続きです

OK、クロスオーバーなど知ったことか

第一声がこれというのもあれですが、実際ここからは主人公サイドは彰と悠人メインでその他はおまけ程度に成り下がり、Dies iraeを主軸にします
まあ、元々この話はDiesを中心にする予定では会ったのですが、それがより深刻化した形ですね
というか、そのほうが上手く進む、やはり現在は単一物のほうが動きやすいようです
ちなみに黒円卓で誰が生き残るのかは決めてあるので、今回出てくる黒円卓の人間の内何人かは死にます
また、スワスチカに関する細かい仕様も今回は総スルーです、実際3つも開けば本来の力は発揮できなくても大隊長は顕現できるんですが、話の都合上お休みいただくことになります




【彰】
「これは…」
【悠人】
「なるほどな…」

あれから俺達は街を探索するようになっていた、スワスチカの開放のためには無数の魂の散華が必要となる
無関係の人を巻き込ませるわけにも行かないからだ、あの神父はあまりことを派手にする気がないようだが、痕跡さえ残らなければどうでもよさそうな感じだし、ベイにいたっては最初に喧嘩を売られたこともあって危険視はしている
ルサルカはよく解らない、とりあえず、あれも事を荒立てたくはない類なのは間違いないので今はスルー、そうでもなければああやって説明に来るはずもない
問題となるのは俺達の知らないほかの連中やツァラトゥストラだ、そいつらがどういう類の輩なのかを知らずに行動はしたくない
なので偵察に見回りを行っていたのだが、ある公園の空気が以上ににごっている、いや、澱んでいるといえばいいのだろうか?
おそらくはココがスワスチカの開いた場所のひとつということだろう

【彰】
「澱んだ空間、なるほど、言われたとおりか」

ちなみに、探索するチームは三つほどあるが、いずれも俺、柊、サタンというエイヴィヒカイトに対処できそうな面々が加わっている

【悠人】
「今光陰から連絡があったんだが、お前が彼らと出くわした場所のすぐ近くにも似たような澱みがあるらしい、そこも一つ、なんだろうな」
【彰】
「多分、あの時神父が言っていた、開いている一つというのがそれだろうな…」
【悠人】
「じゃあ、ココは新しく開いたスワスチカってことか…」

人の気配?

【彰】
「これほど澱んでる場所に近づけるやつは真っ当じゃないだろうし、気をつけろよ、悠人」
【悠人】
「ああ」

そこに表れたのは

【蓮】
「あんたは…」
【彰】
「…」
【蓮】
「あいつらのお仲間、ってことでもなさそうだけど」
【マリィ】
「レン?どうしたの?」
【彰】
「…一つ問う、お前はこの場所にどういう用事で来たんだ?」
【蓮】
「俺は…この公園に用事があってきたんだよ、そっちこそ、どういう用事なんだ?」
【彰】
「…君が、ツァラトゥストラかな?やつらのような濃さは感じないし」
【蓮】
「あんた…」
【彰】
「悪いが、今の君が俺にとって敵なのか味方なのか、それもわからない立場な物でね、君という存在が何のために戦うのか、それを教えてもらいたい、君はこの世界の人間ではないのだから、なおさらね」
【蓮】
「そうか…あんたも」
【彰】
「ああ、この世界とは別の世界から転移してきた存在だ、だからこそ君の真意を知っておきたい、やつらにとって敵であり、我らにとっては不明である君という存在はなかなかに放置しがたいのでね」
【蓮】
「俺は…正直解らない、でも、元の平穏な生活に戻りたい、それだけは確かなんだ」
【悠人】
「少なくとも、戦う必要はなさそうだな」
【彰】
「ああ、それじゃ、またいずれ」

公園を出てしばらく歩き

【司狼】
「よう、そこのお二人さん」
【彰】
「なんだ、お前」
【司狼】
「いや…あんた妙に濃い血の臭いさせてるからよ、気になって当然だろ?」
【彰】
「嗅覚いいんだな、お前」
【司狼】
「司狼だ、遊佐司狼、あまりお前って呼ばれ方は好みじゃないんでな」
【彰】
「不破彰、彰でいい」
【司狼】
「で、公園のほうから出てきたみたいだけど、あんた、俺のダチと会わなかったか?」
【彰】
「…さて、彼が君の言うダチかどうかは知らないが、そういえば名を聞いていなかったな」
【司狼】
「まあ、お互い別世界の住人ってことは間違いなさそうだな」
【彰】
「まあ、そのようだな…いずれまた、道が交わることもあるだろう、そのときにでもゆっくり話そう、行くぞ、悠人」
【悠人】
「いいのか?」
【彰】
「ああ、少なくともこいつはあいつらのお仲間ってことはなさそうだ、密度が違う」
【悠人】
「解った…じゃあな」
【司狼】
「ああ、近い内にまた会おうぜ、お二人さん」

