ただいまリハビリ中

と言うわけで、かなり自己満足で書いてるものなので、原作知らないといまいち解りにくい奴ですが
原作はRPG W(・∀・)RLDと言うノベルです
適当に一章分書いてみたのでのっけますが、続くかどうかは不明
あくまでリハビリで書いてるので、自分が適当に書いている自己満足のうちいくつかをちょくちょく乗せつつ感覚が戻ってきたら超越やリアルロボットを書き直そうかと思っております
なので次回の更新はまた違う作品の可能性も高いです
ちなみに、主人公はアリアンロッドRPGというTRPGのスキルを保有しています、他にも九鬼流使ってるし、武器を持てばテイルズ系の技を使う予定
戦を極めし者(ウォーロード)の名は伊達ではないと言うことでwww



【彰】
「…ここは…」

一瞬前までの記憶があやふやだ
だが、少なくとも俺は家にいたはずだ、こんな草原のど真ん中に立ち尽くしていた記憶はかけらも無い

【彰】
「草の匂いは紛れも無く本物…しかも空には鳥まで飛んでいるときた」

とりあえず今の装備を確認しよう、と思った瞬間

【彰】
「!?」

俺の目の前にゲームでよくあるウインドウが展開された
そこには

【彰】
「…ココに来る前の装備か…」

仕事用の防弾防刃仕様のジャケット
両腕のリストバンドとジャケットのポケットにいくらか持ってる飛針
そして、鉄板を仕込んでいるスニーカー

【彰】
「…このウインドウは…ギャスパルクの復活か?」

俺がここ数日プレイしていたゲーム、街頭でテストプレイヤーを募集していて、簡単なアンケートに答えると無料でβ版が渡された
バグも無くその作りこみの高さから、仕事の予定も特に無かった俺は寝る時間と食事の時間以外はそのゲームにどっぷりはまっていた
今しがた開かれたウインドウはそのゲーム内ウインドウと限りなく告示していた

【彰】
「となるとステータスは…お、出た出た」

…最後のセーブ時と同等か…
俺の職業、ファイター系の中でどの神にも誓いを立てずに転職できる最上位職であるウォーロードは単体攻撃能力こそゴーデスナイトに劣るが一対一、一体多のどちらにも対応できる上非常に高いSTRとAGLを誇り、俺のレベルは100を超えていることもあり、AGLはLV80台の忍者すら凌駕する
この高いAGLこそが一体多を得意とするというこの職業の特徴でもある
また、俺個人の特質もあるのだろう、最終セーブデータより若干AGL、STRが高く、VITが減少している、またスキルにこのゲームには存在しないものが複数存在している

【彰】
「レイジやソウルバスターは巨大な切り札になる…な」

【彰】
「…敵か」

周囲を魔物に囲まれている
そのほとんどがジャイアントラットと言う取るに足らない雑魚だ
俺のゲーム開始場所はこいつらの縄張り近くであり、町まで行くにはどうしてもこいつらを相手にレベルをある程度上げてからでなければ入れないというほどの、開始地点の中でも外れの一つだったらしい
だが、こいつらの行動パターンはすでに熟知している

【彰】
「手は綺麗に、心は熱く、頭は冷静に」

俺の知る中で最も熱いエロゲの一つ、あやかしびとで登場する文言、九鬼流の教えを己に刻む、俺がこの世界に流れ着いてすぐに冷静になれたのもひとえにこの教えを常日頃から自分に刻み込んできたからだ
俺の仕事はボディーガードだ、それも世界の中でも特にやばい部類を相手にしていることもあり、戦闘家業と言って過言ではない
その俺にとってあの教えはまさに天啓とも言うべきものだった
元々俺は見切りや速度には自信があった、それがあの教えを実践するようになりさらに磨きがかかったと言ったところか
しかし今の俺の状況は好ましくない、なにせ愛用の日本刀がないのだ
あの刀は妖刀の類で必要があれば召喚できるのだが、どうもこの世界では召喚できないようだ
仕方ない…ココ最近独力で身につけたアレが役に立つかどうか…

