶に絡まり、ぴっと彰が手を返すと、そのまま缶が手元まで飛んできて、鋼糸は元通りに納まる
「ふう…」
そこにぱちぱちと言う拍手の音
「!」
「すごいなあ…お前」
「食事が終わってすぐに中庭に出てくから何しようと思ってたのか、見に来たのよ」
「…見て楽しいもんでもないだろ?」
そう言うと、袖から鋼糸のリールを取り出す
「先っちょについてるのは釣り用の重しか?」
「ああ…バランスを取るためにこの鋼糸にはこれ、という奴をつけてる」
しかし、あの光景を見ても何も思わないこの四人
「珍しいよな…」
そう言うと、空き缶を上に放る
それに幾度となく鋼糸をぶつけ、最後の一回で巻き付けると手元に戻す
「さて、一つ聞きたいんだが、空き缶用のゴミ箱はどこだ?」
空き缶をゴミ箱に捨てる、ちなみに、幾度となく鋼糸の先の重りがぶつかっていたと言うのに、へこんでいる場所がほとんどないのは、最も硬い缶底にかすらせるだけで浮かせていたからだ
「もしかして、お前このためだけにか?」
「いや…なんか中庭に人影があったような気がしたんでな」
「人影?」
「ああ…昼休み前にちらとあったんだが…気のせいだったかすでにいなくなっちまったかどちらかだろうな」
「ふ~ん…生徒だったんじゃない?」
「まあ、そうかもな…ちょっと気になったんで確認ついでに来て見ただけだ…昼を中庭で食う奴もいるってことだな」
だが…彰が見た人影、その格好は生徒のものとは思いがたいものだった…
(制服がかけらも除いてなかったもんな…)
そう思ったが、口にはしない彰であった
そして、残りの授業は北川曰く寝ていて問題無い授業ばかりだったので、寝過ごす彰であった
「初日からいい度胸してるよ…こいつ」
あきれとも他の何かとも取れるように呟く北川である
そして、放課後
「そういや、これからお前らはどうするんだ?」
彰から問う
「私は部活だよ~」
と名雪
「俺はこのまま帰るが」
コレは祐一
「ま、俺もだな」
と、北川
「私は少し残るわ…」
と香里
「そうか…じゃあ、俺は…」
少し考えた後
「帰るわ、じゃあ、また明日な」
しかし、帰るといいつつ、彰の向かう先は家ではない
「…さて…」
彼が向かったのは学園のそばにある川だった
「ここら辺なら…大丈夫かな」
そう言うと、カバンから二本の棒を取り出す
「…」
特殊警防と同じ理屈で、日本の小太刀が出来る
「すぅぅぅ」
一度深く息を吸う
「…」
ソレを止めると…
「せっ!」
一気に踏み込み、小太刀二刀を振るう
コレは彰の日課の一つ、この前は居候していた高町家に立派な道場があったため、そこを使用させてもらっていたが、今住んでいるのは一軒家の上、庭先はさほど大きくない、そのために大きな動作を必要とする小太刀二刀での戦闘は困難極まりないのである
「ふぅ…こんなものか…」
制服は上は全てぬいで、下だけそのままといういでたちである
「…やっぱ制服だと動きにくい、以上」
そう呟くと、荷物をまとめ、上着を羽織り、帰路につく
家に着くと、さっさと着替え、町に出る
「…で、何故にお前と出くわすんだ?北川」
「俺も一人暮らしだからな、今日の晩飯どうするかとか悩んでるんだよ」
「嘘だな…」
「何で気づいた!?」
「…同属のにおいって奴だ、悩みでもあるなら聞いてやるよ、お前のおかげでめでたく美坂チームに加われたんだからな」
「ったく、転校初日の奴に慰められるとは思わなかった」
「まあ、ソレはいいとして…少しばかり案内頼む、方向音痴でもないんだが、流石に初めてでこの町を歩いていると迷いそうだ」
そう言うと、北川の案内で町を歩く…
