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ショートストーリー♪

先に言ってたショートストーリーです

今回は第三者視点にしてみたり、少しですが個人に対する紹介がつきました…

TOEOオリジナルキャラクターズに関しては表現が適当ですが、それに関しては公式サイトなりWikiなり見ていただければ解りますからね…

では、ギャグというよりまったり調の新年会をご覧下さい

注:作中でギルドには本来存在していない人がいますが、本来ならば参加するはずだった、又は一時期は実際に参加していた人々は参加させていただきました

      TOEOショートストーリー/酒盛り

「ここら辺の装飾はこれで良いか…後は料理と飲み物が来るのを待つだけだな…」
ここはインフェリア…その中でも発展した学問を誇るミンツの酒場である、先ほど呟いたのは、今現在ここを貸切にしている、インフェリア内で活動する『七夜月』というギルドの主であり、男としては長い背まで届く長髪が特徴的な男である
「さて…調理班の様子はどうだろうな…」
貸切にしているというより、今日一日この敷地は完全に七夜月が独占している、そのため料理人などもギルドの知り合いを集めているのである
彰が厨房に入ると、そこでは二人の男性が指示を飛ばしながら自分も包丁を振るっている
「ドラ~、ユニス~、調子はどうだ~?」
「何とか、開始には間に合いそうです!」
先に答えたのは緑髪に柔和な目つきの青年、先ほど彰はドラと呼んでいたが、本来彼の名はドライゼルという
「冷やかす暇があるなら、お前も手伝え!」
それに対し反論したのはユニスー、彼は七夜月とは創設前からの付き合いであるFlow Lightのギルドメンバーであり、料理の腕は両ギルド間では有名である
「ははは、俺に料理などさせると、新年早々ヤミナベ食わせるぞ?」
それに対し、彰の料理の腕は聞いての通りである…実際はさほど下手でもないが、どう言うわけか彼はあまり普通の料理を作ろうとはせず、たいてい何か悪戯を仕掛けるのだ、そのため、彼の料理は何が入ってるか解らないという意味でヤミナベの名がついた
「それは勘弁…」
げんなりしつつ、やはり料理をするのが楽しいのだろう、ユニスーが言う
「まあ、悪いとは思ってるよ、こっちも人手不足でね、本来ならばゲストのお前らに料理を任せてすまないとは思ってる、まあ、この埋め合わせは後で、刻印でも譲るさ」
刻印…この世界では冒険者たちが自分の装備に属性、または特殊な効果を付与するのは珍しいことではない、そのために必要なのが刻印、又は昌霊石と呼ばれる特殊な鉱石であり、特に刻印は希少なため重宝される…そのため冒険者間では高値で取引されるものも多い、今回、ここを貸切るために、七夜月総出でこの刻印集めを行って、それを売ることで相当な額を得たのだが…彰自身の懐には一銭も入っていないのだ、この酒宴のために全てつぎ込んだというが、実質、景品、後は、ギルメンへの労いで全て吹き飛んだのだ…
「さて、そろそろ買いだしのメンバーが来るはずなんだがな…?」
そう彰がつぶやくと同時、ドアが勢いよく開かれる
「たっだいま~!」
「今戻ったぜ、彰兄」
「兄貴!これでいいんだよね!」
「雨龍、流、フィナ、ご苦労さん」
中身を確認する
「…おい、アルコールの類が多すぎないか?」
「え~?これぐらい飲むでしょ?」
そう答えるは、赤髪を短くまとめた少女、雨龍
「…おい、うちのギルドの宴会じゃないんだ、酒がダメなやつもいるだろうから、もう少し買って来い!アルコール以外で!」
「マジかよ!?」
そう答えるは茶髪の青年、流
「まあ、兄貴がそういうんなら…」
素直にいうことを聞いたのはフィナ、彰のことを兄と呼ぶ人間の中でも一番最初に呼び始めた人間である、彼もまた所属するギルドは違う
「まあ、仕方ない…俺が行って買ってくる…ここの装飾任すぞ」
「はいは~い!」
いちいち乗りが軽い雨龍である
「っと、ちしろは?一緒に戻ってくると思ってたんだが…」
「お菓子とかも見てくるって」
「そうか、なら途中で拾ってくるか」
ちしろ…このギルド内でも屈指の実力を誇る昌霊術師、暴走しがちなギルドメンバーの抑え役でもあるが、時に自分も乗ってしまうこともある
