間が空いたなあ…

最近戦国ランスばっかやってて更新サボりまくってる俺です

いろいろ放置はいけないよなあ…

というわけで続き、今回は原作がある人たちが三人(どれもとらいあんぐるハートシリーズの登場人物)が出てきます

軽く紹介

城嶋晶

とらいあんぐるハート3のヒロイン、一人称俺、恭也(とらハ3の主人公)いわく、男気のある奴
結構好きなキャラだったり、こういうイベントやろうと思うと一番適任だったので出してみました

西島瑞乃

とらハ3サブキャラ、晶の親友として登場
まともな会話は番外編であるリリカルおもちゃ箱、リリカルなのはが初かな?
この話での合宿は彼女の提案


春原七瀬

初代とらハのヒロインで自縛霊、今回は場所を変えて自縛霊やってます
ちなみに場所はとらハDVDおまけシナリオのナツノカケラに登場する忍(とらハ3ヒロイン)の所有する別荘です

本当はもう一人教師がいるのそっちも説明
鷹城唯子

とらハ初代のヒロイン、一切出番はありませんでしたが、今回教師兼付き添いとして共にこの別荘に来ています

           第六章/休日

「え~…皆さん、本日より、夏休みが始まりますが…」
恒例、好調の長い挨拶が始まった…学生はコレを乗り越えればすぐに夏休みということだ
「夏休みだからといって、破目を外しすぎては…」
あまりに長いせいか、彰はすでに立ったまま寝るという秘儀を発動しているほどである
うつむきながら、時々かくっ、と頭が下がるのも、はたから見ればうなずいてるようにする見えるのが、彰のすごいところであろう…
他にも寝ている生徒はいるが…郁美とカイン、赤星は眠いのを堪えるのにはなれているのだろう…美咲は眠そうだが、彰のような技術は習得していないため、必死に堪えつつ、あくびを漏らしている…リースは彰と同じ秘儀を発動している
「で、あるからして、三年生の皆さんは、受験を控え…」
まだ続くようである…かれこれ開始二十分は経過しただろうか…
「…というように、皆さんは学生の本分を忘れず…」
それからさらに二十分を経て、ようやく校長の話は終わる…そして、夏休みが始まるや否や、彰は荷物をまとめ、海鳴へと旅立った(同門の生き残りがいるため)
「で…俺たちは…どうするんだ?」
彰が修行に出向いたので、今この家は戦闘指揮がいない状況である…
一応、総本山からの増援は3人いるため、彼らが無理に戦闘に参加する必要はないのであるが…
「そうね…」
しばらくは、総本山の退魔師に加わって、妖退治をしていたが
「はい、高崎です…彰!?」
彰から高崎家に電話が入る
『あ~…実はこっちの知り合いが、受験合宿を開くといってるんだが…よければお前らも参加しないか?参加費は俺持ちで』
「いいの?私たちみたいなのが参加しちゃって」
『ああ、赤星も来るらしいからな…よければグレンも誘ってやってくれ』
赤星の親戚も向こうに住んでおり、実は彰と一緒に海鳴に滞在していた
「そうね…じゃあ、そうさせてもらうわ」
「受験合宿だったら、郁美だけか」
『いや、お前ら全員で大丈夫だ…向こうは結構でかい別荘もってる知り合いがいるそうだから…あいにく、同席はしてもらえないんだがな…』
「そう…」
「じゃあ、全員いくか」
それから数日後、その別荘で集合する、彰たち
「よっ!」
いつもの愛刀「無双」を手に、彰が駅まで迎えに来ていた
「向こうがにぎやかなのが好きな人たちでね…案内しよう」
到着
「紹介しよう、こちら、俺が御神流の基礎を学んでる人を師匠と呼ぶ、城嶋晶」
「よろしくな!」
「で、その親友、西島瑞乃」
「よろしく!」
「今回は保護者代行を俺が賜った」
「師匠が来てくれると助かるんだけどなあ…」
「恭也は今回芳賀先生のところだろうが」
