練習がてら

いろんなもんごっちゃ混ぜにしたオリキャラをドラクエの世界に迷い込ませてみた
リハビリがてらこういうごちゃまぜ主人公のいろいろな世界冒険をちょこちょこ書いてみる
何でその世界の出身にしないのかについては
その方が書きやすいから、の一言に尽きます
あ、ちなみにこれ、今は6のメンバーだけですが、徐々に登場作品は増やす予定

         ドラゴンクエスト

【彰】
「せあっ!」

こうして、魔物を倒すようになってどれ程が立ったのか…

【彰】
「お、薬草ゲット…売って今日の宿代にするか」

故郷を離れ、いつしかこの大地へとたどり着いた俺は、旅をしながら剣の腕を磨いている
魔王が復活しただの、魔物が狂暴になっただの、町に行けばそこかしこで騒がれているが、俺にはあまり興味がない
魔王を倒して正義の勇者にでもなってみる?はっ、馬鹿らしい
そんなのはどこかの誰かにでも任せておけばいい、俺には確実に向いていない
強さだけを求めるつもりもないが、名声だの地位だの、縛られるのを嫌う俺にはまったくもって興味がわかないものだからだ

【彰】
「ここから東に歩けば、確か城下町があったな…今からなら夕方には到着できるか」

剣を一振りして背中の鞘に納める
俺は両刃の片手剣を背中に、日本刀を腰に差している、これは、俺が二つの流派を習得しているからであり、故郷の流派である御神流では刀を、この大陸に着く前にしばらく修行していた場所のアインクラッド流では剣を使うからだ
しばらく歩き、城下町にたどり着く
この城の王は一般人とも頻繁に謁見しており、民の生の意見を聞いて政を行うなかなかの名君だと聞き及ぶ
確かに、城下町は日が傾いてきているにもかかわらず活気があり、城下町に住む者が夕食の準備のための買い出しなどをしているのが目に留まる
とりあえず、俺は町に入ってすぐの道具屋でここに来るまでに魔物が落としたアイテムを売り、今日の食事代と宿代を稼ぐ

【店主】
「兄さん、旅の剣士さんかい?」
【彰】
「ああ…この町に来たのは初めてだが…噂通り、良い統治がなされてるようだな」
【店主】
「ああ、うちの国王さまはあっしらみたいな連中の言葉も真剣に聞いてくださる、近々、腕の立つ連中を集めて、北西にある洞窟に巣食った魔物を討伐するって話だ」
【彰】
「あの洞窟か…確かに、あそこに魔物が巣食うようになって、交易が途絶えてしまっているからな」
【店主】
「向こうにもなじみの客はいるからな、ありがたいことさ、兄さんも参加するのかい?」
【彰】
「いや、とりあえず俺は今日の寝食の確保だけさ、討伐隊の話も今聞いたばかりだからね、酒場あたりで一杯やりながら考えることにする」
【店主】
「そうかい、もし参加するなら、準備はうちの店に来てくれよ!安くしとくぜ!」
【彰】
「考えておく、ああ、この近くでいい宿はあるか?多少の値は張ってもいい」
【店主】
「なら、ここをまっすぐ行って、大通りを左に行くと見える一角亭って宿にしな、上等なベッドと美味い食事がウリだ、隣の酒場もいい酒が飲めるぜ」
【彰】
「情報、感謝する」

1Gを置いて店を出る、情報量としてはこんなものだろう
紹介された宿に着くと、ちょうど冒険者の集団らしき連中が宿泊手続きをしていた

【彰】
「…すまないが、空き部屋はあるか?」
【店主】
「すみません、こちらの方々で満室です」
【彰】
「むう…致し方ないか、なら、食事だけでもいいか?宿は別に探すにしても、食事位はとろうと思っていたんだが」
【店主】
「ええ、かまいませんよ」
【冒険者の男】
「すまない、君も討伐隊に参加するのか?」
【彰】
「…今はその気はないんだがな、その話もつい先ほど聞いたばかりだ」
【冒険者の女】
「なら…私たちと一緒に参加しましょう?相部屋なら何とかなりそう?」
【彰】
「いや、さすがにそれは…」
【店主】
「ええ、何とかおひとり様なら、ごいっしょできますよ」
【バーバラ】
「じゃあ、決まりだね、私はバーバラ、よろしくね!」
【レック】
「レックだ、一応、みんなのまとめ役だな」
【ハッサン】
「ハッサンだ、武闘家をやってる、よろしくな!」
【ミレーユ】
「ミレーユです、よろしくお願いしますね」
【ターニア】
「ターニアです、私は戦闘は得意じゃないんだけど、いろいろ補助呪文を勉強してるんだ」
【彰】
「…彰だ、見ての通り、旅の剣士をやっている…仕方ないな、では、洞窟の魔物討伐までの間、よろしく頼む」
【店主】
「すみませんが、二人部屋を三つなら用意できますが…どなたかが男女で泊まっていただくことになります」
【彰】
「…大丈夫か?」
【バーバラ】
「レックとターニアが同室でいいんじゃない?兄妹なんだし」
【ターニア】
「う~ん、お兄ちゃんと一緒に寝るのも、さすがに恥ずかしいよ」
【彰】
「…できれば女性と相部屋の方がいい、などという勝手なことを言ってみる」
【ミレーユ】
「ならば、私と彰さんが同室でいいでしょう、初見の相手に手を出すような人ではなさそうですし」
【彰】
「そこは信頼してくれていい」