【彰】
「円転自在、球転自在」

もう一度、今度は違う教えを刻み込む
召喚は心で念じるだけで可能だ、それでも発動しなかった以上、俺に適合する武器が見つかるまでは徒手空拳でいい
実際、下手な武器を使うと俺の動きに武器がついて来れなかったり重心がずれて使いこなせない可能性がある
ならば、ゲームを元に俺なりに鍛え上げた九鬼流を持って挑むのみ

【彰】
「…はっ!」

掌打の一撃で相手が沈み、痙攣した後動かなくなる
そうか、今の俺のSTRなら素手でも一撃か
だが、どうせならば

【彰】
「焔螺子!」

ちなみに、俺も九鬼耀鋼と同じ訓練をした、ピッチングマシーンで硬球をひたすら捌いたり、そりゃもういろいろと試した
その結果、原作とほぼ同程度と思える程度の威力の技もいくつか開眼した
その内の一つがこれだ

【彰】
「…雑魚相手に使うにしてはもったいないな…」

ステータスを見てみるとMPがそれなりに消費されていた
その後も一通り技を試し、大体の消費MPは把握した、問題は威力のほうだ、相手が雑魚過ぎてぜんぜん試せなかった

【彰】
「しょうがない…とりあえず今はアイテムを回収しよう…」

経験値は自動取得でもアイテムは地面に落っこちているのを確認する、いちいち拾わなければならんのか…

とりあえず冒険に必要なGを集中的に回収する

【彰】
「…しまった、アイテム入れる袋がない…」

所持数限界がないゲームだったが、せめてアイテムポーチぐらいなければ…
仕方ないGだけポケットに入れて町に向かうか…
大体の方角に見当をつけて歩き出す
幸い勘は当たっていたようで道にでる、この道に沿って歩いていけば何かしらの街につくだろう
と、そこに馬車が通りかかる
どうやら商隊の馬車らしく、通りの端を歩いていた俺を乗せてくれた、謝礼としてさっきポケットに突っ込んだGの内いくばくかを渡しておく、こうしておけばこの商隊からいろいろ聞けるからだ
結果として、この世界がエターナルと言う世界であると言うことを始めいくつか面白い情報を得られた
町に到着するととりあえず雑貨屋へ、ベルトに取り付けられる小型の鞄(ウェストポーチでいいのか?)を購入し、次は武器屋へ、片手剣の類をいくつか見てみるがいまいちしっくり来ない、その代わりサバイバルナイフの若干大きめの奴を購入し、腰に取り付ける、これは実際には武器として使用するのではなく、モンハンの剥ぎ取りようのナイフと思ってもらえばいいだろう、実際に用途はそれだ、果物の皮をむいたり獣の肉を切りとるのにも役に立つだろうから、手入れ用の小物をいくつか購入しポーチに入れておく、残りの金で泊まれて、飯が出る宿を武器屋の亭主に聞き、そこで夜を明かした
手持ちの金は使い切ったが、俺の実力はこのエターナルでも屈指と言っていいだろう
元々高い身体能力を持っていたのがこの世界でLvと言う形で表示され、その数値は他の人間を圧倒させるに十分だと言うのは商隊の人間の話でわかった
元々Lv80オーバーはこの世界でも非常に稀だ、その中でも最高位の一人だと言う自負がある
荒稼ぎはいくらでも可能だ…

【彰】
「…目が覚めると元の世界、的な展開はないな」

まあ、解っていた、あの時魔物の群れを蹴散らしたときに俺の掌に返ってきた感触は紛れもない真実味を持っていた
内臓を掌打でつぶした感触が今も右手に残っている

【彰】
「…九鬼要綱の言うとおり、か」

実際あの瞬間、その感触が気持ち悪い、程度しか思わなかった、相手が魔物とはいえ、だ
おそらく人間相手でもその瞬間に感じるのはその程度、なのだろう
それが俺個人の特質か、人間ならば誰もがそうなのかは知らないが