芳賀義道、合気道の達人、彰が何度も投げ飛ばされてる剛の人
「まあ、忍がここを貸してくれたってだけで御の字だろうが」
「まあ、そうだな」
「教員係として数人来てくれてるし…大丈夫だろう」
彰はその輪に加わる気はまったくないようだが…
「郁美とリースはしっかり学んでおけ、カインと美咲もな」
「お前はどうすんだよ!」
「ああ…俺はちょっといわくつきのところを見て回っとく」
「いわく?」
「ああ…ここの近くにある洞窟、昔自縛霊がいたらしくてな…その残滓に惹かれた者がいないか調べてくるだけだ」
霊は祓われた後、極まれに、だが、他の霊を呼び寄せることもある、それが再び自縛霊となったりしていないかを調べるのが今回の目的の一つでもある
「一応、怨霊退散の札持ってきてるから大丈夫」
そう言うと、海沿いにある洞窟に入る
「光符!」
一枚の符が燃え上がり、道を照らす
「…風はさほど強くないが…足元は滑りやすいな…ソレにところどころ穴が開いてる…」
霊がいなくても入るのは禁止したほうが無難か
「…一種、タタリが発生しやすい場には…元々なってるのか…」
しばらく歩くと
「?ここだけ妙に浄化…そうか、前回ここの自縛霊を祓った退魔師の仕事かな?」
いくらかその痕跡が残っている…色あせたお札などの、浄化儀式の痕跡
「…だが、幾つか欠けている部分があるな…最初気づかなかったのはソレか」
このエリアだけしか浄化されていない
「まだ未熟な退魔師がやったかな?経験が浅いか、コレが初仕事か…そこら辺か」
そう呟くと、再度、周囲に気を張る
「!この気配…残念してる霊がいるか?」
まだ完全ではないが、霊の気配
「…祓うのも俺の仕事か、祓い師の仕事はこういうものも含まれる」
そう呟き、準備を進める彰
「明日だな…」
そう言うと、別送に戻る
「何かいた?」
「ああ…明日当たり俺が祓っておくよ、一応、塩と皿用意してくれ、札は新しく俺が書いとく」
しかし
「なあ、何で、この別荘にも霊がいる?」
「あ、あたし?」
「ええええ!?」
「お、お化けって、本当にいるんだ…」
「失敬ね…あたしはあんたらの先輩だよ?」
「春原七瀬…か…忍やさくらに聞いたよ」
「そうなんだ…」
「…だが、あいつらの話ではとっくの昔に昇天したと聞いたが」
「あ~…結局ここにいついちゃって…」
「…いいけどさ」
そして、なぜか彰、郁美、美咲、カイン、リース、グレン、晶、瑞乃に七瀬を加えた、三泊四日の合宿が始まった
「あ~…食事に関してはある食材は自由にしていいそうだ、と言うわけで、俺と晶で料理かな?」
「そうっすね、郁美さんや美咲ちゃんの料理も食べてみたいけど」
晶は、料理は得意なのだが、いまいち自分が女だという自覚が薄いというタイプだ
そして、その夜、屋上
「あ~…あの洞窟」
「知ってるのか?」
「あたし、一度あそこで消滅しかけたんだよ」
「!?」
「自縛霊に取り込まれそうになってね…そのときに、神咲那美っていう子に助けられたんだ」
「…那美の手によるものか…しかし、その話だと…すでに十年近く前だな…一部しか浄化できないのもうなずけるか」
儀式は全て行えても、霊力が足りなかったのだろう、一番集まりやすい場所を浄化しただけでも霊が寄ってくる確率は低くなる
「後で、しっかりとしたお祓いしておかないとな」
「そう…でも、彰の霊力って不思議だね」
「?」
「私が寄っててもなにも危険な感じはしないし、むしろ気持ちいいぐらいだもん」
「ふむ…霊を癒す素質でもあるのか?俺は…小太刀二刀御神流に高崎流退魔術の素質だけでも十分過ぎる」
「あはは♪」
だからといって
「抱きつくな、七瀬」
「だって、気持ちいいんだもん」
「…霊に抱き疲れて気持ちよくなどないぞ、俺は」
