リハビリ中パート2

適当に目に付いた作品とかを書いてますので規則性など皆無です、次に挙げるのもまったく違う作品になるかと
今回はいろいろ話題になった魔法少女まどか☆マギカですな
こっちのほうは適当に抜粋して乗っけますので前後が微妙な感じに
特にさやかが魔女化するまでの過程をすっ飛ばしていたり、それが終わるといきなりワルプルギスの夜とやり合ってたりと滅茶苦茶ですな

【彰】
「…ここは…どこだ?」

俺は世界に召喚され、異なる世界への転移を終えたばかりだった
その俺が転移した先は迷宮のような空間だった

【彰】
「フォートレス…?いや、微妙に違うな…少なくとも侵魔の気配はない」

周囲を虫のようなものが飛び回っているだけで、そいつらからも侵魔独特の気配は感じない
だが、敵意はあるのだろう、俺に向かい飛び掛ってくるので一匹ずつ確実に倒していく
幸いそれほど強くない、軽く殴ればそれで倒せる

【彰】
「さて…どうするかな?」

勘を頼りに歩き出す、しばらく歩くと、前方から銃声が聞こえてきた

【彰】
「これは…!」

その音のほうに駆け出す、眼前に現れた扉を蹴り破ると

【金髪の少女】
「ティロ・フィナーレ!」

一人の少女が巨大な銃で攻撃した直後だった
その攻撃した先より蛇のような奇妙な化け物が飛び出す
その存在は想定していなかったのか、完全に硬直する少女に向かい蛇が頭をむけ…

【彰】
「ちぃっ!」

その顔面を蹴り飛ばすと同時に少女を抱えて後ろに飛ぶ

【金髪の少女】
「え…?」
【彰】
「呆けている場合か!」

その少女を降ろすと俺は跳躍し化け物の顔面を蹴り飛ばす
どうやらこいつは噛み付く以外の攻撃方法が無い様で、顔面の真ん中を攻撃するとひるみはするが…

【彰】
「決定力に欠ける…か」

変身するか…?
いや、奴を倒すには切り札でなければいけない、この世界に来て早々にアレは切れない

と思案していたところに

【彰】
「!」

奴の横っ面を吹き飛ばすように爆発が発生し、その攻撃に反応してか奴の口から一回り小さい蛇が吐き出される、と直後にその蛇を爆発が襲う

【彰】
「…アレは…」

その横に一人の少女が出現している
黒髪の先ほど助けた少女と同年代と思しき少女だが…

【彰】
「どうやら、この攻撃は彼女か」

そうかかることなく、奴は完全に消滅し、周囲の空間も謎の迷宮状態から普通のビル街へと変貌する
と、先ほど助けた少女が駆け寄ってきて俺に頭を下げる

【マミ】
「あ、あの、ありがとうございました!私は巴マミって言います、あなたは…?」
【彰】
「俺は…」

そこまで言ったところで先ほど現れたもう一人の少女が近づいてきて、いつの間に持っていたのか拳銃を俺に突きつける

【黒髪の少女】
「あなたは…何者?」
【彰】
「…まずはその銃を降ろしてくれないか?そうすれば説明もするが」
【黒髪の少女】
「…」
【ピンクの髪の少女】
「ほむらちゃん!その人は悪い人じゃないよ!」
【彰】
「…」

相手の目を見る、この年でどういう目をしてるんだよ、この子は…

【黒髪の少女】
「…いいわ、少なくとも、あなたに敵意がないことは解った」
【彰】
「ありがとう、俺は不破彰、君は?」
【ほむら】
「暁美ほむらよ」

そっけなく名乗ると、彼女は地面に落ちていた鍵のようなものを拾い上げるとそのまま立ち去っていく

【彰】
「で、そっちの二人は?」
【まどか】
「私は鹿目まどかって言います」
【さやか】
「あたしは美樹さやか…で、あんたは?」
【彰】
「…無数の平行世界を渡り歩く宿命を背負った風渡りの旅人だ」

その後、マミの住んでいるマンションへと案内される

【彰】
「お互いに詳しい話が必要だろう?まず、俺はこことは異なる世界からこの世界に流れ着いた者だ」
【さやか】
「何で彰はこの世界に来たの?まさか侵略ってわけじゃなさそうだし」
【彰】
「正直俺も不明だ、この世界が俺という存在を必要としたからこそ俺は召喚された、それはわかるのだがな…この世界に飛ばされる際この世界の強い意思を感じた、だからこそ俺も召喚に答えたが、何故俺が呼ばれたのかはいまだに不明だ」
【マミ】
「じゃあ、彰さんには今のところ目的はないんですか?」
【彰】
「まあな、とりあえずこの世界での寝食だけでも確保せんことには生活そのものが立ち行かんから、資金繰りをどうするか、目下俺の問題はそれだな…さて、そちらの事を聞かせてほしい、さっきのアレは何者なのか、あの世界はなんなのかを教えてもらおう」
【マミ】
「ええ…」