彼と別れた俺達はかねてより一度は訪れるべきと思っていた場所へ向かう
そう、教会だ

【ヴァレリア】
「おや、彰さん、お久しぶりですね、そちらの方はご友人ですか?」
【彰】
「ああ」
【ヴァレリア】
「そう警戒なさらずともよいですよ、確かにココはスワスチカの一角を担っていますが、開くのはもっと後でなければならない、何事にも順序というものがあるのですよ」
【彰】
「…」
【ヴァレリア】
「それで、本日は当教会にどんな御用でしょうか?なんなら説教の一つでも」
【彰】
「遠慮しておく」
【リザ】
「あら、お客さん?」
【彰】
「…三人、いや、四人かな?あんたを含めて濃いのは」
【ヴァレリア】
「ええ、まあ、普段は彼女はここ以外の場所にいることが多いですが、隠れてないで出てきたらどうです?レオンハルト」
【螢】
「あなたがこの世界に来て早々にベイに絡まれたっていう人ね?噂には聞いていたけど」
【リザ】
「彰さんでいいのかしら?」
【彰】
「ああ、こいつは悠人だ、そっちは?」
【リザ】
「リザよ、まあ、仲間内ではバビロンとも呼ばれるけど」
【螢】
「櫻井螢よ」
【彰】
「不破彰だ」
【悠人】
「…高峰悠人だ」
【彰】
「…もう一人は挨拶しないのか?」
【リザ】
「彼は…いろいろ事情があって人前にはめったに出てこないの、もしあなたが私達に敵対するならぶつかることもあるかもしれないけれど…」
【彰】
「…ルサルカにも言ったが、俺は基本的にお前らがどこで、何をしようが興味はない、だが、俺にとって不都合となる存在なら容赦はしない、それだけだ」
【ヴァレリア】
「では、当面の間は様子見ということですか?」
【彰】
「ああ、最も、お前らが真っ当な存在じゃないのだけは断言できるし、そこに関してはお互い様だから口出しできないって事のほうが大きい、ようはこの世界に対してどう動くのか、それを見定めさせてもらうまでだ」
【ヴァレリア】
「そうですか…いかがですか、こうしてきていただいたのにお茶の一杯も出さない、というのも気が引けますし、上がっていかれては」
【彰】
「…ついぞキリストとは縁のない生活をしてきたんだが…」
【悠人】
「まあ、いいんじゃないか?少なくとも今この人たちから害意は感じない」
【彰】
「…それは同感だ、では、少しだけお邪魔になろう」

実際、中での会話は普通に血なまぐさいことや喧嘩がらみは一切除外した、ありていに言えば普通に神父やシスターと話しているような、そんな会話だったと思う
いや、教会を訪れること自体今回が初めてだが、少なくとも、ああいう毒の絡まないところではこの二人は真っ当な神父とシスターなのだろう、一歩裏側をのぞけばその限りではないが
ついでにこいつらについて何か情報を得ようとも思ったが、あの公園のスワスチカに散った奴がこいつらの身内でシュピーネとかいう男だという話ぐらいしか聞けなかった、まあ、こいつらの内一人が脱落していたという状況は俺達にとっても悪いものじゃない

だが…

【彰】
「そろそろ戻ろうか」
【悠人】
「そうだな…」
【ヴァレリア】
「入り口まで送りますよ」

外に出たところで

【ヴァレリア】
「あなた方にはお知らせしてもいいかもしれませんね、スワスチカが5つ開くと大隊長と呼ばれるお三方がまず現世に帰還されます、彼らはこの地に残っている我々よりもはるかに強大な力の持ち主、喧嘩を売る気でしたらご注意を」
【彰】
「俺から売るのは嫌いだよ、ただ、売られれば必ず買うのがモットーだがな」
【ヴァレリア】
「そうですか…では、あなた方の行く道に祝福のあらんことを」
【彰】
「あんたの場合祝うの字が呪うになってそうで洒落にならんな」
【ヴァレリア】
「そうですか…これでも神父だったのは本当なんですがね…」
【彰】
「それは別にどうでもいい、ま、あんたの祝福がどういうものかは知らないが、俺の行く道に神など不要だ、神様に手助けなんざしてもらった記憶もないし、祈ったことも生まれてこの方皆無だったと思うがね」
【ヴァレリア】
「そうですか…それもまた一つの生き方というもの、否定はしませんよ」

それを最後に俺達は再び歩を進める
大隊長…そう呼ばれる三人か…
だが、スワスチカの本質、魂の澱んだ場の形成、そして無差別に魂を喰らうこいつら
放置してもろくなことにならんのは確か、か

【彰】
「悠人」
【悠人】
「なんだ?」
【彰】
「次のスワスチカが開いたら…動くぞ」
【悠人】
「…解ったよ」

どう動くべきか、それはまだ不確かだが、確実にいえるのは
奴らと俺は殺しあうことになる、ということだけだ

【彰】
「全く、つくづくいかれた生き方しかしてねえのな、俺ら」
【悠人】
「まとめるな!といいたいところだが…否定できないな、俺も」

俺もこいつもどういうわけか、こうしていくつもの世界を渡り歩く羽目になっている
それも、わりと自分の意思とは無関係に
違う点があるとするなら、俺はもともとの世界ではありえないような存在で殺人剣術の使い手だった、こいつは平凡な学生だった
始まりからして違う、俺は生まれたときから戦闘家として鍛えられていたし、戦国時代から衰えることなく磨き続かれてきた流派の使い手として育ってきた
だからこそ、あの三国志の時代において無双を誇ったのだ
端的に言えば、俺の流派おそらく現代にまで残った唯一に誓い戦争用の剣術といっていいだろう、そして時代を重ね鍛え続けられてきたそれが、ろくな訓練もされていない雑兵ごときに敗れるわけもなく、将たちでさえ流派として鍛え抜かれた技を持つわけではないのだから、最強となるのもほとんど必然だった
まあ、実際し合ってみると確かに俺のは強力だが、場数の差で圧倒されることもあったわけだし、規格外などどこにでもあるということを思い知るだけだったが

【彰】
「…規格外、か…奴らのような規格外を倒すために俺がいるというのなら…やってやるさ!」

いまだに決着付かずとなってる奴とのけりも…俺の性分だ、必ずつけさせてもらう!

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