日常+第一章

あ~…今日からうちには親がいないんですね(明日帰ってきますが)

それで晩飯は自炊(まあ、素麺ゆでただけで他は調達しただけですが)
惣菜はまあ、肉とサラダで、後長ネギ刻んだ奴を買ってきたのですが
みじん切りと書いてあったけど、全然みじん切りになっておらず、かなりでかかったので自分で刻んだ結果、めちゃくちゃ細かく…
1ミリ以下に刻みました

下は先に言った小説第一章
結局書き始めました…できればまだ募集してますので、下記の書き込みを見て投稿してくださるとありがたいです

小説名、怪伝 第一章                  怪伝

            第一章/三人の退魔師

「…ぐ…うぅ」
朝日を浴びて唸っている、黒髪、長髪の青年、彼の名は不破彰…現在、高崎家に下宿している剣術家だ
もう一度、唸る、朝が弱い彼は毎朝こうだ…そして、階下からの騒音
「お兄ちゃん!おっきろー!」
扉を開け放つと同時、そう叫びジャンプする金髪をツインテールにした少女
「ぐえっ!?」
そのまま、彰の上に飛び乗り
「おっきろ~!」
体を左右に回転する
「ぐああああっ!おきる!起きるからどいてくれ!美咲!」
彼女の名は美咲、この高崎家の次女だ
「早く着てね~!」
そう言うと、下に降りる
「…毎度毎度嵐だな…あいつ」
そう呟くと、いつもの制服に着替える
一応、彰はこの近くの高校に通っている学生だ
「さて…」
軽く伸びをすると、階下に下りていく
「おはよう…相変わらず騒がしいわね…」
そういう、黒髪の長髪の女性、郁美
彼女がこの家の長女だが…実は彰同様に高崎家も両親がいない
彰は両親はテロ(御神流の使い手ほとんどが死亡)で、姉妹は仕事で、それぞれ両親が早くに死んでいる
ちなみに、この家に住んでいる三人の年齢は上から順に
不破彰(19歳)
高崎郁美(18歳)
高崎美咲(16歳)である
しかし、本来ならば学年一個上のはずの彰だが、今は郁美の同級生である
最も、理由は留年ではなく、中学卒業直後、修行の旅に出ていたからなのだが…
「そういえば、彰はこの先の進路決まってるの?」
郁美が聞く、高校三年の郁美と彰ならば当然の話題だろう
「…順当に行けば総本山か蛇麁正に所属することになる」
味噌汁をすすりながら答える彰
「…そう…だよね…私もそうなるのかな?」
「いや…お前は…そういう道とは無関係に生きたほうがいいんじゃないか?」
「何で?」
今話題に出た総本山、そして蛇麁正というのはこの日本で最も勢力が大きいとされる二大退魔組織であり、日本の退魔師の八割以上はそのどちらかに所属しているとされている(それ以外は無所属か、数人だけの少数精鋭の退魔組織に所属しているかだ)
「…」
「私だって…そりゃ彰ほど経験は多くないけど…何度も妖怪を倒してるでしょ?」
「妖怪だって本来は人を襲う存在ではない」
「…」
「倒していることは誇りじゃない…誇りになんてならない」
「そう…だけど」
本来、彰は退魔師になるはずなどない存在だったが…この姉妹の両親に退魔師としての素質を見出され、符術を学び、妖刀を受け継ぎ、今にいたる
「まあ、お前はまず大学に受かることを考えろ、今のご時勢、学歴高卒じゃ退魔師でも中々行く先ないぞ」
「ソレは彰にも言えるんじゃない?」
「…俺は実力と実績があるから大丈夫だ…それに、フリーランサーの退魔師だっていまどき珍しくないだろう?」
一年の修行、ソレはこの日本各地で人を襲う妖怪を祓う仕事だった
なお、基本的に妖怪は自然の中に住むものであり、その存在が脅かされない限り人を襲うことはない
「すでに総本山からは声がかかってるぐらいだからな…それに、俺ならば無所属退魔師兼ボディーガードくらいこなせるさ」
事実、卒業の後、総本山に所属しないかという旨が彰には届いている
この家の生活費もそのほとんどが彰の退魔師代行で稼いでいるといっていい
「…まあ、今はこの話題はやめにしよう…つーか、そろそろ急がないと時間ヤバイぞ」
時計を見る、現在8:00…三人が通う高校は朝の出欠確認が8:45分から開始する
美咲のクラスは教師がいい加減で5分前後することもあるが、他二人の教師は時間にうるさいため、五分前には着席していなければならず、この家からはゆっくり歩いて45分、走れば25分ほどかかる距離である
「…俺はまあ、準備に時間などいらんが、お前らはそうでもないだろ?」
そういいつつ、美咲の髪を指す
「リボン、結び目おかしくなってる」
「あ!」
「郁美も、寝癖のこってる」
「ああ!?」