それから数週間後
訪れた町で俺は奴らとであった

【ダイス】
「やはり、黒き竜巻は日本人か」
【彰】
「…何者だ?貴様ら」

名前はステータスバーと一緒に表示されているのですぐにわかるが、名前だけで素性を知るのは難しい

【ダイス】
「我らは教団に身をおくものだ、魔神ギャスパルクを復活させることを目的とした、な、お前がプレイしたあのゲームはそのための召喚装置だったのだ」
【彰】
「なるほどな、で、仲間になれってか?」
【ダイス】
「物分りがいいな、答えは?」
【彰】
「断る、俺は何者にも縛られるつもりはない、俺の邪魔をするというなら…ここで散れ」

周囲にいる奴が殺気立つのがわかる、ふむ、それなりに高レベル、か
さて、相手は殺意を持って向かってくる、一体多なのも間違いない…
さて、最良の選択肢は逃げるだろうが、逃げ道がないならばどうするか

【彰】
「少し、暴れてみるか」

つぶやく、掌打を螺子りつつ引き、正面の相手に向かい踏み込む

【ラズマール】
「速い!?」
【彰】
「焔螺子」

相手の肋骨を砕いた感触が伝わってくる、おそらく肺にも刺さっただろうし、放っておけば致命傷になりかねない重傷なのは間違いない
さらにまわし蹴りでもう一人の肋骨を粉砕し蹴り飛ばす

【ダイス】
「ちっ、負傷者を回収し撤退する!退くぞ!ラズマール!」
【ラズマール】
「仕方ないか…」

いっせいに撤退する奴らにはそれ以上関心を抱かない、絡んでくるならば敵対もするが、何も自分から好んで敵を作る気はない、俺はこの世界では孤独なのだ
そういえば、あいつはこの世界にいるんだろうか、俺と一緒にゲームを始めたあいつは

【彰】
「たしか…アウラビショップになったといっていたな」

アウラというのはこの世界の光の神の名だ、その神に誓いを立てたビショップと言う意味になる
この世界では何らかの神に誓いを立てることでその神の力を借りることが出来るようになったりもする、たとえば近接戦闘系最強職といわれるのは軍神ゴーデスに誓いを立てたものだ、そうでない近接戦闘系最強職はおそらく俺のウォーロードになるはずだ
ビショップクラスになれば対アンデット系モンスターにボーナスがつく
俺の職業はその手のボーナスが一切付かない代わりに基礎ステータスの上昇値やレベルアップに必要な経験値の面で他の職業より優れている
たとえばゴーデスナイトのゴーデスエンブレムのように技そのものの攻撃力が非常に高い、といったことはない、習得できる技もあまり優れたものではないことが多い(俺の固有スキルであるレイジやソウルバスターは除外する)
そのため、スキル面やボス戦で決め手に欠けるところがあるが、他の職種に比べ高いSTRやAGL、VITがあるため、基本的に長期戦闘に向いている、また、他の職業に比べFOODゲージの減少が遅いのも魅力だ
このFOODゲージはこのゲームでは非常に高い意味を持つ、なぜなら、このゲージが減少するとあらゆるステータスにマイナスの補正がかかるからだ、ようは腹が減って力がでないといったところか、これは食事をしっかり取っていても睡眠不足などでも減少する、解りやすく言えば疲労が蓄積されるとゲージが減るのだ
それの減りが少ないと言うことは継戦能力の高さを意味する、俺の職業が一体多に向いているのは相手の攻撃を回避し続ければある程度囲まれていても相手のほうが先に疲弊しステータスが減少し、動きが鈍った相手を一方的に蹂躙し返すことが出来るからだ