うん、こいつに頼んだのは正解だった…おそらく美坂チーム内で一番俺にあった場所を案内してくれたから
「まあ、こんなところだ、他に知っておきたいところとかはあるか?」
「いや…何もない、完璧だよ」
「そっか、じゃあ、どうするんだ?」
「ん~…とりあえず、あそこで駄弁らんか?」
そういい指差すのは全国チェーンのファーストフード
「ああ、お前のおごりでならいいぜ」
「まあ、いいだろう、案内させた報酬とでも思え」
そして、軽く雑談を済ませると、二人は分かれた
「…まあ、何を悩んでるかは俺に関係することじゃないし…な」
そう言うと、彰は今日の夕飯の材料だけ調達し、家に戻っていった
「あいつ…カンがいいところあるよな…やっぱ、わかるもんなのか?」
そう呟き、彰を見送る北川であった
「…見てたな、あいつ」
そして、ソレに気づいている彰である
翌日、学校
「おはよう、潤、香里」
「あら?昨日はどっちも苗字で呼んでなかった?」
「ああ、俺は基本的に相手のこと名前で呼ぶから」
そう言うと、カバンの中身を整理する
「?なんだ?その二本の棒は」
「…目ざといねえ…お前も」
「それに…そっちのは私服?何でそんなもの…」
「ああ…このあと少しからだ動かそうと思ってな、制服はやっぱ動きにくい」
そう言うと、例の仕込み木刀を見せる
「あまり長物を持ち歩くのもよくないしな…ギミックのせいで異常に脆いが」
木刀で中が空洞と言うのは致命的だ、軽い衝撃で砕けてしまう
「それで?お前は剣道部に入ったりはしないんだな」
「興味ないね、俺のは剣術であって剣道じゃない、本質的に別物だ」
そういう彰、その二つの違いがよく解らない香里は頭に?が浮かんでいたが
「まあ、お前の思うとおりにやればいいか」
と言う北川、彼は多少ではあるがそういうことを知っている
「…ま、そうだよな」
そういいつつ、彰は昨日知り合いがもたらした情報を反復していた
(北川潤、高校に入るまで情報屋、そして何より最上位の追跡者であった存在…か…引退した理由は不明、現在通っている高校がここと言うだけだな…)
追跡者…チェイサーと呼ばれる職業、その仕事は端的にいえば情報屋であるが、その本質は戦闘も行う、スパイにも近い存在である…もっと正確に言うならば、情報を手にするためにいかな行動も辞さないものたち、コレが追跡者である
「?どうかしたのか?人の顔じっと見つめて」
「いや、そういうお前はどうなんだ、と思ってな」
「俺は帰宅部で十分だ、特に運動が得意というわけでもないしな」
(…かつては一流の追跡者だったものが何を言うかね…隠し事はコレか)
思っても口にしないのは、彰も同じような経緯を持つからだが
「しかし、祐一と名雪遅いな…もうすぐ石橋来るぞ?」
石橋と言うのは彼らの担任の名前である
「ああ…あの二人はいつもこんなものよ」
「そうかい、じゃあ、寝とく」
結局、二人がぎりぎりに駆けつけてきたために、速攻で起こされたのだが
途中
「…すみません、先生」
「どうした?七夜」
「いえ、少し頭痛がするので、保健室行ってきてもよろしいでしょうか?」
「ふむ…まあ、いいだろう」
「ありがとうございます」
そして、中庭へ
「何をしているんだい?」
そこにいた、ショートヘアーの少女に声をかける彰
「あの?あなたは?」
「七夜彰だ、一応ここの生徒…で、君は?」
「あ、私は美坂栞って言います」
「栞か、でなんでこんなところに…美坂?」
「はい」
「もしかとは思うが、君は美坂香里の身内か?」
「お姉ちゃんを知ってるんですか?」
「…ああ、一応な」
(…あいつに妹がいたというのは初耳だが…何か事情でもあるのか?)