そして話された内容…魔女と言う存在、奴らを守る結界、魔女によって撒き散らされる瘴気が人の精神を蝕むことや、成長した魔女はグリーフシードと言う卵を産み、それが孵化すると同じ性質を持った魔女を生み出してしまうこと等…
そして、魔女と戦うための存在であるマミやほむらのような魔法少女達

【彰】
「で、それを生み出すのが、そこの胡散臭い小動物、と」
【キュゥべえ】
「胡散くさいってひどいなあ…これでも僕は君達に協力的なつもりだよ?」
【彰】
「人の頭に直接声を送ってくる奴が胡散臭くないならなんなんだ?」

どうにも妙な感じがする、この小動物には気を許さないようにしよう

【彰】
「…で、お前らは契約するつもりなのか?これと」
【まどか】
「私は…」
【彰】
「やめておけ、そもそも、戦うことに代価が生じる時点で間違ってる」
【まどか】
「え?」
【彰】
「俺は戦いに身を置いて長いが、その戦いに代価を求めたことは一度もない、どれほど理不尽だろうと、戦うことを決めたのは俺なんだからな…何かしら願いがかなうってのはその代償も大きいと言うことだ、戦うってだけじゃない代償がどこかにあるはずだ」
【まどか】
「そうなの?キュゥべえ」
【キュゥべぇ】
「代償はないはずだよ?」
【彰】
「…お前がそうと認識していないだけの可能性もある、正直胡散臭いことに変わりはない、だから、お前達は契約するな…その分は俺が戦う、子供を守るのは大人の役割だからな」
【キュゥべえ】
「君は…そうか、魔法の力を持っているんだね?」
【彰】
「お前達とは違う形だがな…」

胸元からペンダントを取り出す

【彰】
「これが変身のための媒体だ、これを使い変身する事で俺は魔法の力を行使できる」
【さやか】
「剣…?」
【彰】
「媒体であると同時に、これは変身後の俺の象徴でもある」
【マミ】
「あなたは…」
【彰】
「これでも、魔導騎士なんでな」

肩をすくめる

【彰】
「さて、そろそろ遅い、二人とも送っていこう」
【まどか】
「え、でも…」
【彰】
「仮にも騎士である俺が送り狼になってちゃいかんだろ?」
【さやか】
「…まあ、それなら…」
【マミ】
「あの、泊まるところはどうするんですか?」
【彰】
「少なくとも今俺はこの世界の金を持ってないからなあ…野宿だな」
【マミ】
「だったら、うちに泊まりませんか?私は一人暮らしだから…」
【彰】
「正気か?年頃の少女が俺みたいな得体の知れない男を泊めるとか」
【マミ】
「騎士さんなんでしょう?だったら嫌がる女性を襲ったりはしないでしょう?」
【彰】
「は…ははっ!まさか言ったばかりの台詞を利用されるなんてね!解った、好意に甘えさせてもらうよ」

二人を送り届けた後、俺はマミの家へと帰っていく

【彰】
「…これから先俺はお前と共に戦おう、ここに泊めてもらう礼だ」
【マミ】
「戦うことに返礼があるのは、悪くないものでしょう?」
【彰】
「代価を求めるつもりはない、だが、提供される代価ならば受け取るさ」

それから数日、共に戦い続けていたのだが、ある時期からさやかの様子がおかしいことに気づき、そして

【彰】
「…さやか…お前…」
【さやか】
「私ってバカだからさ…戦ってくれる人がいるってわかってても…どうしても叶えたい願いが出来ちゃって…そしたら縋らずにはいられなくってさ」
【彰】
「…叶えたい願いってのはなんだったんだ?」
【さやか】
「あたしの大切な人を助けたい…それが願いじゃ、いけないのかな?」
【彰】
「…そうか…ならばどこまでも自分を犠牲にして、勝手に死ね」
【マミ】
「そんな言い方!」
【さやか】
「ううん、多分、彰が正しいんだと思う、たった一つの願いさえ誰かのために使って、自分の命無駄使いしてるようなもんだよね…」
【彰】
「俺はしばらく魔女狩りには付き合えそうにない、俺がこの世界に呼ばれたい理由がはっきりし始めたからな」
【マミ】
「そう…」
【彰】
「だからしばらくお別れだ、無論可能ならば助勢にも向かうさ」
【マミ】
「解った…」

