第五章

ハイ、こっから相当ネタ入ります
というか…完全に式神の城のパロ…

彰がいろいろな意味で覚醒します


               第五章/覚醒

「やあ、僕を探してるのかい?彰君?」
「てめえは…鬼童政紀!」
「久しぶり、というべきかな?三年ぶりだね」
鬼童政紀…彰が修行の旅に出てすぐに出会い…完敗した存在…現在存在する鬼でも、最も危険とされる存在
「今は日が高い…ソレにこうも人が多いと邪魔でしょうがない、やりあうならやっぱり夜にしよう、今日は幸い、満月だからね」
そう言うと、彰から離れ、雑踏に消える鬼童
「…上等だ…必ず…キサマは…」
その夜、他の皆もいはするが、彰はこれでもかと気配を放つ鬼の元へと向かう
「鬼童!」
「久しぶり、彰君」
「くっ…くくくく!はーっはっはっはっははっはは!」
「彰!?」
「てめえは…俺がこの手で殺してやる!」
「上等…で?いつもの名乗りは?やめたのかい?」
「貴様をぶっ飛ばすまではと思っていたが…まあいい!貴様に言って復活とする!」
そう言うと
「ここまでだ!この悪党が!」
そう言うとビシィッ!という音がするほどの勢いで指を突きつける彰
「俺の名は不破彰!悪をぶっ飛ばす青年剣士だ!ここでさっさとぶちのめす!」
「…こいつ、キャラ違わないか?」
「…コレが、彰の素よ…三年前帰ってきてから忘れてたけど…」
そういう会話そっちのけで、いざ単騎特攻とばかりに突っ込む彰
「雑魚が多いのはお約束か!」
札を放ち、一掃
「ヒュウ、腕を上げたねえ」
「いつまでも俺をあのころのままで捉えるな」
狼牙を抜き掃うと、構える彰
数合打ち合うが、その実力は鬼童が上か
「くっ!」
「そろそろ終わりかな?よく頑張ったけど、まあまあかな」
(違う…落ち着け…あの人の教えを思い出せ)
思考する彰
「そうだ…俺にはまだ…あれがある!」
(集中しろ…)
目を閉じ、集中力を限界域まで高める…そして
「うおおおお!」
狼牙をもった右の手を深く引くと、左に小太刀を握る
そして…今まで踏み出さなかった一歩を踏み出す
「神速!」
集中力を限界まで高めることで、自らの肉体の限界を解放し、さらに感覚時間を引き延ばす、御神流の奥義
「あの人が得意だった…奥義…今の俺なら!」
彰は抜刀を得意とするが…ここ最近、素振りを全て刺突に変えていた
「御神流…裏!奥義の参!」
走る、鬼童は彰の感覚時間ではとまっているも同然の動きしかしていない
「射抜!」
刺突から派生する斬撃、だが、斬撃はおまけに過ぎず、射抜の本懐は御神流一の射程の長さにある…途中からさらに伸びるその刺突の軌道は見切ることが困難なのだ
「ぐぁぁっ!?」
彰の感覚時間が元に戻ると同時、鬼童の右腕が飛ぶ
「…やはり、急に完成は出来ないか…」
「何をした!?」
「御神流、極意、神速」
そう言うと、彰は狼牙を正眼に構える
「…できるかどうかわからない…だが!」
そういうと、突進してくる鬼童を見据える
「あの人もたどり着けなかった境地…俺に出来るかどうかはわからない…けど!」
神速に入る…そして、さらに精神を集中させる
「見切るんだ!その一閃を!」
彰が地を蹴る…そして
「ここか!」
交差、彰は無傷、ソレに対し、鬼童
「…あらゆる攻撃、防御を無視した一撃か…」
「正確に言うならば、相手のあらゆる防御、攻撃を無視し、相手に必殺の一撃を与えるための軌道…その一瞬に走る閃光、ソレを見切ることが、この御神流、奥義の極『閃』だ!」
消滅する鬼童
「…」
「彰…あの鬼とは因縁でもあったの?」
「…あの修行に出てすぐな…俺はあいつに出会って…完敗して、殺す価値もないと見逃された…」
「ええ!?」
「そして…それからしばらく…俺は修行などそっちのけで…旅をしていた…ただ放浪するだけの、意味のない旅…だけどな…そこで俺はある人に救われた」
「御神…美沙斗さん」
郁美が言う…彰は何度も、彼女が休暇で日本に来るとき、会いに行っていた、そして、それに付き添ったことがあるのだ、高崎姉妹は
「ああ…香港であの人は一目で俺が御神の剣士だと見抜いて…そして、俺がまだ御神の剣士としてほとんど完成してないことを見抜いて…」
「それで、技を教わったのか」
「ああ…俺が知らなかった御神の全てを学び…半年ほどで、俺はあの人の元を離れ、この地に戻った…」
「そして、うちに居候し始めたのね?」
「…そうだ、あの人のおかげで、俺は完成できた…閃を…見ることも出来た…」
そう言うと、だんだんと前のめりに倒れていく彰
「…?」
ソレを支える、もう夏だというのにコートを羽織った灰に近い黒髪を短髪にまとめた細面の男
「今日は俺に任せろ…お前たちはこいつを連れてもどれ」
「…あんたが…総本山からの増援の…北条和人か」
「そうだ…これ以上は言うこともない」
そう言うと、和人はさっさとその場を去る
「じゃあ、カイン、お願いね」
「ああ、そうだな」
カインに担がれ、何とか帰宅する彰だった




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