「?どうかしたんですか?」
「いや、なんでもない…で、この時間に何か用か?俺の位置は校舎から死角だが、そっちはそうでもないだろう…誰かが来る前に行ったほうがいいと思うがね?俺も頭痛で保健室に行ったと言うことになってるから、実際に後で向かわないといけない」
「解りました…ソレでは失礼しますね」
「…用事を聞いていないんだが?」
「たいしたことではありませんし」
そう言うと、敷地を出て行く栞
「…さて、俺も保健室行くか」
何とか、仮病とはいえ頭痛として保健室にいたということになり、少し休憩した後、教室に…何とか授業終了には間に合った
「大丈夫か?七夜」
「ええ、少し休憩を取ったら治まりましたので…」
「そうか、今日の内容は後で誰かに聞いておくように」
「解りました」
飄々と嘘を言ってのける彰
席に着く、そのまま机に伏せる
昼休み
「お前、頭痛っていうの、うそだろ?」
「…まあ、事実ではあるぞ、まあ保健室行くほどではなかったが」
「…ソレだけの頭痛で授業サボったの?」
そういうことになる
「まあ、いいじゃねえか…どうせ受ける気ねえんだし」
そう言うと、昼食の乗っていたトレイを持ち上げる
「早いな」
「いつもどおりだ」
そう言うと、トレイを片付けると、今度は屋上に向かった
「…おや?」
踊り場に人がいる…リボンの色からすると上級生だが
「あらら~?」
「…」
「失敬、通らせてもらうよ」
その二人はある程度、無視して屋上に出る
「…鍵がかかってない?」
最も、ソレはそれでありがたいのだろうが
「さて…」
今回は使える空き缶もないので、予鈴がなるまで昼寝したいだけである
「…」
冬なので寒いはずだが、ソレは気合で克服するのだろう
「…」
ソレを見つめる、先ほど踊り場で食事をしていたうちの一人
「…何か用ですか?先輩」
起き上がり、正面から見つめる彰
長髪を後ろでリボンでまとめている、これまた美人に入る少女…だが、その目は警戒の色が濃い
「…あなたは…何者?」
「何者とはひどいなあ…」
「あなたも力を持っている?」
「…同属か、俺の能力は炎だけどな…って、まあ、そんなのはどうでもいい」
気づけば簡単だった、彰の前に立つ上級生は、彰と同質の能力を持っていた
「…まあ、とにかく、俺はこの力は使う気ないですから、ほっといていただけるとありがたいですね」
「…そう…」
「あ…一つ聞かせていただきたい」
「?」
「あなたの名前は?」
「…川澄舞…」
「…七夜彰だ、よろしく、舞」
「…」
その場を去る舞
「…最初っから名前ってのは上級生相手に図々しすぎたか?」
だが、彰の性である以上、どうしようもない
「さて…予鈴もなっちまったし…流石にサボるのはまずいか…」
何とか遅刻はせずに教室に入る彰であった
(…こうして見るとこの学園も、結構おかしな連中が集まっていることに気づくな…)
そう思う彰、まず最初に見るのは北川
(…こいつは俺のような異能は持ち合わせてはいない、だが、超一流の追跡者だったことは事実だ…)
そして、次に目を向けたのが、祐一
(…こいつには自覚がない、だが、こいつは俺と同質の能力者だ…本当に特殊な力などないが…想いの力を具現化する力…本当に強い願いでなければ成立しない、奇跡の力…か)
「どうした?彰」
「いや…なんでもない」
次に目を向けたのは、香里
(…彼女も気づいていない力がある…彼女の力は俺たちのような異能じゃない…強いて言うなら指揮官技能…コレだけのメンバーが自然と従う、そういうカリスマ…)
次に名雪
(美坂チームでは唯一に近い何も持たない存在、だが…彼女の母親が…“あの”水瀬秋子だったとはな…)
水瀬秋子…彰の存在する業界にその名を知らぬものはいない、伝説の存在…
その経歴その他の一切は抹消されており、彰ですら名を知るだけの存在…
(…水瀬秋子…興味は募るばかりだが…ソレよりも…舞…)
頭によぎる少女
(…あいつの力は…普通じゃない…確かに強力な願望実現能力を持っている…だけど)
「七夜、ここを答えてみろ」
「はい…」
教師の言葉に思考を打ち切る彰、簡単な英文を訳し終えると、席に着く
(…だけど、あいつの力は…何かがおかしい…何かがかけている…)
ソレについて、彰は知るよしもなかった
(…まあ、今はこのかったるい授業が終わった後のことを考えるとしよう)