というわけで、こいつらと一緒に飯を食った後、俺は酒場に向かった

【彰】
「活気はあるが、たちの悪い感じはない、か…本当にこの国は良い統治がなされているな」

こういう些細なところでも、統治状況というのは見えてくるものだ
この国の王が兵を募ってまで討伐隊を結成するなら…参加してみる価値はあるだろう、改めてそう思うと、軽く一杯やっただけであてがわれた部屋に戻る

【彰】
「…起きていたか」
【ミレーユ】
「ええ、少しお話もしたいと思っていましたので」
【彰】
「そうか…」

装備を外し、ベッドのわきのすぐに手に取れるところに置く

【彰】
「で、話って?」
【ミレーユ】
「まずは、バーバラが強引なことを言ってごめんなさい、もし嫌なら、討伐隊へは参加しなくてもいいわ」
【彰】
「ああ、それなら気にしなくていい、参加することに否はない、単に、俺個人が討伐隊に参加するメリットとか考えると必要ないかな、って思ってただけだ、善意で魔物を討伐するような人間じゃ無いからな」
【ミレーユ】
「そうでしょうね…あなたには、そういう正義感はなさそうですから」
【彰】
「ヒデェ…自分で言ってても人にいわれると傷つくぜ?」
【ミレーユ】
「あら、それは御免なさい、でも、悪い気は感じませんから…私は旅の占い師なんです、だから、多少はそういう気を見ることもできるの」
【彰】
「へえ…」
【ミレーユ】
「あなたは…なかなか難しいわね、いろいろな人を見てきたけど、あなたは中々読みにくいわ」
【彰】
「だろうね…自分がめんどくさい奴だって自覚はある、俺は自分の強さを試したい、強くなりたい、ただ、強さだけを求めるのも何かが違う、でも、本当に求めているものがなんなのか、これが自分でもわからない…少なくとも、正義感とか呼ばれるものとは違うってことだけは確かなんだけどな」
【ミレーユ】
「それが…あなたの旅の理由?」
【彰】
「ああ…自分をきっちり型にはめたい、単に剣の腕が立つだけの剣士で終わるつもりはない…それだけじゃない自分の形ってのが…必ずあるはずだ、俺はそれを探したい…」
【ミレーユ】
「見つかるといいわね…私には、あなたの未来は見えない、けれど…これだけは断言できそうよ」
【彰】
「なんだい?」
【ミレーユ】
「…今回の討伐隊で、一番活躍するのは、きっとあなただということ」
【彰】
「ははっ…努力してみよう」

数日後、俺たちは王国の兵士と市民、そして俺たちのように報酬や洞窟の先に行くのを目的とした冒険者によって結成された討伐隊に参加していた

【彰】
「…これ、全員は洞窟内に入れないよな?」
【レック】
「ああ、だから、洞窟内にはさらに有志を募るらしい、ある程度の実力を見るために、道中の魔物は兵士以外の参加者で倒してくれってことだ」
【ハッサン】
「腕試しにはちょうどいいじゃねえか!俺たちなら余裕だぜ!」

まあ、その宣言通り、俺たちは当然の如くに洞窟内戦闘にも参加することになる
基本的に回復魔法はミレーユとターニアしか習得していない(俺は一応、教会に寄付してベホイミを習得しているが、もともとの魔力の差でこの二人のホイミ程度しか回復しないので、MPを使用する機会がない、せいぜいがメラミぐらいだろう)ので、この二人が実質戦闘の要と言えるだろう、まあ、そもそもダメージを喰らう前に制圧できるだけの実力は前衛三人には十分にあるし、バーバラの魔法も加われば十分すぎると言って過言ではないが、洞窟内の魔物は外に比べると強力なので油断はできない