「さて…そんじゃ行きますかね…」
と、外に出る
「さて…と」
とりあえず、手ごろなソフトドリンクを集め、道中でちしろと合流する
「それじゃ、戻ろうか…」
そして、会場内に戻ると、ある程度の装飾と調理は済んでおり、後は来客を待つばかりとなっていた
「さて、一番乗りは誰だろうな?」
そういった直後、ドアが開く
「よっ!」
「来たよ~」
「お邪魔します」
黒髪を短くまとめた青年と、それにほとんどくっついた状態で入ってくる少女、それを少し距離を置き、苦笑しつつ見つめる青年が入ってくる
「ウィニ、のあ、早かったな…それにカストとは、珍しい取り合わせだな?」
青年の名はウィニーグ、ほとんど皆からはウィニと呼ばれている
少女の名はxのあx、少女といっても雨龍よりは年上なのだが、その言動は時としてそれを感じさせない…ウィニーグの妻でもあり、四六時中べったりだったりもする
そして、カストはドライゼルの弟で、彰とはドライゼルを通じて知り合った仲だ
「で?級長や師匠はどうした?」
「ん?後で来ると言ってたがな?何、俺らは差し入れも持ってきたし」
「…助かる!」
ちょうど、不足が発覚したつまみの類であった
「酒は大量にあるんだけどよ…こいつら肝心のつまみとか買ってなかったんだよ…気づかなかった俺も悪いんだがな…」
「ほら、うちのギルドとそっちは酒飲む奴多いだろ?だったらそれなりに…な?」
それからすぐに
「どうも!今日はお呼びいただき有難うございます!」
「陸はもうすぐ来るみたいだよ~」
黒髪の青年、十六夜弐式とその妻である姫希が到着する
「そうか、まあ、ゆっくりしてくれ、ある程度人数が揃ったら開始するから」
ある程度は段取りを決めてあるのか、対応は早い彰だったが
「予想よりあいつらが来るのが遅いな…」
そうぼやく、あいつらというのは…
「ツァイトメッシュ…でしたっけ?」
「ああ、正確には、ツァイトメッシュのマスター、メーガスとその関係者数名だ、蒼刹那、風来の貴公子、シメオン、後は、クォーやシェイスも少し遅れているようだな…」
そこに、今話に出ていたうちの数名が入ってくる
「どうも、彰さんの提案だったんで来てみましたよ~」
「よろしくなのです!」
「…私はこういう場は苦手だ…」
「俺もだよ…」
「おいおい、シメ、貴公子、そういう台詞はやめようぜ?せっかくギルド間交流の機会だってのに…それに、お前ら、確かサブマスじゃなかったか?」
先ほど、こういった宴会が苦手といった青年、シメオンと、風来の貴公子、それに、ツァイトメッシュは七夜月とは交流があるが、他に招待されているギルドとは接点のかけらもないのだ
そもそも、この宴会に関して言うならば、彰は発案だけで、それ以降のことは全て雨龍とちしろが決めて行った様な物である
刻印を狩る要因に彰たち数少ない男勢は回され、その間に現在の刻印の物価を調べるのが女性陣の役割となった…七夜月が狩った刻印は二種類であり、今最も高価となる熱血、雄大の二つであった
彰の武器、ファイア・バスタードソードにはすでにこの熱血の刻印が5つも付与されており、彰はそのせいか『灼熱のバスタードソード使い』などというあだ名まであるほどだ…バスタードソードはさほど強力な武器ではないが、彰はなぜかそれにこだわりを持っていた
「まあ、残しておいた熱血と雄大は後のお楽しみでばら撒くつもりだしな…」
ドライゼルとユニスーにはすでに渡されていた
「やっほ~!来たよ~!」
「ずいぶんと準備も進んでるみたいじゃないか」
「…新年ということでこれを着てきた俺はどうなる?」
そこに来たのは
「よく来てくれたな、師匠、級長、リボルバー」
師匠と呼ばれた青髪を二つに分けて束ねた女性、アオナはにっこりと笑顔で返し、級長と呼ばれた緑髪の女性、おたまんは周りを見回す、そして青髪の青年、リボルバーは何を勘違いしたのか、新年を祝うという点での間違いはないようにも思えるが、一人だけ羽織袴であった
「しっかし…くく…どこの結婚式に行く気だ?リボルバーよ」
笑いを堪えるのに必死という風体で言う彰だったが、笑いが止めれないようだった
「それを言うならお前はどうなんだ!?」
「何、俺は至極普通だぞ?いつもこれだ」