それ以降は他愛のないことを考えていたのだが…
昨日のように分かれた後、今日違うことは、部活が休みだと言う名雪と祐一に引きずられ、水瀬家に彰と北川が向かったと言うことだろう…
そのどちらも…興味があるのは水瀬秋子その人だろう…
((あの伝説の女性、水瀬秋子…結婚を機に引退してから一切その情報は削除されている…コレで興味がわかないほうがおかしい…))
そう思い互いを見ると、まったく同じことを考えている目であったことに揃って苦笑する
やはり、一線から身を引いたとはいえ、この二人は完全に一般人になりきれていないのだろう
「お前もか…やはり興味には勝てないな…」
「お互い、一戦を引いた身とはいえ…隠し合いは無理な段階だな」
「違いない」
そんな会話には気づいていない前を歩く二人
そのまま、水瀬家の前にたどり着く
「ただいま~」
「今帰りました」
「「おじゃましま~す!」」
「お帰りなさい…それと、いらっしゃい、彰君、潤君」
その笑顔からはその真意を窺うことは出来ない、だが
「俺たちの名前…」
「だって、二人がお友達を連れてくるというから…」
「ああ、納得です」
この二人が何も言わずにこの二人を呼ぶとは思えない、そういう意味での納得
名を知っていた理由はこの際どうでもいいことだ、そういう意味も含め、うなずく彰と潤
「さて…そういや、ここまで聞かなかったが、何で俺たちを呼んだんだ?祐一、名雪」
水瀬秋子という存在に対する興味が先走った結果、誘いに乗ってしまったこの二人…当然、どうしたものか頭を抱えている…なぜなら、こないかと言う誘いにあの水瀬秋子という存在がそこにいるという可能性だけでついてきてしまったのだから
「そういや、言ってなかったか?」
「ああ、聞いていないな」
「…俺も聞き忘れてた」
間の抜けたことを言う彰と潤
「まあ、いい…とりあえず、少し話がしたくなった、それだけだよ」
「なんだそりゃ…その程度なら何も家まで連れていかなくてもいいだろうに」
あきれたように彰が言う
「まあ、いいじゃないか」
しかし、なんだかんだ言いつつも…話は弾んでいた
ソレには的確なタイミングで差し入れを持ってくる秋子さんのおかげもあるのだが…
そして、日も暮れ始め…
「さて…それじゃ、そろそろお暇させていただくとしようぜ、これ以上いては俺たちが夕飯の用意をする時間もなくなっちまう」
「ああ…そうだな」
名残惜しそうな潤…ここはかつて追跡者をやっていた身としてはもったいないのだろう…
水瀬秋子という存在を見逃してしまうことが…
「あら、ソレでしたらすでにこちらで用意してしまったのですけど…」
(秋子さん…ナイス過ぎます、狙ってるでしょう、貴方!)
とそう思いつつ、口には出来ない彰…やはり、彰も興味はあるのだ…
「…せっかく準備していただいたのを無下には出来ませんしね…ご馳走になります、秋子さん」
「俺も、そうさせてもらいます!」
食事中、会話は基本的に秋子さんについて集中していた
「そういえば、秋子さんのご職業は?」
「ソレは、今の職業かしら?」
「ええ…」
((…やはり、感づいている!この人!))
「秘密と言うことにして置きましょうか…」
「…解りました」
最も、会話の八割は今のような形で終わってしまった
しかし、食事の時間も終了し
「それでは…これ以上は流石に長居出来ませんし、そろそろお暇させていただきます、ごちそうさまでした」
そう言うと、玄関に向かう彰
「いえいえ、またいつでもお越しくださいね」
「ええ…そうさせていただきます」
そして
「!」
「?どうした?彰」
「いや…どうも学校に忘れもんしたらしい…水瀬秋子に気を取られて気づかなかった」
「…そうか、で?」
「今から取りに行ってくる、じゃな!」
そういいつつ…懐に手を伸ばす
「…やれやれ、あいつも戦闘家か…みえみえだよ…何があるかは知らんが、まあ頑張れよ」
そう呟き、帰路に着く潤であった
「やはり…この感じは…」
学校についてすぐに感じたのは異なる力…
その発生源に向かい走る
「!」
能力者故に見ることの出来る、ソレ
「…異形…能力の暴走体か?」
そういいつつも
「しっ!」
袖から飛針を取り出し、異形の目に向けて放る
「!」