「だらしない…直して来い…」
「「そうするね!」」
味噌汁をすする彰、こういう時間が彰の一番の栄養とでも言うべきだろう
それから数分後、登校路を全力疾走する三人がいた
「急げ!後五分で教室入らんと間に合わんぞ!」
腕時計を見ながら言う彰
予想よりも女性陣の準備に時間がかかったせいでこうなった…ソレを待っている彰も彰だが…
「大体後2~300mか」
最も、二人は全力疾走、彰はジョギング程度だが…
(…これ以上加速したら後ろの二人はついてこれんな…)
現在走っているところは時間帯指定で歩行者専用になっているため、車などの危険はないのだが、一歩先を同速度で走り、危険がないかを判断しているために速度をあわせているのだ
「見えたか…先行くぞ!」
「あ!彰!」
スパートをかける彰、そのまま走る二人
「よっ!不破!」
教室に入るや否や彰に声をかける男…赤星啓吾
「なんか用か?」
「相変わらず…朝から健康だな~?」
「…ほっとけ」
席に突っ伏す、それからすぐ郁美が入ってきて…ソレから数秒で教師が教室に入る
「では、全員席に着け、出席を取るぞ」
ソレが終わると、すぐ教室を出て行く教師
「相変わらず短いよな…あの教師」
「啓吾、出席終わってすぐ俺のところ来るって…お前もしかして友人いない?」
「失敬な奴だな…お前に言われたくはない」
「で、なんのようだ?」
「いや、特に用事はない」
「…」
机に突っ伏す彰
「寝る」
「ああ、おやすみ」
ここでお休みというあたりがこの男のすごいところといえる、だからこそ彰の友人などやれるのだが…
ちなみに、この赤星啓吾、県道部主将であり、全国大会ベスト8進出というすごい男だ
「…」
この調子で、普段授業は八割以上聞いていない彰である、この学校の教師に居眠りを注意するものが少ないのも原因といえるが
「…昼か」
昼休み、体を起こすと一度伸びをし
「啓吾、今日はお前はどうするんだ?」
「ああ、俺は学食、お前も行くか?」
「…そうだな、便乗させてもらおう」
「ほれ」
渡されるのは学食の食券、この赤星という男、食券を数十枚持っている
彰が便乗といったのは、この券があるからといっていい
「郁美、お前はどうするんだ?」
「あ、私も行く」
「はい、じゃあ、高崎も」
「ありがとう、赤星君」
ちなみにこの食券、学校が部活で県大会上位入賞者に渡しているものだ、その上、赤星は先に行ったとおり全国大会に出場し、ベスト8入りしているので、さらに追加でもらえたということだ、これから先増える予定がある赤星は消費に困っているというのもあり、こうして数名を誘って食堂へ行くこともある
「ああ、じゃあ、美咲とも合流するか」
「美咲ちゃんか…じゃあ、1年の教室行くか?」
「いや、階段で合流できるだろう」
「そうか…じゃ、行くか」
実際、学食へ向かう途中の美咲と合流する
「彰、“心”か?」
赤星が聞く、彼は彰と手合わせをすることも多く、彰の技法はある程度以上知っている
「いや…感だ、こういうときはそっちのが当たる」
「なるほど」
各々適当にランチを頼み
「いや、しかし…美咲にFC出来なくてよかったよ…」
「まったくだ、高崎も最初は誘うのが危険だったぐらいだからな」
FC…ファンクラブのことだが…一年時、郁美にはファンクラブがあったのだが…(彰はともに登校するとき、そのファンクラブから幾度となく襲撃を受け、ソレを全て迎撃した経歴がある、半年もすればその経歴ゆえにFCは自然解散していた)
「この姉妹見てくれだけはいいからな…」
「だけですって?」
にっこり笑顔で彰を睨む郁美
「…だから、“だけ”がつくんだよ…そういう怒りの笑顔じゃなくて、優しい笑顔でも見せてくれれば惚れてやってもいいというのに」
「…別に彰に好きになってほしくもないし」
「…あっそ、ごちそうさま」
「相変わらず早いな、彰」
「昼食には時間をかけない主義なんだ」
盆を返し、自販機で飲み物を購入、席に戻る
「そういや、今夜も仕事か?お前は」
「まあ、そうなるだろうな…というわけで、部員、特に女子には夜に出歩かないように伝えておいてくれ」
「解った」
一度、この学校の生徒が妖怪に襲われるという事態が発生したことがある、彰がその妖怪を倒したのだが、そのせいでその女子が所属していた部活(剣道部だが…)では彰の仕事は知られている
「了解…しばらく続きそうか?」
「まあ、夏だからな…」
夏という時期は自然が活性化する季節でもある、木々は緑に輝き、川や海はその流れを歌う…当然、自然の守護存在であるはずの妖怪も活性化するのだが…