それから三日後

【彰】
「っと!大丈夫か?」
【マミ】
「え…?」
【彰】
「ぎりぎりセーフってところか…久しぶりにこっちの結界に入ったな」
【さやか】
「あんた…」
【彰】
「っと、名乗り忘れてたな…」

周囲には四人の魔法少女とまどか、キュゥべえがいるが…この状態を見せるのは始めてだと言うことに気づく

【彰】
「信念と絆の魔導騎士、アークスター!我が剣に掲げし誇りに誓い!貴様の悪行はここで終わらせる!」

ついでにポーズまで決めて見せると、ほむらと確か杏子といったか…も含めた全員がポカーンとしている

【彰】
「クレッセントブーメラン!」

右肩のパーツを取り外し、魔力をこめると巨大なブーメランとなる、それを使い使い魔をまとめてなぎ払うと

【彰】
「行くぜ!」

左手のロックを解除する、すると左手の篭手の部分が分かれ弓となり、右手の篭手の宝玉が点滅を始める

【彰】
「充填完了まで回避しか出来ないのが欠点だが…今は奴の動きも止まっている!」

完全に充填が完了し

【彰】
「バーティカルアロー…ブラストシュート!」

右の篭手から形成した矢を使い解き放つ、それは途中で分割し、無数の矢となって相手に刺さり、さらに巨大な矢が相手を貫通した直後、爆散する

【彰】
「で、呆けてるんじゃないよ、お前ら」

硬直から抜け出したのはほむらが一番速かったが、それにしても俺が矢を解き放つ直前だった
地面に落ちたグリーフシードは俺が拾い上げ、マミに渡す

【彰】
「今のがペンダントを使用して変身した俺の姿だ」
【さやか】
「…まさか、名乗りを上げる上にポーズつきなんてね…」
【彰】
「くくっ、しかしまあ全員そろってフリーズするとは思わなかったな」
【マミ】
「でも、あなたが来てくれて助かったわ」
【彰】
「ま、手伝える状況なら助けにも来るが、あてにはするなよ?」

そういってその場を去る、ああ、彼女達からはあまり好意的に受け止められていないだろうな、今の俺は

【彰】
「だが、いいさ…」

孤独には慣れている…なまじっか、一時期でも馴れ合ってしまったことが糸を引いているだけに過ぎない、割り切るべきだと、己に言い聞かせる
だが、そうも行かなかった

【彰】
「携帯で呼び出されたと思えば…どうしたんだ?」
【マミ】
「さやかちゃんが…」
【彰】
「さやかがどうした…?」
【マミ】
「魔女に…魔女になっちゃったのよ!」
【彰】
「本当か!?」
【杏子】
「ああ…私の目の前で魔女になったんだ!」
【彰】
「…」

眼前に横たわるさやかの体に触れる
まだぬくもりが残って…いや、これは…

【彰】
「仮死状態か!?」
【マミ】
「え?」
【彰】
「完全には死んでいない、もしも魔女となった魂を元に戻せたならば…蘇生は不可能じゃないだろう」
【杏子】
「本当なのか!?」
【彰】
「…元に戻せるならば、な」
【キュゥべえ】
「無理だよ、一度ソウルジェムになった時点で魂は元に戻らない、魔女になってしまった以上もう美樹さやかは助からないよ」
【彰】
「黙れ!」

おそらく、初めてだろう…俺が本当に激昂しているのは
八つ当たりで小動物を切り裂く
どうせこいつは無数にいる個体のひとつに過ぎない、ほら、もう次のが現れた

【キュゥべえ】
「ひどいなあ、確かに僕らは複数の個体が存在するけど、無駄に消耗したくはないんだけど?」
【彰】
「それと同じことをお前はこの世界の人にやっていると言うことだ…」

立ち上がる

【彰】
「案内してくれ、さやかのところに」
【杏子】
「え?」
【彰】
「博打になるがな、試してみたい術がある、お前達も、魔法少女をやめたければかなえてやれるかもしれない」
【マミ】
「本当に、そんなことが出来るんですか?」
【彰】
「博打だ、どういう術かも今は秘密にしておくよ…さあ、俺を案内しろ、佐倉杏子!」