彰の能力である炎の力をまとったそれは、本来なら当たるはずのないその異形に突き刺さる
「…音すら響かんからな…貴様の存在は」
そういうと、仕込み小太刀を取り出す
「ぜえああああ!」
だが、それは
「!」
バキィ!という音ともに、砕け散った
「ちっ!」
異形の爪を交わす彰、だが、その爪あとは校舎に残る
「…せっ!」
ならば、と炎だけを圧縮し、飛ばす
ソレの直撃を受け燃え上がる異形…そこに
「はああっ!」
一人の少女が剣をもって切りかかる
直後に
「…消えたか…」
「…」
こくっ、とだけうなずく、舞
「…あの様子ならしばらくは大丈夫かな…」
ふたたび、こくっ、とだけうなずく舞
「…そうか…」
「何故、あなたはここに?」
初めてちゃんとした言葉で疑問を投げかける舞
「…あれの存在を感じたから…じゃあ、回答としては不足するかい?」
「…する…」
「そうか、だったら、危険性を感じたから打ち倒しに来た、それだけだ」
そういうと、木刀の破片を一瞬で焼き尽くす彰
「…ちっ、やはりギミックではもろすぎるか…実際に殴りかかれば付加に耐え切れずへし折れる…」
その灰は、風に流され外へと流れていった
「…じゃあ、俺はコレで…舞も早く帰るんだぞ」
「…そうする」
その後、彰は自室からあるものを取り出した
「仕込み小太刀…」
その刃は真剣である
すでに彰はこれを持って人を殺めたこともある…
彰は小太刀二刀御神流と言う剣術と、七夜流暗殺術という二つの流派を学んでいる
故に、御神流の守る剣としての護衛、そして…
七夜としての暗殺…この小太刀はその暗殺者としての仕事に用いたものである
「…そろそろ…けじめをつけるときだよな…」
そういうと、彰はその小太刀を…
折った
「俺は…剣を捨てることはできない…だが、これ以上闇に墜ちるのもごめんなんだよ」
その残骸を、自宅の地下へと持っていく
「…ったく…俺の趣味とはいえ…地下の工房か…」
その鋼を一度溶かし、棒にすると、さらに熱し打ち付ける…
そうして生まれた、小太刀二刀
「…無双…俺の新しい…相棒」
試しに、巻き藁を切ってみる彰
「…せっ!」
斬ってからしばらくたって、両断される
「…いい出来だ…」
鞘に納める…仕込みのものとは違い、ちゃんとした、小太刀の鞘へと
「…そういや、この鞘に納まってた刀も、俺がへし折ったんだよな…」
護衛業から暗殺業に転職したときにへし折った刀、その銘もまた「無双」
「…さて…コレから忙しくなりそうだな…」
そうして、彰は黒い道からの完全な離脱を選んだ
そして、最後に刀の清めを行う
「…」
まずは、日本酒を彰が飲み、ソレを霧状に吹き出し、刀にかけると、刀身にその酒を一気にかける
こうして、刀の清めが終わると、その刀を再度鞘に納める…彰なりのこだわりである
「…ふぅ…寝るか…」
わずかに残った酒をコップに注ぎ、飲み干すとそのまま部屋に戻り寝てしまう
翌朝
「ふっ!」
無双の慣らしのために素振り、巻き藁斬りを行い…
「…」
目を閉じる…彰独自の修行法、空想実戦(命名は彰の知り合い)
コレは高い集中力を持って自身の目の前に仮想の敵を作り、ソレと実戦を行うというもの
少しでも集中力が乱れればその相手の存在が霧散するため、コレを行うためには尋常ならざる集中力が必要であるのは言うまでもない
「…せええぇええっ!」
仮想敵が明確に見えるようになった直後、地を蹴る彰…
それから十数分
「はあっ…終わりか」
敵が見えなくなったところで、修行は終わる
軽くシャワーで汗を流すと、朝食兼昼食を準備する
「…たまには弁当にしないと…懐が持たんな…」
そう言うと、エプロンを着用し、フライパンを手に取る
「ちゃっちゃとやっちまうかね…」
さて、余談になるがフライパンと言うのは実は一人暮らしでクラスぶんには大きめのフライパンが一つあれば暮らしていける
と言うのも、フライパンと言うのは多種多様な料理を作ることの出来るものだからだ
炒め物は言うに及ばず、ある程度までならば中華や洋食にも汎用が効くうえ、それほど凝ったものを作らないで済ませるならばフライパン一つでたいていの料理は作れてしまう
彰の場合、大きめのフライパン一つと中華なべだけで生きていけるなどといっているほどである
さて、こんなことを言っている間にほうれん草とベーコンの炒め物に焼肉用のたれで炒めた肉野菜炒めを弁当箱に詰め込み、後は銀シャリで済ませる