「あ?そう?」
コレでもかと背中に胸を当てる七瀬
「ぐっ」
「ほれほれ~うりうり~」
「だあああああっ!やめんか!」
振りほどく彰
「冗談通じないんだから…」
「冗談でも、んなことすな!」
「むきになるあたり、彰もまんざらではなかったみたいだな」
普段遊ばれてる分、ここで皮肉を返すカインだった
「カイン…後で砂浜で手合わせでもしないか?」
背後に炎が揺らめく彰
「いや、よしておく」
その炎が一瞬で消える、その後、何事もなかったかのように彰と晶は料理を始める
「しかしまあ」
「本当に」
「「名前同じってややこしいな」」
どちらも読みはあきらだからだ
「ここにいる間は、城嶋さんか不破さんで呼び分ける?」
と、瑞乃が言う
「…とりあえず、瑞乃は晶のことは晶、俺は不破さんで」
「了解♪」
「それ以外は…俺は呼び捨て、晶は城嶋さんかな?」
そういいつつ、煮物のだしの味を調える
「晶、ちと見てくれ」
「了解」
一口
「ん~…もうちょい濃い目でもいいんじゃないですかね?」
「ふむ…」
極微量だけ足す彰、こうして、二人の料理人が初日から手の込んだものを作って、一日目の食事は終わる
「さて…男共は風呂でも入るか」
と、赤星が提案する
「女性陣は後だな」
「風呂上がったら俺はノゾキでも警戒しておくか」
そして
「相変わらず、その上半身はひどいよな…」
かつて、同じように風呂に入ったことがある赤星が言う
「ああ…年々傷が増えるからな、俺の稼業は」
ちなみに、彰ほどではないがカインも上半身にいくらか傷がある
「戦闘稼業はやっぱり、傷跡が勲章だからな…いろいろと生活に不憫するけど」
まず、銭湯や温泉に中々いけない、海では怖がられるなどの問題があるからだ…こういう特定の身内間でならば問題はないのだが
「一部の人間は傷跡があるのは弱いからだという奴もいるけどな…実際は…自らの肉体限界を超えたことによる傷も結構あるんだよな…」
彰は神速の訓練を開始したため、ソレによってからだの一部位に傷がつくことも多い
「さて、俺はそろそろ上がる」
汗を流した彰はさっさと風呂を出る、着替え、部屋に戻ると、白紙の札を出す
「さて…始めるか」
書面は梵字で、怨霊退散と書く彰
「ふん!」
それに霊力をこめる、そして
「コレでいいか…」
もう一枚、今度は
「鎮魂」
とだけ、コレもまた梵字で書く…こちらは同じ札を何枚か用意する
「さて…」
他にも幾つか、そういった儀式のための札をつくり
「明日は昼から出向くか」
午前中はほとんど寝倒す気満々の彰であった
そして、昼になると
「…昼間だというのに…ここまで残念した霊ならばそんな者か」
彰が札を構える
「上!」
霊(もやのような形状)が上から彰を取り込もうとするが
「怨霊退散!急急如律令!」
「ぐおおおお!」
「キサマのあるべき場はこちらの世界ではない…あるべき場へ、帰るがいい!」
そして、霊の気配が完全に消えたのを確認すると、札をいろいろな場に設置し、入り口で祝詞を唱え、儀式を完了する
「ふぅ…さて、向こう戻るか」
そして、この日から少し体を動かすことにした彰だった
「今の俺は…『徹』と、『斬』は使えるんだけどな…」
「アレ?御神流の基礎って『徹』『貫』『斬』の順じゃありませんでしたっけ?」
恭也とその妹であり弟子である美由希の修行を見ている晶が言う
「ああ…本来ならばそうなんだがな…恭也や美沙斗さんに共通して言われた事があってな…それが、『君は基礎はほとんど出来ていないのにその技の制度の高さは異常だ』だそうだよ」
「ああ…師匠ならいいそうですね…」
そうして、彰は架空の敵を想像し、それに対し、御神流の基礎、相手の防御の隙をつき、一撃を入れる『貫』を開始する
