新年ネタ

【彰】
「明けましておめでとうございます」
【メッツァー】
「どうもこの作者は新年に終了していない作品の後日談をもってくるのが好きなようだな」
【作者】
「悪かったな!そのおかげでやはり完結に際してのネタばれがあります」
【彰】
「しっかりしろよな…あと、この話の流れは…」
【作者】
「ああ、とらハDVDおまけシナリオを参考にしていることは否めんな」
【メッツァー】
「つまり…パクリということか」
【作者】
「パクリとは失敬な、オマージュと言ってくれ」
【彰】
「まあ、そんな感じで書いていたこの話、できれば楽しんでもらえれば幸いです」
【作者】
「まあ、実質執筆時間2時間強、バックでとらハDVDおまけシナリオプレイしていたのでこういう話になったことは否定しません」



【彰】
「菊理、栞」
【菊理】
「あ、彰君」
【彰】
「そっちの方はどうだ?こっちはもう年越し蕎麦を打ち終わったが」
【菊理】
「こっちも準備完了ですよ」
【彰】
「ということは…後は連中が来るのを待つだけ、か」

新婚生活早二ヶ月、この世界での生活も順調に過ぎている
たまにこの世界に残らずに帰っていった連中が懐かしくなったりもするが
義妹である栞との関係も良好だし、今の我が家に特に問題ごとは無い
まあ、メッツァーたちが家を出て行って以来寂しくなったのは事実だが、それでも顔を出す奴は少なくない、よくよく飯をたかりに来る連中もいるからな…

【彰】
「しかしまあ、刑二郎の家で蕎麦打ち学んでおいて正解だったな」
【菊理】
「今度ツィベリアダのメニューにくわえてみたらどうですか?」
【彰】
「…あのなあ、喫茶店で蕎麦出すか?普通」

俺は年越し蕎麦にかかりきりとなり、菊理と栞はおせち料理や雑煮の準備中だ
俺の流儀にあわせ、年越しはかけ蕎麦なのだが、それだけではさすがに新年を迎えるのにわびしいとえびの天ぷらなども下ごしらえは終わっている
どうせなら揚げたてがいいだろう

【メッツァー】
「よう、彰」
【ココノ】
「お久しぶりです」
【彰】
「よう、メッツァー、ココノ」

あの一件以降こちらに残ったこの二人は今世界規模の企業のトップと秘書と言う立場におり、ある意味では、自分の意思で世界を揺るがすことが可能と言う「世界征服」に似た立場を手に入れつつある、これもあの戦いで知り合った連中の影での支援やその他もろもろの影響はあっただろうが、少なくとも世界にその名を轟かせたと言う意味ではこいつの目的は形を変えてこそいるが達成したと言えるのだろう

【メッツァー】
「しかし、他の連中はまだ来ていないか…一乃谷夫婦ぐらいはもう来ていると思っていたのだがな?」
【彰】
「あ~…あいつらはあいつらだけで年越すそうだ…神社だけに零時から修羅場になるだろうから、後でヘルプが欲しいとも言っていたな…」

俺たちも年越し蕎麦を食って少ししたら直行することになるだろう
昼間は神社の設営も手伝ったしな…駆たちと

【駆】
「ども」
【ゆか】
「メッツァーさん、お久しぶりです」
【雪子】
「彰さんたちはお昼振りですね」
【賢久】
「まあ、俺たちは零時ちょうどに神社の突撃ってことで」
【彰】
「どうせなら手伝えよ、俺と菊理と栞は神社の仕事も手伝うんだぞ?俺と愁厳で人員整理とかその他雑用だし、後の面々で御神籤とか破魔矢とか絵馬とか売ったり甘酒売ったり」
【賢久】
「昼やったのにまだ付き合えってか?人使い荒いよな~」
【彰】
「まあ、はなからお前は戦力外ではあるけどな…」
【匡】
「え~と?それは俺に手伝えということでいいのかな?」
【彰】
「…いや、すまん、お前らに言った俺が間違いだった」

どちらも向いてはいないのは事実だろう

【香央里】
「彰も毎年大変ねえ…」
【彰】
「まあ、さすがに毎年手伝ってるから少しは慣れてきてるけどな」
【咲月】
「今年は私とミズハも巫女組みで参加するから少しは楽できると思うわよ?」
【直哉】
「呼ばれたんだし、年越し蕎麦を食いに来たよ」
【ミズハ】
「ナオヤ…その言い方は直球過ぎませんか?」
【彰】
「やれやれ…まあ、もうちっと待てや、人数そろってからな、準備は完全に済ませてるが、蕎麦もやはり茹でてから時間を置くと風味が落ちる、天ぷらも萎びてしまうからな、茹でたて、揚げたてでこその年越し蕎麦だ」

さて、そろそろ俺も引っ込んで本準備に

【アルフレッド】
「どうも」
【ルダ】
「呼ばれたから来てみたんだけど…私もマスターもお蕎麦はあまり食べたことが無いのよね」
【彰】
「安心せい、俺が厳選したそば粉をたった今打ったばかりだ、そこいらの蕎麦屋にゃあ悪いが、負ける気はねえな」

アルフレッドとルダ、この二人は結局こちらに定住しており、今はゴルトロック地域最大の名家に仕えている
まあ、誰かなど言うまでもないのだが…

【ジューダス】
「これはまた、ずいぶんな人数を呼んだねえ」
【アスト】
「お久しぶりです、皆さん」
【リリス】
「しかし…年越し蕎麦をこの家で食べるのが毎年の恒例になってきたわね」
【彰】
「まあ、俺もたまには蕎麦打ちの腕を披露しておこうかと思ってな」