「…梅干ぐらい入れとくか…」
そうして、完成した弁当をカバンに放り込むと学校へと向かう彰
「よう、潤」
「よう、彰」
しばらく、お互いの過去のことについて話し合う
「ふっ、まさか、最前線より引いた後に同じような境遇のものが通う高校に入るとは思わなかった…」
「なるほどな、関東じゃお前を知るものは結構多いから、こっちに来たのか」
「ああ…一応、完全に暗殺業からは引退することにしたしな…」
「そうか…黒衣の死神、完全引退…っと、後で俺の情報網回して公表しておくか」
「頼む、私怨怨恨はごめんこうむりたいんでな」
「はいはい…で?黒き狼は引退しないのか?」
先ほどから出ている二つ名…
黒衣の死神=暗殺者としての彰の二つ名
黒き狼=護衛としての彰の二つ名である
「あ~…そっちは復業の可能性あり」
「ふむ…じゃあ、そのように」
そんな物騒な会話はここで打ち止めとなった、美坂香里が教室に入ってきたからだ
「おはよう、二人して何の話?」
「いや、単に昨日水瀬家に言ったときの話をしていただけだよ」
「そういえば…あなたたち、ジャムを出されなかった?」
「いや…馳走になったのは夕飯だけだったしな…夕飯にジャムってのはおかしいだろう」
「そうね…」
安堵したような、微妙に困惑が混ざったような複雑な表情を浮かべる香里
「?」
「いえ、なんでもないわ」
「…そうか」
ふと背筋に寒いものを感じ、沈黙する彰と潤…
その後、相変わらず遅刻寸前の祐一、名雪が席につくのを確認すると、彰たちも着席する
石橋により、出席確認の後
「あ~…そういや、今日俺、昼は弁当だ」
「そうか…じゃあ、学食組は彰を抜いた美坂チームでいいのか?」
「そうみたいだな…どうした?珍しい」
「いや…学食ばかりに頼ってると財布が持たん…」
実質、彰の口座にはまだ相当額の金があるのだが…そこはあえて言わないお約束である
「というわけで、昼は適当校内ぶらついてよさ気な場所で食うとするよ」
そういうと、早速寝る体制に移る彰であった
そして、昼休み
「…やあ、またあったね」
「彰さん…でしたね」
「ところで、栞?何で私服で学校にいるんだ?」
「えぇと…今日は病気で学校をお休みしたんです」
「…仮病か」
「えぅ~!違います~!」
「…冗談だ…しかし、休むほどの病気だったにしては元気だな…」
(空元気も元気の内と言うが…)
「どうかしたんですか?私の顔じっと見て」
「いや…顔色もいい…本当に病気で学校休む奴の顔じゃないと思っただけだ」
結局、裏庭の一角で、栞と話をしながら弁当を食べることにした彰であった
「しかし…依頼されたから買ってきたが…本当にソレでいいのか?」
彰が言いつつ指差したのは、バニラアイスのカップ
「はい、大丈夫ですよ?」
「…そうか」
(まあ…そういう奴もいるよな…しかし、昨日それとなく香里に聞けば妹などいないといった…深く追求はしなかったが…やはりこの姉妹、何かあるな)
「どうしたんですか?お箸が動いてませんけど」
「あ、いや、少し考え事があっただけだよ」
そう言うと、弁当をかき込む彰
「…しまった…アイス買いに行くついでに飲み物かっておくべきだったな…」
(今から買いに行くのもなんだし…食い終わったら自販機でなんか適当に飲めばいいか)
しばらく、栞との会話を楽しんだ彰であった
「さて…それじゃ、一応病気なんだから、家に帰って寝るように」
「は~い!」
「返事だけにしないようにな」
そう言うと、教室に向かう彰だった
そして、放課後…
「…あ…」
後ろから声がかかる
「?ああ…舞か」
彰は一人で屋上に向かうところだった
ここの屋上が素振りにいいということは昨日の昼寝の際に認識している
「こんにちわ、舞…それと…ええと…」
「あはは~そういえばお互いに名前も知りませんでしたね~倉田佐祐理です」
「そうですね…七夜彰です、よろしく」
少しの間雑談した後
「屋上は…もう少しで鍵がかかるから、やめといたほうがいい…」
「あ~…そうなのか、情報ありがとな…」
そう言うと、最初に素振りをしていた川原へと向かう
今回はランニングにジーンズと言う動きやすさ重視の格好である
ちなみに着替えは近くのホームセンターのトイレを使用した