俺と杏子、マミとまどか、ほむらまで付いてくるが、彼女は俺のことを半信半疑で見ている
そうだろうな…正直俺も博打だとわかっていてやるのだから

【彰】
「レイデン・イリカル・クロルフル…我、制約をもって命ずるものなり!」

アークスターへの変身を遂げる、いつもの名乗りもなく、淡々と結界の中を突き進み…
彼女の元へ到着した

【彰】
「アレが…さやかだった魔女か…」

さやかの体は杏子が抱えている、この戦いには一切手を出さず、彼女はマミが守ると言う形になる

【彰】
「…この馬鹿が…」

そうつぶやくと、まっすぐに彼女に向かい歩き出す、魔法少女をやめたいならば俺から一定の距離から離れるな、と伝えてある

【マミ】
「え…?」

そりゃ驚愕もするだろう、俺はゆっくりと一歩ずつ、走ることもなく彼女に向かって歩いているのだから
それも愚直に、まっすぐに

【杏子】
「お前…」
【彰】
「いいから、付いて来い」

最初は攻撃をしてこなかったさやかだったが、徐々に俺のほうへ攻撃を向けてくる
最初に当たったのは右肩だった、次に左腕、今度は頭
当たった場所の防具が壊れ、血が流れ出す、それでも俺は歩みを止めない

【彰】
「は、ははっ…痛いなあ、これは痛い…」

そうつぶやきつつも歩く速度は一切変えず、一歩ずつ彼女に近づく

【ほむら】
「あなた…」
【彰】
「だけどな…我慢できないほどじゃない…我慢できないというならば…」

もう一度右肩に強く当たる、それでも歩みは一切緩めず、さらにつぶやく

【彰】
「我慢できないというならば…」

足元に魔方陣を展開する

【彰】
「お前をそこまで追い詰めておきながら、何もしなかった己の未熟さだ!」

とうとう全身が魔方陣の中に入る、ちょうど、ほむらは魔法陣の一歩外にいる

【彰】
「入ったぜ…さやか!」

両腕を強く振り上げ、下ろす

【彰】
「いびつに歪められし魂よ…汝のあるべき姿を取り戻せ…」

マミや杏子のソウルジェムがひときわ強く輝き、徐々に体の中に沈みこんでいく、さやかの姿もまた、徐々に小さくなり、ソウルジェムのような形になっていき

【彰】
「汝のあるべき場所へと帰れ!セイクリッド・シャイン!」

術式が完成した直後、周囲の結界が霧散する、と同時に、変身していたマミと杏子の姿が元に戻る
そして…

【さやか】
「…う、ううん…」
【まどか】
「さやかちゃん!?」
【彰】
「どうだ、インキュベーター…賭けは、俺の勝ちだ!」

さやかが完全に目を覚ます
どうやら彼女は魔女になった後の記憶もある程度あるようで、真っ先に俺に向かって頭を下げた

【さやか】
「ごめん!彰…痛くない!?」
【彰】
「謝罪がほしくてやったわけじゃない、アレは俺にも責任がある、そもそも最初にお前を追い詰めたのは俺だろう」
【マミ】
「え?」
【彰】
「俺がさやかが魔法少女になって最初になんと言ったのか、忘れたわけじゃないだろう?」
【さやか】
「…どこまでも自分を犠牲にして、勝手に死ね…」
【杏子】
「そんなこと言ってたのか!?」
【彰】
「ああ、だから謝罪の言葉は必要ない、こういうときにほしい言葉はまた別に存在するものだよ?」
【さやか】
「…ありがとう…」
【彰】
「それでいい…もう二度と力を欲するな、奇跡の代価は安くない、お前達の分は俺が戦う」

そして、それから数日後、最大級の魔女の一体、ワルプルギスの夜がこの町に顕現し

【彰】
「いいのかよ?避難勧告すっぽかして」

突発的異常気象の発生に伴い避難勧告が発令されているのだが

【マミ】
「あなたが倒してくれるんでしょう?」
【杏子】
「当てにしてるからな!絶対勝てよ!」
【さやか】
「がんばってよ!」
【まどか】
「ほむらちゃん…彰さん…」
【彰】
「いくぜ!ほむら!」
【ほむら】
「ええ!」

彼女が変身を終えると同時

【彰】
「レイデン・イリカル・クロルフル…我制約をもって命ずるものなり!」

俺も変身を完了し

【彰】
「信念と絆の魔導騎士、アークスター!我が剣に掲げし誇りと少女に誓った勝利のために!ワルプルギスの夜は終わらせる!」

かつては唖然としていた彼女達も今度はこの名乗りに呆けることもなく

【ほむら】
「…たまにはそういう名乗りもいいものね…」
【彰】
「こういうのも時には悪くない」

お互いに笑い合うと、一歩を踏み出す

さあ、迎え撃とう、そして…終わらせて見せる、この地で、ワルプルギスの夜を!