【彰】
「…探してみるか…あいつの開始地点はどこだったか」

あいつもかなりの高レベルだった、ビショップクラスは上級職であり、プリーストとして高い経験をつんだもののみがつくことのできる職業だ
俺のウォーロードはファイターとして経験をつみ、さらにウォーリアと言う中級職を経由し、ようやくなれるものである
そのため、この職業に付くためには最低でもLv50以上である必要がある

【彰】
「…あの教団の連中を放置したのは痛かったか、どうせなら情報を引き出しておくべきだった」

それからさらに半年、今では賞金稼ぎの黒き竜巻としてかなり有名になった俺だが(名前よりも二つ名のほうが有名なので本名はあまり知られていない)、あいつの情報はまるで入ってきていなかった
キャラクター名を聞いていなかったことが悔やまれる、高レベルのアウラビショップのうわさを聞いてみたがあまり情報が入ってこないのが現状だ
今はガルガンシア王国の王都であるガライアに宿を取り情報を集めている

【彰】
「…でかい王都だけにいろいろな情報は入るんだが…あいつらしきビショップのうわさはなし…か、もしかして大陸が違うのか?大陸間の通信設備みたいなものはあまりないから手に入る情報量にも限りはある…だが、別の大陸に渡るとなると…」

そこで目に付いた二人組、学ランを来たどう見ても高校生の二人がいたのだ
名は、ユーゴとショウ

【彰】
「…ふむ…」

おそらくは日本人だろう、周囲に目を配る、彼ら意外にそれらしき人物は見当たらない
なので

【彰】
「すまないが、そこの二人」
【ユーゴ】
「え?」
【ショウ】
「僕たちですか?」
【彰】
「ああ、直裁に聞く、君たちは教団の人間か否か」
【ユーゴ】
「!」
【イシュラ】
「ユーゴさん、こいつ…」
【彰】
「…その反応では教団の人間ではなさそうだな」
【ユーゴ】
「…あなたは?」
【彰】
「不破彰…ま、彰でいいよ、以前一度だけ教団とは戦った経験がある」
【ショウ】
「じゃあ、教団の人間じゃないんですね?」
【彰】
「ああ」

さて

【彰】
「早速で悪いが、高レベルのアウラビショップに会わなかったか?」
【ユーゴ】
「いえ…その人は?」
【彰】
「俺の幼なじみで、俺と同時期にこのゲームをプレイし始めたんだ、かなりの高レベルだったはずだし、もしかしたらこの世界に来ているのではないかと思ってな…」
【ユーゴ】
「その人の名前は?」
【彰】
「本名は高崎郁美、だが、確かキャラクター名は本名ではないと言っていた、そっちの名前を聞いてなくてね、職業は知ってるから高レベルのアウラビショップと言うことで探している」
【ユーゴ】
「そうですか…」
【レヴィア】
「あの…あなたも教団とは敵対する人なんですよね?」
【彰】
「明確に敵対してるわけじゃない、向こうから吹っかけられた喧嘩を買ったことがあるだけだ」
【ユーゴ】
「そうか…俺達はこれから教団のアジトの一つに攻撃をかけるんだが…」
【彰】
「…アジトに攻撃?どうやってその場所の情報を?」
【ショウ】
「ダイスって言う人に聞いたんです」
【彰】
「ダイスだと?」
【ユーゴ】
「知ってるんですか?」
【彰】
「…その男には気をつけろ、俺は半年前にそいつと戦ったんだ」
【ユーゴ】
「でも、彼は教団の内部に潜入調査をしていると言っていました」
【彰】
「…なんにせよきな臭い、悪いが俺は同行できないな、あいつの真意はともかく、一度やり会った相手と肩を並べるのはごめんだ」
【ユーゴ】
「そうですか…」
【彰】
「ま、気が向いたら後を追うかもしれないし、考えてはおくよ」