「せええええっ!」
そして、初日と一番違うのは手にしている得物…仕込み小太刀ではなく、小太刀二刀サイズの木刀
それからしばらく、素振りを行うと、家に帰る
「その前に…食材調達していくか…」
そして、商店街
しばらくぶらついていると
「!?」
いきなり前方から走ってくる存在が二人
「祐一!?」
「どけ!彰!」
「どいて~!」
しかし、いかに彰の反応速度といえども、この間合いで回避は不可能だった
「ぐはっ!」
結果、まともに体当たりを喰らい…しかもそのまま祐一の手をつないで走る少女に掴まれ走る破目になる
「ちょっ!ちょっと待て!」
「待てないよ~!」
「…諦めろ、彰」
(…しかし、こいつ、本当に女か?俺と祐一引っ張れるなんて…)
そう思いつつ、仕方ないので着いて行くことにした彰であった
結果
「…食い逃げねえ…」
想いっきり冷ややかな目で、その少女…月宮あゆを睨みつける彰
「うぐぅ…そんな目で見ないで~」
「…悪いが、俺は行かせてもらうぞ」
「まあ、待て…今回のことの詫びもあるし…少しうちによって行け…」
「いや…流石に二日連続でお邪魔するのも…」
「了承」
「!?」
ばっ!と振り向く彰、いつの間に立っていたのか、そこには秋子さんがいた
「かまいませんよ?私は…ソレこそ毎日お越しいただいてもかまいませんし」
「いえ…その…」
それから数十分後、荷物持ちになることで夕飯をご馳走になるという妥協案を提案してしまった彰であった
秋子さんに半ば引きずられる形であったため、あゆも一緒にいる
「…ごちそうさまでした…」
ほとんど味もわからないままに食事を終えてしまった彰である…というのも
水瀬家の空気に始終押されっ放しだったからだろう…
「さて…それじゃあ、遅くなってきたし、自分はコレで」
「あ、ボクもそうします」
「あらあら、そんなことは言わないで、泊まっていけばいいじゃないですか…」
「え!?」
大きな反応を返したのは彰だけ、あゆも小さく否定するかのような単語は口にしたが、本心から拒否する気はないようである
有無を言わさぬ微笑に…彰も折れた
「解りました、一泊だけ、お世話になります」
そして…夜と朝の鍛錬をすっぽかすことが決定した彰だが、ただそれだけではつまらないので
「…」
あてがわれた部屋の布団の上で、彰は精神統一を行っていた
ここで彰が行っているのは気配探知、ここ最近やっていないために腕が鈍り始めていると思ったからだ
数分、ソレを行うと眠りにつく
翌朝
ジリリリリリリリ!
「うぃお!?」
さほど朝が早くない彰であるが、流石に寝坊したかと思いつつ目をこすったところに轟音
「これって…一般的な目覚ましの音だよな…」
その音源に向かうと
「名雪の部屋か…流石に女子の部屋に入るわけには…」
などと思っているところに
「おい!名雪!起きろ!」
ずかずかと入っていく男が一人
「祐一…」
なんとなく彰も入る
二人で鼓膜が破れそうなほどの共鳴を起こす目覚ましを止めるが、それでも名雪は起きなかった
「…起きろおお!」
と、耳元で祐一が叫ぶが、それでも起きない
「…名雪の寝起きが悪いと言うのは聞いていたが…これほどとは」
それから数分、彰が手当たり次第に試した寝起きの悪い奴を起こす術で何とか目を覚ます名雪
「…頼む、これからも名雪を起こしてくれ」
「断る!鼓膜が破れそうな生活はごめんだ!」
「う~…酷いお~二人とも~」
そして、朝食の席…
「あ…そうでした、彰君、よければ、このジャムを試していただけませんか?」
(コレが件のジャムか…うん、色からして普通にありえないね…)
三つあるうちの一つは虹色で、もう一つは…
(独創的というか…アバンギャルドと言うか…熱帯魚にこんなのいたな…)
最後の一つはレモン色で、唯一まともに見えるのだが…
(こういうのがこの場合は危険なことも多いんだよなあ…)
だが、ここでひいては男が廃る!とばかりにとりあえず、虹色から試すチャレンジャー
「ふむ…」
一口食しての感想がコレ
次のジャムを試す
「…うん」
コレだけである、そして最後
「…ごちそうさまでした」
とりあえず、完食はする彰であった
「はい、それで、どうでしたか?」
「そうですね…独創的でした」
にっこり笑う
「自分は嫌いではないですね」
(絶対に好きにはなれないが!)