活性化した妖怪が人を襲う、コレが一番危険であることに偽りはない
「そうか…いろいろ大変なんだな、お前も」
「まあ、それが人のためだ、俺たちは陰でそういうことをやってればいいんだよ」
昼休みが終わると、彰は再び爆眠に移り、郁美はまじめに授業を受けている、赤星はソレこそ模範的な生徒だ
「ふぅぁぁぁぁ!」
大あくび、そして伸び
「さて…帰るか」
帰りは別々というわけではなく、彰は美咲を待っていた
「あ!お兄ちゃん!」
「帰るぞ、そっちの野郎共!失せな!」
美咲のストーカーに警告する彰
「…やっぱいたのか、FC」
「みたい…」
殺気が膨れ上がる
「おいおい、俺に喧嘩売る気か?俺の妹に手を出したいなら、まず筋を通せ、ストーカー紛いに大事な妹を任せられるかっての」
そういいつつ
「問答無用!男の敵が!死ね!」
とか言いつつ殴りかかってくるやつをさらりと投げ飛ばし
「次、来い、いい機会だ、まとめて妹につく悪い虫を払っておくか」
いっせいにいろいろな得物(刃物は一個もないが、竹刀や木刀は大量にいる)をもって攻撃を開始する美咲FCの連中
「…甘い」
一分後には、全てのFC会員が奪われた竹刀で撃退されていた
「二度と美咲に付きまとうな」
竹刀をほうり捨て、美咲を連れて帰宅する彰
「また、ずいぶん派手にやったけど大丈夫かなあ?」
「問題無い、悪いのは圧倒的にあいつらだ」
教師に訴えるわけにも行かないからな…殴りかかったのは向こうからだ
部屋に戻ると、早速刀の手入れを始める彰
郁美は道場で薙刀を振るい
美咲は自室で御札を書いている
こうして、夜を迎えると
「さて…と」
戦闘装束…といっても、彰だけが退魔装束(神官服に似ているが微妙に細部が違う)になるだけで、他二人は動きやすい私服である
「別に…来なくてもいいぞ?」
「援護ぐらいならできるもん!」
「私だって前線で戦える技術を学んだんだからね?」
「…好きにしろ、ただし、ヤバイと思ったらすぐ逃げろ、俺の指示があった場合もだ」
そう言うと、歩き出す彰、ソレを追う姉妹
「…いたな…」
「ギ?」
「九十九神か…」
九十九神…物が永きに渡る年月を経て変化したもの、ある程度以上の知能を持つ場合もある
「悪いが、速攻で終わらせる!悪鬼退散!急急如律令!」
彰が投げた札が当たると同時、バチッという音がしたかと思うと九十九神は燃え尽きる
「相変わらず…おにいちゃんのお札強いよ…」
「符術の素質もあるらしいが…どっちかというと符術ってのは霊力の量に左右されるからな…男ってのは素質がある奴は強力だが、能力者足りえるものが少ないのも事実だ…」
つまり、男の符術師は数が少ないが、その分腕のいいものが多い
「女性は比較的覚醒しやすいらしいんだけどね…」
郁美は霊力の才はあれど符術の才はなく、美咲は逆だということだ
「まあ、美咲はまだ成長できるだろ?問題は郁美だな…美咲は実質、札にこめてる霊力の質は俺より上だが、郁美のほうは霊力が無駄に余ってるだろ…」
霊力というのは…実は死ぬまでその総量を高めることができる…郁美のほうはその成長分が一気に覚醒したという珍しいタイプのせいで限られた技術でしかその力を使えていない
それから、一時間ほど巡回すると
「…大体こんなものか…」
町内に妖怪の気配がないことを確認し、家に戻る彰
たいてい、妖怪は十数体が狩られると姿を消し、その夜はでてこなくなる
「さて…それじゃ、帰って飯にしようぜ!」
「そうね…」
ちなみに、この日は美咲の料理当番だった
「まあ、腕を上げてきてるな、美咲も」
「ホント!?」
「ああ…まだまだ郁美や俺には及ばんがな」
「う~…お兄ちゃんになら中華と和食以外なら勝ってるもん」
「郁美には全敗だろ」
彰は中華と和食は得意だ(コレは、修行の旅で日本各地と香港に出向いていたことが大きく関係している)
郁美は基本的に全て得意
美咲は現在料理修行中
そして、翌朝もまた、美咲のダイビングローラーで起きる彰と、ソレを聞いて微笑む郁美の構図は変わらなかった…二人がこの家に住むまでは

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コメント

おおぅ! 何時の間に?

最近見れなくて済まねー

夜勤明け何ですぐには無理だが、お前も知ってるアイツを出そう!

彰さんの小説書くスピードには感服です…
オレしばらく小説書いてない(待

次回も楽しみにしてますw

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