そう、彰はといえばごくごく平凡な和服を着ているのだ(俗に言う着流しである)、しかし、確かに言うとおり、彰のその格好に異論を唱えるものは一人もいない…七夜月のメンバーならもはや慣れている
「ぐっ、そうだったな…」
「俺たちが主催なら着飾ることなどないということは解ってるだろうに…」
周りを見回してもさほど着飾った人影はない、その中では当然リボルバーは浮いていた
「さて、そろそろ頭数も揃ってきたな…後は、陸、シェイス、クォー、それに…」
「俺たちを忘れてんじゃねえのか!?」
「なっ!兄者!?」
彰が兄者と呼んだ男、彼の名はフェルナンといい、この世界でも彰が兄と呼ぶ唯一の存在でもある、酒好き、女好き、ファッションにうるさい、などなどの逸話もあるが、格闘家としての実力とその態度から嫌う人間は少ない…らしい、少なくとも、彰は敬意を抱いているようだ
「それに、セリア、モニク姉さん、オーギュストにユーグ、ナディーヌにスフィーン、ミミとアンヌ、シモン!」
彰の驚愕も当然である、このメンバーには彰は招待状を書いていない…ひそかに雨龍の悪戯で呼ばれていたのである
「おいおい、ずいぶんと騒がしくなってきてるな?」
「俺も驚いたよ、彰が呼んだ割にこれほどとはな…」
「おい、そこ、ドサマギで何言ってやがる、クォー、シェイス、陸!」
「って、俺もかよ!?」
残りのメンバーも合流したようである…一番最初に言ったのがクォー、彰とはさほど古い知り合いではないが、なぜか馬が合ったのか仲がいい、シェイスも同じである…
陸は弐式と同じくドライゼルの関係で知り合ったのである
「これで全員か…思いのほか大人数になっちまったな…」
呟くものの、この酒場に治まりきっただけまだましというものだろう…
「じゃあ、招待状書いた人は全員来たので、出ていくは自由だがこれ以上は入れないようにな!」
そう言うと、用意した壇上に上がる彰
「え~…此度は我が『七夜月』の宴にようこそお越しくださいました!硬いことは言わず、好きに飲み食いしてください!」
そこからは無礼講にするようだ…彰は七夜月ではなくFlow Lightの集まりに参加している
「いいのか?七夜月じゃなくてこっちにいて?」
とウィニーグが聞くが
「いいんだよ、うちのギルドは適当にばらけたし」
その通り、七夜月はギルドでは集まらず、他のギルドのところに分散している
「しかし、こうやって集まりっぱなしだと微妙に交流会としての意味を成さんな、この新年会…」
「いいんじゃない?ある程度は顔見せも出来るし、後で話し合う機会はいくらでもあるだろうしね?」
「ま、師匠の言うとおりさ、今はある程度集まってるがそのうち交流も始まるだろうよ」
「まあ、そうなんだろうがな…」
頭をかく彰だったが、それから数十分で確かに交流は始まっていた
「俺はウィニーグ、彰とは結構古くからの友人だな」
「俺はメーガスです、一応ツァイトメッシュの代表ですね」
「…まりなさん呼んだら面白いかもな…」
「「「!!!!!????」」」
今思いっきり反応したメーガス、シメオン、貴公子はあの人にトラウマがある
まりなさん…フルネームは北条まりなといい、酒が入ると問題発言を乱発するのだ
「安心しろ、呼ばないよ…あの人が酒宴参加したら怖いし、七夜月はまりな組とは友好関係ないだろ?」
そういう彰も苦手としている
「そうですよね…」
一番おびえているのはメーガスのようだ
「まあ、今の時間はあの人は外に出ないだろ?」
事実、最近この時間帯には彼女は出歩いていない…
「さて…俺は兄者とアンヌを止めてくる…このままじゃ全て喰らい尽くされる…」
女性を口説く以外では食事してばかりのフェルナンと会話そっちのけで食事に集中してしまっているアンヌのほうに向かう彰
「苦労をかけます…彰さん」
それを見て詫びるのがセリアだった…一番最初に止めに入り、結局挫折したのだった
「兄者、アンヌ、それ以上がっつくと料理がなくなる、シモンに作らせる気か?」
すでに厨房に入る覚悟は出来たという顔をしているシモンである、もはや慣れているのだろう
「む、そりゃそうだが…」
「美味しいし…」
「アンヌも会話そっちのけってのもどうかと思うのだがね?」
事実、彼女は話しかけられても食事に集中していて、まともに取り合おうとしていない、その点で言うならば話しかけられれば答えるフェルナンはまだましだろう
「ん~…まあ、努力してみる…」