しかし、やはりそううまくはいかず、仮想の敵にすら防がれてしまう
「くっ…やはりまだ未熟か…」
なお、先日、恭也と美沙斗の二名から言われた同じ言葉がある
「貫も使えないのに、神速に入り、閃を体現するなど普通は考えられない」
だそうだが…
それだけ彰の才能があったということだが…意図的に神速に入れるようになったのは事実だが、閃はあの時以降もう見えてはいない
そして、相変わらず、彰が一番多く夕飯を食べ
「明日は、海で泳がないか?」
「競泳はかまわんが、波に飲まれたりはするなよ?」
「あまり高い波とか危険だと思ったら僕と彰で蒸発させたりもするけど」
「ソレだと周囲の温度が恐ろしく高くなるので、蒸し焼きになりたくなければ」
「気をつけます!」
「よろしい」
「彰は結局?」
「あ~…海に浮かぶ程度はしようかな…?」
彰は、泳ぎは達者だが、傷跡のせいか、あまり泳ぐことを好まないのだ
「まあ、一応全員水着は持って来いと言ってあったからな」
そして、翌朝
「ふむ…」
女性陣の水着姿を眺める彰
「郁美や美咲も今年は違う水着か…成長してるからな…郁美は細めだからな…ああいうタイプがよく似合う…美咲は…なんか…パレオ着てると子供っぽいな…」
「う~…おにいちゃんの意地悪」
「姫さんはスタイルいいからなあ…何着ても似合いそうだよな」
「あ…ああ、そうだな」
こういう状況は不慣れなのか、しどろもどろの返答になるカイン
「ふむ…軽く悩殺ですか…まあ、露出大目だしな」
彰はというと、元々周りに女性が多いせいか、さほど動揺していない
むしろ、こういう風に女性の肌を見ることすら不慣れなカインの動揺は相当なものである
「いい機会だ、慣れておけ」
そう言うと、自身は羽織っていたパーカーを七瀬に預け(七瀬はこの敷地内なら自由に移動できるらしい)自身も軽く泳ぎ始める
「はふぅ~」
軽くため息が出る
「波も静かで…いいところだな…」
先日の宣言通りに、波間に浮かぶ彰
その真上に、七瀬が来る
「?どうかしたか?」
「ううん、昔私が好きだった人とそっくりなことしてるなあ、と思ってさ」
「ふうん…その昔ってのはどれくらいなんだ?」
「ほら、あたしが最初にここに来たぐらい」
「ふむ…」
岸まで戻り、しばらく砂浜で皆が泳ぐのを並んで眺める二人だった
「…ねえ、こうしてたら恋人同士に見えるかな?」
「…二日程度で恋が芽生えりゃ世話ねえな」
「一目惚れとかあるかもよ?」
「ないな…お互いそんな感情は持ってない」
「面白くないな…」
「面白い面白くないで恋愛やられちゃたまらねえって」
「それもそうか」
二人で笑う
「明日には帰るんだっけ?」
「ああ…明日は朝起きてすぐ帰宅だよ」
「そうなんだ…」
「一緒に、来るか?」
「え?」
「お前、元々ここの自縛霊じゃないんだろ?」
「うん、本当は風芽丘の自縛霊だったんだけど…旧校舎が取り壊されてからはずっとこっち」
「ふむ…どうする?俺なら連れて行ってやれるけど」
「そうだなあ…やっぱりいいや」
「そうか…」
それだけ言うと、再びはしゃいでいる連中の観察に戻る彰
その隣にカインが来る
「ふぅ…こうして泳ぐのも悪くはないな…今まで泳ぐことがあるとすれば移動ぐらいだった」
「ホント、難儀な生き方してるな、お前も」
「お前に言われたくはない」
それから数十分、泳ぎ疲れた女性陣が戻ってきたところで海水浴も終了、別荘に戻る
「さて…」
部屋に戻ると、帰り支度を始める全員、明日早朝にはここを出るのだから当然といえば当然であるが
そして、夕飯は全員で作り、早めの就寝
翌朝になると、七瀬に別れを告げ、別荘から離れるのだった


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