第12章

とうとう、最後が見えてまいりました
後は戦闘二話とアフターを残すのみ!

さて、ここで正式な設定

八神大蛇
作中でも言われている通り、ヤマタノオロチの血を受け継ぐ家系の青年、オロチの血が濃く現れているため、人間を半分以上やめてしまった存在
その目的は、ヤマタノオロチを復活させ、ソレの力でこの世界を混沌の世へと変貌させることだとか…
ちなみに、一番最初に登場した時は一人称「私」だったのに、今じゃ「僕」コレは単に最初は気取っていたからです(本当は俺のミス、正しいのは僕)

             第12章/復刻の時

「そうですか…大蛇が」
「ああ…このままでは、被害は拡大するだろう」
平然と言った彰、だが、その言葉の裏に潜む、ここでなにもしなければ、の意味を感じ取り、皆はなにも言えなくなる
「大蛇を倒し、ヤマタノオロチの封印を維持する、それが今の最善策だ」
キッパリと断言した彰
「だろうね…今は、ソレしかない」
同意するツカサ
「細かく数を削りて、続け霊脈が弱る九月まで妖怪を狩り続けるよりは確実だな」
至も賛同
「まあ、それが一番手っ取り早いなら、それでもいいと思うが…」
賛同はしたが、いまいち完全には納得できていないカイン
だが、多数決により、まずは大蛇を倒すことが決定した
「そのためには、奴をあぶりだす必要があるよな…」
「それなら、多分、結構早いうちにもう一度再戦の機会はあるはずだ、奴さん、今は俺にご執心のようだからな」
そう言うと、次なる戦場を指定する、彰
「まず、この五芒星のかけてる部分には、俺と至の神剣使いタッグ、こっちの六芒星はグレン、氷澄、高崎姉妹で、こっちはカインとリース、ツカサ、美流、ともかに任せたい、で、ソレがすみ次第、全員集合してここを叩く」
「…二人だけで大丈夫ですか?」
「支障ない、こちらには追って、蛇麁正の同士が増援に来てくれるという話だ、おそらくは、加々美だろうな」
「天村加々美だったか…確か、史上最年少の女神剣士だったよな」
至と合流して以降、蛇麁正との連携を強化してきた彰たち、ソレもあり、ある程度以上は蛇麁正の所属員の情報は獲得していた
そして、加々美と合流し、神剣士三人で基点の一つを破壊すると、合流場所に指定した場所に向かう
「どうでもいいんだが、加々美、何故こっちに来る?」
「いいじゃん、なんかこっちのほうが楽しそうだし」
「楽しい、楽しくないで殺し合いに参加されちゃ叶わんけどな…」
そう呟き、他の連中との合流を待つ彰
そこに、カインたち、グレンたちの順で到着する
「お互いほとんど無傷か、このまま行くぞ」
確認すべきことはそれだけ、という風にさっさと歩き出す彰
そして
「やあ、待っていたよ…君たちを贄にして召還させてもらうと言ったの、覚えてるかい?」
「…八神大蛇…ちょうどいい…こっちもキサマを探していたところだ」
アメノハバキリを構える彰
「行くぞ…」
こうして、戦いの火蓋は切って落とされた
「うおおおお!」
まずは彰が単騎で仕掛ける
「薙旋!」
踏み込みからの抜刀、さらに続けての四連撃だが、最後の一撃以外はかわされてしまう
「まだ!」
そこに、ともかの術が打ち込まれ、ソレに続けて、ツカサが走る
「なめるなあ!」
だが、ソレは大蛇によって弾かれる、そこに
「なめているのはそちらだ!」
至が下から、カインが上から、さらに郁美が薙刀で横に凪ぐ
「!?」
咄嗟に急所狙いのカインと郁美の攻撃を防ぎ、術で至を弾き飛ばすも、完全に動きが止まる
「はあああっ!」
その隙を逃さず、氷澄が氷で動きを封じに行き、グレンが高密度に圧縮した炎を投げる
「ぐ…があああぁぁぁっ!?」
いかに大蛇でも、この連撃は防ぎきれなかったのか、完全にグレンの炎の直撃を受ける
「まだだ!」
さらに、彰が射抜、加々美が参千世界を続ける
「ぐあああああっ!?」
それでもまだ倒れない大蛇、いや…その姿が再度変貌する
「があああっ!」
腕は四つに増殖し、蛇眼の光はますます禍々しく光り、その体全体を鱗が覆う
「ぎいいぁああああぁっ!?」
人のものではない咆哮を上げる、大蛇
「ヤマタノオロチの血を引くものが、その血に飲まれた結果…とでも言えばいいのか」
思ったことを口にする彰
「ココデ…キサマラを…コロシテヤル!」
言語がおかしくなり、その蛇眼で相手を睨む
「まだ…まだだあああ!」
その眼に睨まれてなお、その場の皆を、そして自らを鼓舞するために叫ぶ彰
「…うおおおお!」
「シャアアアア!」
交差する彰と大蛇、彰の肩が裂け、盛大に血を噴出す、だが、大蛇もまた、その四つある腕のうち、二つを切り落とされる
「ぐっ!」
「キシャアアアアッ!?」
人としての言語のほとんどが封じられ、蛇のように吠えるだけの大蛇
「今…回復します!」
美流の治癒によって、傷がふさがる彰
「すまん…助かった」
再び、右腕を深く引き、大蛇を正面から睨みすえる彰
彰の浄眼、大蛇の蛇眼が正面からにらみ合う
快晴の空の色を移すかのように青い瞳と、奈落の炎を投影するかのような赤の瞳、その二つがしばしにらみ合ったかと思うと
「ぜええええぁああああっ!」
先に走ったのは彰、だが、一番先に攻撃を放ったのは、彰でも大蛇でもなく…
「しとめる!」
いきなりの轟音、そして、水平に横に吹き飛ぶ大蛇…その横には、愛用のショットガンを構えた和人がいる
「ふっ!」
その攻撃を予想し、やや斜めに跳んでいた彰の刺突は、大蛇のその両眼を、技名のごとく射抜き、そのまま、彰のけりでさらに加速しながら今度は後ろに向かい飛んでいく
体制を整えることも叶わないまま、そこに待ち受けていた、至の連撃、さらにカイン、ツカサ、グレンと攻撃が流れるように続く
「があああぁっ!」
そのたびに、体の組織が崩壊し、また作り変えられ、そして壊れる
「終わりだ…永全不動八門一派・御神真刀流小太刀二刀術…奥義の極!」
彰が地を蹴る
「閃!」
今度こそ、完全に決まる
「…ぐっ…」
まだ、それでも息がある大蛇…そして
「仕方ない…最後の手段と行こう…」
そう呟く大蛇
「もう知ってるだろうけど、僕はヤマタノオロチの直系だ、その血には当然、ヤマタノオロチの血が流れている」
「…まさか!?」
「そうさ!…僕の血をその地が認める、そうすれば…ヤマタノオロチの召喚は可能なのさ!」
「させるかああああ!」
彰が走る、だが、その一歩前で
「滅びるがいい!キサマラは全員ここで滅びる!さあ!復刻の時だ!」
そう叫ぶと同時、大蛇の体が弾け…その地点から、“ソレ”が少しずつ、姿を現す
「…」
ソレを、ただ唖然と見つめる、その場の全員、こうして…
ヤマタノオロチは姿を現した
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