「…努力してくれよ、本当に…」
その後、アンヌも少しは会話に参加するようにはなった…最も、食事の量が減ったわけではないが
「…やれやれ」
つまるところ、このままでは全ての料理がなくなるのは時間の問題であり、そうなるとこの宴会も半ば強制的に終わりとなってしまうわけだ
「この問題どうするかねえ…」
ヤミナベなど作れば当然不評は免れない、それが解っていれば当然作るはずもない
「それなら私が!」
「待て!」
セリアが作ると言い出した直後彰が即座に止める…彼女の手料理は…とても独創的でこの会場内でまともに食べれるのがフェルナンと彰しかいないのだ…
それならば、自らの主義を捨ててでも普通の料理しか作らない道を選ぶのが彰という男でもある
「ゲストに料理なんてさせられねえよ…七夜月のメンバーで何とかするから、お前はそっちで話にでも参加してろ」
説得すると
「雨龍!ちしろ!流!ちょっと来い!」
三人を呼び
「というわけで…仕方ないので我々で何とかせねばならなくなった」
「…マジかよ」
苦情をもらす流に対し
「セリアの手料理が食いたいならばその旨伝えるが?」
「勘弁」
この反応である、どれだけ彼女の手料理が独創的かはよく解るというものである
「仕方ない…やろう、彰お兄様」
と、ちしろ
「ま、俺も久しぶりにまともな料理作ってやるさ」
と、腕まくりをする彰
「本当に大丈夫なんだろうな…彰兄!」
「安心しろ、こういう場で悪ふざけはしねえよ」
そういいつつ、慣れた手つきで食材を刻んでいく
「…適当な炒め物で済ますか、量が作れる方がいい」
アンヌは味にはさほど文句は言わないのはわかっている
「そっちは肉を切れ!こっちで野菜刻んどくから」
そうして、ざっと5キロはあるだろう野菜炒めが出来上がる
「さて、これでいいか…」
ただ、アンヌとフェルナンがいればこの程度容易く消滅するだろう
「それでも時間稼ぎにはなる…か」
どれだけ持つかは不明だが
「まあ、少しはましになるだろう」
ちなみに、調理時は常に三人が見張っていたため、おかしな材料を混ぜる余裕などなかった…実際、いくつかネタは仕込んであったようだが、そこはさすがギルドメンバーである
「彰~、またヤミナベじゃないだろうね~?」
と、おたまん、Flow Lightのメンバーは普通に何度も食べている
「安心しろ、終始監視されてる状態でそんな真似はできねえよ…」
「彰のヤミナベって当たりはずれが多いからねえ~?」
「…」
よくよく観察して見ると少しばかり顔が朱に染まっている
「酔ってるな?級長」
それだけではなく、会場全体で5割以上がもう酔いが回り始めたようである
「…そろそろ、何か別のことを考えねばならんかね…?」
ダンスなど俺たちには会わんし、そもそも曲など用意していない
「どうしよう?」
「俺に回されても困るぞ」
近くにいたリボルバーに振ってみる彰であった
「いや、何かないかなあと思ってね、こういう場合他のギルドならどうするかなあ、と思ってよ」
ちなみに、こんな会話の間に先ほどの料理は半分ほど消滅している、恐るべきはアンヌ、その底なしの食欲である
それから数分、彰の言っていた後のお楽しみのときが来た
「では!皆さん!これより新春大クイズ大会へ移行します!」
用はこれの景品が刻印なのである
「なお、これはチーム対抗とさせてもらいます、優勝チームには、刻印詰め合わせの福袋が送られますので、頑張ってください!」
さすがに料理がなくなり始めたので(先ほどの炒め物はすでに消滅している)少しばかり進行を早めねばならなくなったようだが、時間的には少し早く宴会が終わる程度のようだ
そして、そのクイズ大会も終盤に差し掛かり、現在各チームが3ポイントであり、次が最後の問題となった
「では…最後の問題です!」
この問題は常識問題である…今までネタだけの問題ばかりだったので、最後はまじめにしめようというわけだ
「現在のミンツ大学、学部長の名は!?」
一番反応が早かったのは流石昌霊術師、十六夜弐式である、彼は姫希、ウィニーグ、xのあxと組んでいた
「カーライル学部長!」
「正解です!」
これで刻印詰め合わせはこの四人で等分されるだろう…ちなみに、このチーム組の人数は二人以上、六人未満であることが条件であるため、結構人数には差があったようだ