【彰】
「ソニックリープ!」

現れる魔物は即座に迎撃し、後衛に攻撃する暇を与えさせない
そういう意味で、突撃技のソニックリープは結構重宝している

【レック】
「しかし、彰の技は見慣れないものばかりだけど、どこの技なんだい?」
【彰】
「アインクラッド流と言って、俺が以前に修行していた地域で使われていた流派だ、あそこ以外では使い手を見たことがないな…というか、アインクラッド自体が地名で、そこで使われる武術すべてがアインクラッド流だから、別に剣技だけじゃないんだ、俺は片手剣の技しか習得してないが、両手斧や大剣、槍なんかの使い手もいる…もっとも、あそこは今のこの世界からではいくことはできない」
【ハッサン】
「なんでだ?」
【彰】
「…この世界につながる門が閉じてしまったからだ、魔王復活とやらが影響しているのかどうかはわからないが、かつてはこの大陸に通じる転送門が存在したんだが、今はその門自体が消滅してしまっている」
【レック】
「そうか…じゃあ、彰は帰ることもできないんだな…」
【彰】
「まあ、アインクラッド自体、迷っている最中に転送門に入っちまって、気づけばそこにいたって感じだったけどな、だからあそこが故郷ってわけでもない、それ以前に自分がいた土地がどこなのかさえ分からんし、故郷に戻ろうとも思ってない、今はこの大地で俺がどこまで行けるのか、それを見極めたいからな」
【ミレーユ】
「…また来ます!」
【彰】
「せあっ!」
【レック】
「はあっ!」
【ハッサン】
「おおりゃああ!」

三者三様に突撃し、現れた魔物を蹴散らす
そして

【彰】
「この洞窟に巣食ってる魔物の親玉は貴様か」
【魔物】
「人間か…ここまで来たということは、俺の配下は敗れたか…」
【彰】
「悪いが、さっさと終わらせる!」

ソニックリープで突撃するが、奴の剣に弾かれ、後退する

【魔物】
「俺を道中の雑魚共と一緒にしてもらっては困るな」
【彰】
「…思った以上に、できるようだな」

奴の見た目は角と尻尾があるやや大型の人間型、獲物は手に持った大型の剣か…

【彰】
「なら、こっちじゃないな…」

剣を納めると、刀を抜く

【彰】
「せえあああっ!」
【レック】
「早い!」
【ハッサン】
「俺でも見えねえだと!?」

瞬時に奴の懐に入り込み、まずは一閃、さらに続けて背後に回ってもう一撃くわえ、通り抜け様に脇腹にも一撃叩き込む
本来ならば抜刀から続ける技だが…

【彰】
「変則的ではあるが…薙旋、俺が得意とする御神流の奥義だ」
【魔物】
「き…さま…!」

横薙ぎに振るわれた刃を、後ろに倒れるようにして避けると、そのまま逆立ちの容量で相手を蹴り、そのまま腕の力だけで飛び上がり、宙返りで立ち上がる

【彰】
「終わりだ…射抜!」

再びの突撃で、奴の心臓を貫き、左手に持った小刀を奴の喉に突き刺し、蹴り上げる

【魔物】
「ぐああああああっ!」

断末魔の絶叫の後、倒れ伏した奴はもう動かなかった

【彰】
「ま、こんなもんかな」
【レック】
「すごいな…君を誘ったのは正解だったよ」
【彰】
「今のが、俺の生まれた家に伝わっていた剣術だ、御神流という…さて、討伐完了だな」
【ミレーユ】
「ふふっ、私の占い、的中したわね」
【彰】
「努力はするといっただろ?」

その後、討伐完了し、報酬と国王直々の労いのお言葉をいただいた

【レック】
「今回は助かったよ…それで、彰はこれからどうするんだい?」
【彰】
「とりあえずはあの洞窟の向こうに行こうと思ってる」
【レック】
「そうか…だったら、もうしばらく一緒に行動しないか?俺たちも向こうに行くつもりなんだ」
【彰】
「ふむ…いい加減、話し相手のいない一人旅にも飽いていたところだ、同行させてもらうよ、これからもよろしくな…で、お前らの旅の目的はなんなんだ?今のこのご時世、目的もなく旅をするってこともないだろう?」
【レック】
「…俺とターニアは、住んでいた村が魔物に襲われて…逃げ延びた先で皆にあったんだ」
【彰】
「ああ、その…すまなかった、ってことは移住先を求めてか?」
【レック】
「いや…それもあるけど、せっかくだから世界を見て回るつもりだ」
【ハッサン】
「俺は武闘家の修業のためだな、その途中でこいつらに会って、同行している」
【ミレーユ】
「私は…占いの結果です、みんなと一緒に旅をする私の姿を占いで見て…その翌日に私がお世話になっている方のところへ皆さんが訪れたのです」
【バーバラ】
「私は、魔法使いの修業のためだよ」
【彰】
「…いろいろな利害が一致してるわけだ…俺も剣士としての修業のためだしな」

こうして、俺は彼らと行動を共にすることになった
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