それから数日後、実際に俺はあいつらの後を追っていた
教団の内部に入り込み情報を集める、そのためにあいつらを利用させてもらうことにした
あのときの口ぶりから察するにダイスは間違いなく教団の幹部クラスだ、潜入調査をしている人間の与えられる役職ではないはず
故に彼らとは行動を共にせず、しかし教団のアジトには向かうという選択を選んだ
忍者であるダイスに気配を悟られないようにするのは一苦労だったが、幸い俺にはある程度以上の隠密技能があった、念のために日中はバカ高い金を払って購入したインヴィジブルスクロールまで使っての尾行だ、ばれてはいない
そして、教団のアジトに入る、この際も新しくインヴィジブル状態になり足音を潜めて後を追う
そして

【彰】
「量の差による優位性は認めよう、だが、それすら凌駕しうる圧倒的な力の差と言うものも存在することを教えてやろう」
【ダイス】
「何!?」

インヴィジブルを解除し回復役の一人に対して

【彰】
「焔螺子」

一撃で、今度は内臓を破壊した感触が掌打に伝わる、おそらく、即死だろう
そのことになんら感慨を抱くこともなく近くにいたもう一人の回復役に回し蹴りを叩き込む、こちらも肋骨をへし折った感触はある、そのまま蹴り飛ばしたので生死は不明だが、とりあえず無力化はしたはずなので意識から外す

【ダイス】
「奴を殺せ!ゴーデスナイトよりもたちが悪い!」

一人の攻撃を上体を仰け反らせ回避し、それからさらに仰け反り、逆立ちするような状態から相手の顎を蹴り上げる、その一撃で頚椎をへし折った感触、立ち上がり確認すればHPゲージは完全に白くなっている、こちらも即死

【彰】
「攻撃するときはまず回復役から、基本だぜ?」

さらにもう一人に

【彰】
「焔錐」

喉に手刀を打ち込む、こちらも即死したか
と、そこに

【エル】
「ファイアークラッカー!」
【彰】
「何!?」

通路の奥から飛んできた魔法が俺もろとも連中にダメージを与える

【彰】
「ちょ、俺まで巻き添えにしてどうする!」

いったん後ろに下がる、とすぐに俺に回復魔法をかけてくれる別の人間

【エル】
「すまない、だが、あの状態で不意を撃つためにはああするしかなかった」
【彰】
「なるほどね、増援ははじめから手配済みか」

俺に回復魔法をかけてくれたのは王国の神官か

【彰】
「さて、と…大人しく縛につけ!さもなくば命はないぞ!」
【ダイス】
「さすがにこれだけの人数を殲滅した後に言われると冗談にならないな…」
【彰】
「ココに来る時点で殺す覚悟は固めておいた、後は冷徹なる意思を持ってそれを行使する、それだけで十分だろう、もう一度言う、投降しろ」
【ダイス】
「確かに、これは分が悪い、だが、私みたいな人間がこういうケースを想定していないとでも?」
【彰】
「!」

奴が手裏剣を頭上に放った直後

【彰】
「ちぃっ!」

そこにあったおそらくアジトを崩壊させるための自爆装置のスイッチらしきものを押し込んだのに気づき、地面を蹴るが周囲の空間が大きく振動したため勢いを付けきれず、体制を崩しただけだった
向こうは最初からそれに備えていたようで俺のような無様なことにはならず、一目散に逃げ出す

【彰】
「ちいっ!」
【ユーゴ】
「逃がすか!ソニックブーム!」

ユーゴの攻撃に一人が転倒し動けなくなるが他の連中はまんまと逃げおおせた

【ダイス】
「この勝負、私は負けたが勝利したのは教団だと知るがいい!」

という捨て台詞を残し、奴らはこちらの追跡範囲から完全に離脱した

【彰】
「くそ!」
【エル】
「君は…あのときの男だな?」
【彰】
「ああ…」
【エル】
「君さえよければ共に城に来てほしい、いろいろと話したいこともある」
【彰】
「…いいだろう、こちらとしても、どちらの側に身を置くかだけでもはっきりするべきだろうからな」