「そうですか…」
「「…」」
唖然としている祐一、名雪の両名に対し?マークを浮かべる彰であった
彰自信は冷や汗もかかず、いたって平穏だからであろう
そして、登校中
「今日ほどお前がすごい人間だと思ったことはないぞ…」
「俺の体にはあらゆる毒に対する体性があってな、あの謎ジャムも俺にとっては独創的過ぎるだけのただのジャムだ…一般人には確実に猛毒だろうが…某桃の香りのする猛毒ですら耐え切れる俺の体なら何の問題もない」
ちなみに、青酸カリのことである
「まあ、そういうわけだ…まあ、耐性のない存在だけにあまり食いたいなどとは思えんがね?」
「安心しろ、多分あの人のことだ、お前がうちに来るたびに出そうとするだろう」
「…朝食のトースターだけにしていただけるよう懇願しないとまずいか…」
「俺たちからも進言しておく」
ちなみに、一切会話に関わってこない名雪だが…理由は単純である
「くー」
寝ながら歩くという神業が発動しているからである、時間に余裕があるからこそ許される登校風景でもあるが…彰がいなければこの時間は猛ダッシュだっただろう
「本当にお前には感謝しないとな…」
「まあ、そんな感謝はいらん…というわけで、俺は先に行かせてもらう、名雪を見とけよ~」
そう言うと、なぜか走り出す彰
「素振りも出来なかったからな…コレぐらいはしないとな」
朝に体を動かせないと不安になる彰の悪いくせ…というより、彰のような業界に身をおいていたものならある程度は共通することだろう、体を動かさないことに慣れない、というのは
「ふぅ…お」
結構本気で走っていたためか、登校時刻はいつもと大差ない…というより、少し早めについてしまった、その結果
「珍しいな、こんなところで会うなんて」
潤と遭遇する彰である
「ああ…どうした?少し走ってきたみたいだが…」
「ああ、ちょっと体を動かしたくなっただけだ」
「素振りはどうした?」
「…昨日は水瀬家に泊まったんだよ、秋子さんのご好意で」
「…なるほど…」
「あら、おはよう、北川君、七夜君」
「ああ…おはよう、香里」
「おはよう、美坂」
「それで?二人して何の内緒話?」
「いや、内緒でもなんでもないから…」
「ああ…こいつが昨日水瀬のうちに泊まったっていうだけの話だよ」
「!泊まったって言うことは…」
「ああ…今日の朝食に出た、件の謎ジャムがな」
「それで…どうなったの?」
ごくっ、とつばを飲む香里
「…ああ、俺には独創的に過ぎるだけのジャムだった…一般人には毒にも近いものかもしれんが…」
ちなみに、彰があらゆる毒物にたいし耐性を持っているのは、七夜の里に過ごしていた間に毒に耐える体作りをされているためである
「…すごいわね、あなた」
「感心されても微妙だ…」
肩をすくめる、そこに
「珍しく今日はゆっくりこれたな…」
「う~…祐一、酷いよ」
「もうそんな時間!?急がないと!」
「あ、ちょっと待てって!美坂!」
「やれやれ…ま、いいか!」
走り出す祐一と名雪を除いた美坂チーム…後に残るのは
「…う~…皆酷いよ~」
と、文句を言う名雪と
「…」
何もいわずただ肩をすくめる祐一だけであった
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コメント

面白かったです。

堪能させてもらいました。
どうやら栞か舞ルートの方向のようですが、これからの展開に期待しています。

ん~…やっぱ、クォーには解っちまったか…
このまま行くと栞と付き合うか、結局誰とも付き合わないか…の可能性が濃いな…
舞の可能性も消えてはいないんだけど…どうにも北×香の構図を作ろうとすると…栞と付き合うのが一番すわりがいいんだよな…(と言うか書きやすい)
そこらへんなやみつつ、最近決まった原作との大きな違い
1、栞の登校再会が原作よりかなり早い
2、美坂姉妹が舞踏会に参加する
3、舞踏会で魔物が暴れまわらない(気づいた彰が暴走するよりも早く対処したため)
とまあ、今はここら辺の話を書いてます…もう少し原作に対する違いがでてくると思うけど、いまんところ決定してる中で大きい違いはコレだけかな?

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