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前回の続き

ちょこちょこ書いてはいるこちら
あとはファイナルファンタジーでもちょこちょこ書いては見てるがそちらはそこまで筆が進んでいない
まあ、どっちもゲーム自体は最新作とかまったくプレイしてないので思い入れのあるシリーズを推しまくってる感はある


洞窟を抜け、しばらく進むと街が見えてきた

【彰】
「ひとまずは、あの町で宿を取ろうか」
【レック】
「そうだね」

街に入る、前に外に泊まっている馬車に目が止まった

【彰】
「ん?あの馬車…特につないでるわけでもないのに町の外にいる?」
【レック】
「でも、ずいぶんと大人しいね…御者の姿は見えないけど…」

どちらにせよ門のすぐ傍に泊められているので、少し観察する
馬の方はかなり品がいい風に見える、それに、かなり賢いようだ…だからこそ、特につながずに止めておけるのかも知れないが…

【彰】
「にしても不用心じゃないか?盗まれでもしたらどうするんだ」

特につながれている様子がないってことは、やろうと思えば馬車ごと盗まれる可能性もある、馬車も上等なつくりだし、合わせて売れば相当な額になるだろう

【レック】
「確かに、気になるね」
【ターニア】
「あの…あまり人の馬車をじろじろ見るのって失礼じゃないかな?」
【男の声】
「全くじゃ…わしの可愛い一人娘をじろじろと身よってからに」
【彰】
「!」
【ハッサン】
「魔物か!?」
【彰】
「待て!一人娘?」
【魔物?】
「そうじゃ、そこにいるのはわしの一人娘ミーティア姫じゃ!」
【彰】
「…一つ聞くが、あんた、元は人間か?」
【魔物?】
「そうじゃ!」
【彰】
「…今姫といったな…ってことは…違っていたら失礼、もしかして、あんた、トロデーンの王様?」
【トロデ】
「なぜわしの事を知っておる!?」
【彰】
「…マジっすか…いや、ここ最近活発になってきた魔物によって滅ぼされた城は二つ、一つがトロデーン…もう一つがムーンブルク、で、ムーンブルク国王は死亡しているので、姫を娘と呼ぶわけがない…以上で俺の推測の説明は終了だが」
【トロデ】
「正確にいえば、わしの城が滅ぼされたのは魔物によってではない…ドルマゲスという魔法使いによってなのじゃ…わしと姫はあ奴によって呪いをかけられ、このような姿に…!」
【男の声】
「で、今は呪いを解くのと、ドルマゲスの野郎をぶっ倒すために旅をしてるってわけさ」
【トロデ】
「おお、戻ったか」

そこには三人の男と一人の女性が立っていた

【ククール】
「にしても、この王様と初見で普通に話す奴なんて初めて見たぜ…俺はククール、聖堂騎士だ」
【ヤンガス】
「あっしはヤンガス、こちらのエイト兄貴の子分でさ」
【エイト】
「エイトだ、よろしく」
【ゼシカ】
「あたしはゼシカよ、あんたたちは?」
【彰】
「…彰という、旅の剣士だ」
【レック】
「レックです…こいつは妹のターニア」
【ターニア】
「よ、よろしくお願いします」
【彰】
「で、武闘家のハッサンと占い師のミレーユ、魔法使いのバーバラだ」

一人ひとり一々自己紹介していては時間の無駄だろう

【彰】
「ドルマゲス…聞いた覚えのない名だな」
【レック】
「…ただ、俺たちには無関係じゃないな」
【彰】
「何?」
【レック】
「俺たちの村も、元はトロデーン領だったんだ、城が魔物に滅ぼされ、城下の街もいくつかが襲われた…俺たちの村も、その一つなんだよ」
【トロデ】
「なんと…」
【彰】
「…ふむ…どうだろう、あなた方の旅、俺たちも同行させてはもらえないかな?」
【レック】
「彰?」
【彰】
「そのドルマゲス、とやらがお前たちの村が襲われる元凶にもなった存在なんだろ?なら…お前らの村の敵討ちにもなる、俺たちはいい修行になる、悪い話ではないだろう」
【ククール】
「物好きな奴もいたもんだな…」
【彰】
「もちろん、お前たちの意思次第だが…」
【レック】
「…解った、俺も話を聞いて。そのドルマゲスって奴を許せない」
【ハッサン】
「なら、俺も乗ったぜ!」
【バーバラ】
「私も…ドルマゲス、同郷の奴にそんな名前の奴はいなかったと思うけど、同じ魔法使いとして許しておけないよ!」
【ミレーユ】
「決まりのようですね、そちらの皆様は?」
【トロデ】
「協力してくれる者を拒む理由はないな」

というわけで、ひとまず俺たちは数人が宿に泊まり、もう数名が外で馬車を見守りつつ休む、ということになった
ちなみに俺は外で馬車を守る組に加わる
他には、魔物の姿ゆえに町に入れないトロデ王、エイト、ヤンガス、ハッサンがこちらにいる