「では、これでクイズ大会は終了とさせていただきます!」
ちなみに料理は全てなくなっている、回答はシモンに全て任せ、アンヌは結局食事に回っていたからだ…
「さて…食事もなくなりましたので、これ以降は自由行動とさせていただきます!飲み物はまだございますので、ごゆっくりしていただければ幸いです」
まだ帰るそぶりを見せるものはいない
「彰さん…あの問題はないでしょう…」
「どれのことだ?アレはギルメン全員で決めたもんだからな?」
「…アニメ関係のはほとんどですかね?深夜帯ばかり狙うんですから…」
「あ~…そりゃ確かに苦情は俺に来るよなあ…」
弐式のように趣味が近いものならばまだしも、アニメなど見ないセリアは頭に?がつくだけであった
「ま、いいじゃないか、最後の最後はデッドヒートだったんだし」
「まあ、そうですけどね」
ちなみに、先ほどのクイズのチーム組み唯一の縛りは同じギルドメンバーだけのチームは組まないことである、親睦会だから当たり前ではあるが
それから数時間でだんだんと人が帰り始め、撤収が開始される
「つっても、内装戻すだけだから楽っちゃ楽だが」
そういいつつ、壁際に貼り付けられたリボンなどの止め具を切り落とす彰、抜刀でやっているが、その技には少しの酔いも感じられない、体が覚えているのだろう
「彰お兄ちゃん、こっちもお願いね~♪」
「待て、逃げる気か!雨龍!」
「あはは!じゃ~ね~!」
「ちっ…まあ、いいか、お前らも上がっていいぞ、後は俺がやっとくから」
「いいの!?」
「十分楽しんだからな、始めは任せたから閉めは俺がやる、それでいいだろ」
そう言うと、装飾の類を切り裂き、落ちてきたごみを袋につめる
「さて…こんなものか?」
内側に傷などがないことを確認し、その場を後にする
「ふ~…やっぱ司会なんてするもんじゃねえな…」
そうぼやきつつ、彰も帰路に着く、途中
「おつかれさん!」
「お疲れ様~」
「ウィニにのあか、どうした?もう部屋に戻るんじゃないのか?」
たいてい、大きなギルドにもなると拠点に宿付きとなるが、七夜月とFlow Lightはその宿舎を共用している
「ま、たまにはいいじゃねえか」
夫婦の場合は部屋が一緒だが、そもそも両ギルド間で夫婦なのはこの二人だけである、ちなみに、彰の部屋はその隣だ
「屋大足会なんてなれないもんはするもんじゃないな…次からは雨龍とかに任せよ…」
「はは…そうしとけ」
そう話しながら、帰路に着く三人、そして、ギルドの宿に着くと
「じゃ、俺は少し訓練してから寝るよ」
「そうか…俺とのあは先に戻っとくな」
「じゃあね~」
「ああ…じゃあ、お休み」
ちなみに、彰が外の訓練室で訓練してから寝る理由はある…それは
「やっぱ、お前も来たか、彰」
「ユニスー…お前もか…」
ウィニとのあの夜の営みのせいもあるのだ
「ま、もういい加減日課になっちまったしな」
お互い苦笑する
「さて…なら、手合わせと行くか?」
「やめとく、やっぱ少し酔いがきつくてな…」
「そうか…じゃ、いつもので行くかな…」
愛用のバスタードソードを抜き払う彰、その顔には先ほどまでの宴会の残滓はかけらも残っていない
「すぅぅぅぅぅぅ…」
深く息を吸い、止める
「!」
大きく踏み込み、刃を一閃させる、少し遅れて、刃の炎が空間に線を描く
「せええあああああ!」
そこからは仮想の敵を攻撃するという彰独自のトレーニングに移る、なお、これについて何度も見ているユニスーに言わせると
「一度真似してみたが、あそこまで実戦に近い動きは出来ないって、ふつう」
だそうだ、それだけ彼の動きは対モンスターに近いものだった
「はああああああ」
大きく息を吐き
「じゃあ、俺は寝る…」
そういい、部屋に戻る
最も
「さて…」
布団には潜らずに目を閉じる…瞑想、精神の集中は彼ら戦士には重要な日課でもある、こうして精神を研ぎ澄ますことで自らの戦闘時の反応速度を高めることも出来る
「さて…そろそろ寝るか…」
隣の部屋の明かりも消えた、そして、彰の意識もまたまどろみへと落ちていくのだった…


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七夜彰

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