【彰】
「さて…いくぞ!」

即効で左手の弓矢を開放する

【彰】
「こいつのエネルギーを充填している間俺は一切の攻撃、防御が行えない、頼むぜ?」
【ほむら】
「ええ…全力で仕掛ける!」

まずはほむらが仕掛ける
無数のミサイルランチャー、タンクローリー、艦対置ミサイル、挙句の果てにはレンジを集めた高周波熱線攻撃まで行うが、奴は健在だった

【彰】
「だが、今度はこいつだ!バーティカルアロー・ブラストシュート!」

その直撃を受けてなお…

【彰】
「マジ、かよ…」

切り札その一が通用しない…!?
ダメージは受けてこそいるが…

【彰】
「まずい!」

とっさにほむらを突き飛ばし、彼女を攻撃から守ったが、左腕の篭手が破損し弓が使えなくなる

【彰】
「ちっ!」
【ほむら】
「彰!」
【彰】
「…少しばかりまずったな…」

左腕は動くが、これで切り札がひとつ封じられた

【杏子】
「やばいんじゃねえか…これ」
【マミ】
「彰さんの切り札が使えなくなるなんて…」
【彰】
「…一つ勘違いがある、俺の最強の切り札はアレではないぞ」

仕方ない…

【彰】
「ほむら、少しだけ、お前にとっては不本意な形になるだろうな」
【ほむら】
「え?」
【彰】
「歪められし魂よ、汝があるべき姿を取り戻せ、汝があるべき場所へと帰れ」

彼女を抱きしめ、言葉を紡ぐ

【ほむら】
「彰!?待って!」
【彰】
「セイクリッド・シャイン」

ほむらの変身が強制的に解かれ元の姿に戻る

【彰】
「…さあ、本当の切り札を使わせてもらう」

胸部パーツを開放する、そこから現れた宝玉、ペンダントのときに比べ圧倒的に巨大になったそれから膨大な魔力があふれ出す

【彰】
「ブーメランはひとつじゃない」

両肩のパーツを取り外し、魔力で巨大化させる

【彰】
「ツイン・クレッセントブーメラン!」

二つのブーメランが使い魔を切り裂いた上でワルプルギスの夜を拘束し、動きを完全に封じる

【彰】
「俺の本当の武器は弓じゃない…俺の名乗りを覚えているな?俺が誇りを掲げるのは一体なんだ?」
【ほむら】
「あ…!」
【彰】
「俺のペンダントの形は何だ?」
【マミ】
「それって…」
【彰】
「さあ、見せてやる!聖涙石よ!」

胸の聖涙石に拳を叩きつける、その手に刃が顕現していく

【彰】
「我に力を!」

全ての魔力を刃に乗せる
地を蹴り、そのまま飛翔し、突撃する
向こうからビルが飛んでくるが、さらに空を蹴り、ビルの壁面に取り付くとそのまま駆け上がる
さらに端から跳躍し、加速する、今度は何発もの魔力弾が降り注ぐが、回避するよりも勢いを殺さずに突破するため最低限の防御以外は切り捨てる!
そして、奴に体当たりをぶちかますと、そのまま横薙ぎの斬撃を加え

【彰】
「これで…終わりだああああ!」

何度も続けて切り裂き、一度後ろに下がると加速し、下から切り上げ、両断する

【彰】
「光神翔斬舞…これが本当の、俺の切り札だ」

奴の消滅を感知する
周囲に起こっていたあらゆる異常が消滅し、俺もまた宙に浮く力を失い落下する
先ほどセイクリッド・シャインを使ったのはこの一撃に残る全ての力をかけるためだった
当然、ぶった切った後は力を失い落下する

【彰】
「…」

変身も解けた、このまま落下すれば重傷は免れない
残りわずかの魔力を総動員し、ぎりぎりのところで風を操り安全に着地する、残る全ての魔力でヒールを使い、かろうじて刃を握ることが出来るぐらいには回復する

【ほむら】
「彰!」

ほら、ここで意地をはれないようじゃ男じゃない、駆け寄ってくる少女がいるのに無様な姿はさらせない
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