【彰】
「しかし…元は姫様なんだよな…馬車馬に使っていいのか?」
【トロデ】
「うむ…わしもそれは考えたのじゃが、ミーティア姫が構わぬというのでな」
【彰】
「そうなのか?」

そういって顔を向けると、頷いて見せるミーティア

【彰】
「ふむ…それなら、なおのこと速く、呪いを解く方法を見つけださねばな…明日あたりミレーユに占ってもらうか、もしかしたら呪いを解く手段だけでも見つかるかもしれない」
【エイト】
「そういえば、彼女は占い師なんだよね」
【彰】
「ああ、なんでも、自分が彼らと同行する、という占いに従って旅に出たらしいからな、今のところは的中率もかなり高いそうだが」
【ハッサン】
「実力も知らないうちから、こいつが活躍するってのを占ったらしいからな!」

こうして、夜を明かすと、町から出てきたミレーユにさっそく占ってもらう

【ミレーユ】
「…ムーンブルクの街に鍵がある、みたいね」
【彰】
「ムーンブルク…昨日名を挙げたが、あの城も魔物たちに落とされてるぞ」
【ククール】
「いや、確かに城は襲われて落とされたが、城から離れた町はほとんどが無事だ、そこで情報を集めてみればいいんじゃないか?」
【彰】
「ふむ…俺は噂で聞いた程度でしか、魔物に襲われた町や城のことは知らないからな…解った、じゃあ、そちらに向かおう、ここからなら…南に歩いて行けば見えてくるはずだ」

とりあえず女性陣は馬車内に入り、男性陣が馬車の周囲を警護するように歩く
ちなみに御者がククールとトロデのおっさんである
無論、道中に魔物が現れるのだが、これらはすべて俺たちが瞬殺し、馬車には少しも近づけさせない

【エイト】
「強いね…初めて見る技だけど」
【彰】
「アインクラッド流という、説明はまたいずれな」

そして、数日後

【彰】
「あれか…」
【レック】
「確かに…遠目から見ても城は襲われた跡がよくわかるね…」
【彰】
「むしろ、城としての外観を保ってると思ってなかったからな…とりあえず、この近くの町で情報を集めようぜ」

一時間ほど手分けをして情報を聞いて回ったが、いまいちそれらしい情報は手に入らなかった…だが

【ターニア】
「あの~…彰さん?その犬は?」
【彰】
「…解らんが、妙になつかれてな…」
【バーバラ】
「あれ…この子…」
【ゼシカ】
「あなたも聞こえた?」
【バーバラ】
「うん…みんなは聞こえないの?」
【彰】
「何のことだ?」
【バーバラ】
「…この子の声が聞こえたの…えっと…ええ!?」
【ゼシカ】
「なるほどね…この子、どうもムーンブルクの王女様みたいよ…」
【彰】
「何!?」
【犬】
「キャン!」

どうやら、肯定らしい…

【彰】
「え、ってことは、ミーティアやトロデと同じく、呪いで犬に?」
【ゼシカ】
「そうみたいね…どうも、犬にされる前はある程度強力な魔法使いだったみたい、それで、魔力の波長を合わせて何とか私たちに話しかけてるみたい…」
【彰】
「ふむ…」
【バーバラ】
「それ、本当なの!?」

しばらく二人が彼女の言葉を通訳し

【彰】
「ラーの鏡…か…ムーンブルク城にあるんだよな?」
【プリン】
「くぅん」
【彰】
「…これは、一石三鳥って奴だな、上手くすればミーティアやトロデの呪いも解ける可能性が高い」
【トロデ】
「呪いが解けさえすれば、わしらも町で休めるな」
【彰】
「…よし、ムーンブルク城に乗り込んで、ラーの鏡を回収するぞ」
【レック】
「そうだね、行こう!」
【彰】
「…一気に全員で行くのもあれだな…とりあえず入口までは全員で行って、四人から五人で城の攻略、あとは馬車の警備で行こう」
【エイト】
「そうだね…じゃあ、僕は馬車の警備につくよ」
【レック】
「俺は城に行くよ、彰もそっちだろ?」
【彰】
「無論だ、あとはバーバラかゼシカが来てくれると楽だな」
【バーバラ】
「じゃあ、私が行くね」
【ククール】
「じゃあ、こっちからは俺が城に行こう、あと一人か二人ってところかな」
【ターニア】
「あ、じゃあ…私も行っていいかな?」
【彰】
「ふむ…まあ、そんなところだな、ククールは攻撃にもまわるし、ターニアは回復と補助に専念してくれ」
【ターニア】
「解った」

城内へ、どうも魔物はそれほど巣食っているわけではないのだが、それなりに魔物が残っていた
そのこと如くを蹴散らしつつ、先に進むと

【魔物】
「人間か…貴様もラーの鏡を求めてきた口か…だが、残念だったな!貴様らの命はここで潰えるのだ!」
【彰】
「はっ、たまにまともにしゃべれるやつが来ても、言う台詞が一々三下臭いんだよ」