そして

【彰】
「…俺もユーゴたちに同行するか」
【ユーゴ】
「え!?」
【彰】
「ゲートを使った先まで行くのは骨が折れる、もしも郁美がそこにいたら情報がこっちに入ってこないのも当然だろう、そっちのほうまでいけるのならば俺も協力しよう、ああ、俺のステータスウインドウを見せたことがなかったな」

開いてみせる

【ユーゴ】
「Lv106のウォーロード!?」
【彰】
「さすがに驚くか、近接戦闘系では何の神にも誓いを立てないものの最上級職、一体多にも適応できる代わり単体攻撃能力ではゴーデスナイトに後れを取る、それが俺の職業だ、まあ、俺くらいのレベルになればそれでも十分凶悪だがな」
【レヴィア】
「すごい…ユーゴさん以上のSTRだわ」
【ショウ】
「さすがにMPでは僕より低いみたいだけど…それでも1000オーバーか…」
【ユーゴ】
「それにそのAGLとDEX…どっちも500以上とか…」
【彰】
「VITも素で500超えてるからな、このジャケット込みならLv20台程度の攻撃じゃクリティカルでもなきゃそうそう抜けないぜ?」
【エル】
「頼もしいな、しかし、いいのか?」
【彰】
「ああ、それに先ほどガルガンシア王に頼んで俺の使い魔の一匹を預けてある、もし高レベルのアウラビショップに関する情報が入ったらそいつを使って俺に知らせてくれると」
【ユーゴ】
「なるほど、そしてこれから先も各国の偉い人に会う機会が増えるかもしれない、そういう人たちに頼めれば儲け物と言ったところか」
【彰】
「ああ、確かあいつのはなしだと最後に話したときはLv80になったと言っていた、それ以上に絞れば相当限定できるはずだ」
【ショウ】
「へえ、じゃあ、彰もこれからPTの仲間だね」
【彰】
「ああ、これからよろしく頼む、このPTの壁役兼アタッカーとして頑張らせてもらうさ」
【ユーゴ】
「ああ、それに彰は俺達よりも年上で戦歴も長い、頼らせてもらう」
【彰】
「ああ、で、どこに行くのかは決まったのか?」
【エル】
「ララーンへ向かう」
【彰】
「確か、ドワーフたちの国、アライエン王国の首都だったな?」
【ユーゴ】
「詳しいんだな?」
【彰】
「俺はお前達よりも以前からこの世界にいる、旅をする中で他の土地のことも多少は耳にする、確か火神シュラハー信仰が盛んだったはずだ、また、ドワーフたちは芸術に長け、武具の製造も盛んだと聞くな」

そういう場所ならば、俺も良い武器が調達できるかもしれないな…
徒手空拳の現状に不満があるわけではないが、やはり俺は刀使いだ、ララーンならば優秀な刀鍛冶がいるかもしれない、そういう人材に特注で作ってもらうと言う手もある

【ユーゴ】
「ああ、彰は武器を持ってないんだな」
【彰】
「ああ…ウォーロードでは珍しいだろう」

俺の職業であるウォーロードは全ての近接武器を装備できる職業でもある
だが、もともとの俺が戦闘稼業だったことに起因してか俺は完全にこの世界のルールに染まり切れていない
もともと修得していたこの世界に存在しないスキルが使用可能であるが、その分ウォーロードの特徴の一部が俺には適用されていないのだ(FOODゲージの減少が遅いのは確認済みだが、武器に対してかなり制限がある)

【彰】
「俺ぐらいになれば十把一絡げの剣では逆に戦闘能力が下がってしまうからな、徒手空拳でなければ九鬼流の技が使えなくなる」
【ショウ】
「あの技ってゲームには無かったよね?」
【彰】
「もともとの世界で俺が修得していた戦闘技能だ、向こうでは俺はボディーガードをやっていてな、護衛業としてはかなり役に立つ」
【ユーゴ】
「そうか…じゃあ、彰の武器を探す意味でもララーンに行くのは正解だな」
【彰】
「ああ、出立の準備ができ次第向かおうじゃないか」
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