奴の攻撃は火炎を吐いたり、爪で攻撃してくるなどだが

【彰】
「遅いな」
【レック】
「また、あの動き!?」
【彰】
「せあっ!」
【魔物】
「ぐぅっ!舐めるなああ!」

急所には当たっておらず、奴が攻撃を繰り出してくる

【彰】
「馬鹿な!?」

と言いつつ、その攻撃は余裕で回避し、背後からもう一撃叩き込むと、即座に離脱し

【彰】
「とかいう、三下御用達のくそ台詞、俺が言うかよ、この間抜け!」
【魔物】
「ぐ、ぐあああ…」
【彰】
「今だ!」
【バーバラ】
「メラゾーマ!」
【ククール】
「バギクロス!」

二人の魔法で完全に焼き尽くされる

【彰】
「で…ラーの鏡は…あれか」

壁に飾ってある、凝った意匠の鏡を手に取る

【バーバラ】
「正解みたいだね、行こう、みんな待ってるよ!」

魔物はすべて城から去ったようで、戻りの道中では魔物とは出会わなかった

【トロデ】
「おお、戻ったか!」
【彰】
「ああ…じゃあ、三人とも並んでくれ…」

準備が整うと

【彰】
「ラーの鏡よ、かの者真実の姿を映しだし、かの者に駆けられた呪いを打ち消したまえ!」

実際に言う必要はないのだが、なんとなく言ってみる
三人の姿が鏡に映ると同時に、鏡が強く発光し、おさまったときには

【トロデ】
「お、おお…」
【ミーティア】
「戻ってます…!」
【プリン】
「やったー!ありがとう!あなたたち!」
【彰】
「呪いは解けた…か、さて、一度町に戻ろう、馬も調達しないといけないからな」
【レック】
「そういえば…馬車はどうするんだい?」
【彰】
「考えたんだが、誰も乗ってなければ、ハッサンとヤンガスで引けるんじゃないか?」
【ハッサン】
「ふむ…まあ、しょうがねえな」
【ヤンガス】
「二人がかりでなら、楽なもんでげすよ」
【彰】
「人間に戻ったばかりの三人にも、申し訳ないが歩いてもらう」
【ミーティア】
「仕方ありませんね…」
【プリン】
「もともと、体力には自信がある方だから、任せて!」
【トロデ】
「二人がこういっていては、わしだけ休むわけにもいかんじゃろ」
【彰】
「じゃ、行こうぜ」

なお、道中の戦闘ではプリンが魔法攻撃で敵を薙ぎ払ったりと活躍していた

【彰】
「さて…とりあえず宿は分散するか…全員ひとまとめでは泊まれんだろうしな」
【レック】
「そうだね、じゃあ、俺たちとエイトたちで宿を取ろう」
【彰】
「俺とプリンはどっちに行くか…まあ、空いてる宿をまず探そう、あと馬も買わないとだな…こちらはお前らに手配任せて大丈夫か?」
【エイト】
「長いこと使ってきてるしね、大丈夫だよ」
【ミーティア】
「今まで引いてきましたから…大体は解ると思います」
【彰】
「そっか、じゃあ任せたぜ」

その後別々の宿に泊まり…なぜか俺とプリンは相部屋になっていた
いや、いろいろ分散した結果、どうしてもこの組み合わせになってしまったわけだが

【プリン】
「その…ありがとね、呪いを解いてくれて」
【彰】
「いや、礼なら俺よりバーバラやゼシカに言ってやれ、俺はお前の声を聞いてやることはできなかったんだからさ、あいつらがいなければラーの鏡を取りに行くこともできなかったよ」
【プリン】
「そっか…ねえ、彰はこれからどうするの?」
【彰】
「うん?俺たちはとりあえず、ドルマゲスって奴をブッ飛ばしに行く予定だ、トロデ王やミーティアに呪いをかけ、トロデーン城が滅ぶ原因を作った男をな」
【プリン】
「その旅、私も一緒に行っていいかな?私も、仇を取りたい、お父様や、城のみんなの仇を取りたい…私の城は、魔の力に魅せられた、ハーゴンって奴に滅ぼされたの…もしかしたら、旅の中で奴にも会えるかもしれないもの」
【彰】
「…ま、手伝おう、こうしてあったのも何かの縁だ、それに…うちの家訓でな、困っている人が、助けを求めてきたならば、その手をはねのけてはならない、ってのがあるんだよ、だから…お前が俺に、助けを求めるのならば…俺は全力をもってそれに応えよう」
【プリン】
「そっか…ありがとね!」

いきなり抱きついてくる

【彰】
「わ、ちょ…」
【プリン】
「ああ、ごめんなさい!なんか、呪いがかかってた頃のせいか…嬉しくなると飛びついちゃうみたい…」
【彰】
「…気を付けないとな、王女様なんだし」
【プリン】
「えへへ…」

なお、抱きつかれた際に当たった感触では…彼女、結構なものをお持ちだ

【彰】
「さて…明日にはもうここを発つ予定だしな、そろそろ寝ようぜ」

自分のベッドに横になると、彼女のベッドには背を向け、そのまま目を閉じる
あまり女性の寝姿ってのはまじまじと見るものではないだろう
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