こいつらはまあ、顔なじみだ、よく店にも来るしな

【ジューダス】
「やっぱり、一乃谷夫婦は神社で待機かい?」
【彰】
「ああ、俺と菊理と栞は年越し蕎麦食ったら向こうに行くことになってるし」
【リリス】
「毎年大変ね…」
【アスト】
「私も手伝いましょうか?」
【彰】
「頼めるか?と言うよりも男手が欲しいんだがな?人員整理は結構腕力や体力が要求される、俺と愁厳だけではちときつい」
【アルフレッド】
「そういうことならば、俺も微力ながら手伝おう」

この近辺、神社がほとんど無いため初詣のときは一乃谷神社が大変な込みようとなるのだ…しかも、ゴルトロックには特にその風習も無いのだが、この神沢、新綾女地域に限って言えばその限りではなく、その住人のほとんどが一乃谷神社に殺到するのだ
しかも大抵が零時になってからの参拝となるため、日が昇るまでは修羅場が続くことを覚悟しなければならない

【彰】
「助かるよ…三人いれば何とかなるかな…巫女さんはやたらと人数がいるし」
【駆】
「俺は昼の方で手伝うつもりだから深夜は勘弁願いたいな…」
【ゆか】
「私も…」
【彰】
「まあ、お前らはさすがに休んでろ、俺たちはその分昼休むからな」

そういいつつ、最後のメンバーがようやく到着した

【一刀】
「どうも、年越し蕎麦を食いに来ました」
【星】
「主殿…もう少し言葉を選べんのか…?」
【愛紗】
「すみません、お呼びいただいてありがとうございます」
【彰】
「いやいや、気にするな」

こいつら、あの一件が終わってからなぜかこの世界にいきなり転移してきてしまい、それ以降なぜか、俺たちで面倒を見ている
一応はそれぞれ仕事は見つけてそれに従事してもいるし、何人かはそれこそメッツァーの企業に勤めていたりもするのだが…

【朱里】
「でも、彰さんのお蕎麦って美味しいですよね」
【彰】
「まあな、俺の師匠譲りだ」

そうして、さっさと準備を済ませる
蕎麦はすでに打ってあるし、天ぷらも準備は完全に出来ていたので、すべてが終わるのに十分程度ですんだ

【彰】
「ってことで、俺特製、年越し蕎麦だ、存分に堪能してくれ、ちなみに薬味は葱と大根おろしが用意してあるので好きに使え」

まあ、温蕎麦の薬味と言えばこれぐらいだろう

【駆】
「しかし、本当に美味いな…」
【メッツァー】
「ああ、以前言った刑二郎の店と大差ない」
【一刀】
「刑二郎?」
【彰】
「俺たちの戦友だよ」
【愛紗】
「そういえば、彰たちもこの世界を守るために戦っていたのでしたね」
【彰】
「まあ、な…」
【翠】
「そのうち、その当時のことも詳しく聞いてみたいな」
【星】
「同感だ」
【彰】
「機会があれば、な…」

ちなみに、こいつらは俺たちが知る三国志によく似た世界にいたらしく、戦乱を乗り越えてきた猛者たちではある(一刀だけはうちのほとんどの人間にぼろ負けする程度の実力だが…まあ、俺や愁厳に挑むのは自殺行為に等しいが)

【彰】
「ふう…少し休憩したら神社に…?」

携帯に電話

【愁厳】
「彰か?すまないが非常事態だ、できれば少し早めに来てほしい」
【彰】
「解った、何人か追加で手伝ってくれるそうだから、そのまま連れて行く」
【愁厳】
「助かる!」

というわけで

【彰】
「なんか、年明ける前にもかかわらず人が多いらしい、さっさと行くぞ」
【菊理】
「わかりました」
【栞】
「うん」

というわけで、援軍引き連れ

【彰】
「…あ~…なんかテレビの企画かなんかかな?」

神社へ行く途中の道、先日「初詣は一乃谷神社へ」と言う文字と簡単な地図を書いた看板を置いた近くに特設コーナーみたいなものが出来ていた

【彰】
「あ~…新年カウントダウンコンサート…11時59分よりカウントダウン0時00分から開催…このカウントダウンに間に合わせようとしてかな…?」
【菊理】
「たぶん、そうみたいですね…」

神社につく、すでに境内は人があふれていた

【愁厳】
「彰たちか!」
【彰】
「っと、まずは人員整理だな、アルフレッド!」
【アルフレッド】
「委細承知だ」

まずは乱れた列を整える

【菊理】
「すみません、こちらの売店はまだ開店していませんので、品物には手を触れないでください」
【栞】
「タバコのポイ捨てはしないでください…」
【咲月】
「すごい人ねえ…」
【彰】
「とりあえず、俺たち男組みは人員整理に回るから、女性陣は甘酒の販売と売店の店番を頼む!」
【アルフレッド】
「すみません、こちら、もう少々詰めていただけないでしょうか?」
【愁厳】
「列からはみ出ないようにして下さい!前の人を押さないように!」
【菊理】
「甘酒一杯百円でーす」
【美鈴】
「温かいお茶とお汁粉も用意してあります」

喫煙者が目立つな…確かに禁煙ではないのだが、極力木造家屋の付近で火の気は避けて欲しいものだ…

【アルフレッド】
「彰、吸殻入れを用意した方がいいのでは?」
【彰】
「そうだな…平日はそうでもないが…こうも人が込むとなると必要か…」
【愁厳】
「確か、裏の倉庫にドラム缶とアルミ缶があったはずだ、列の両脇に二つずつ設置しよう」
【彰】
「解った」

倉庫から持っていく

【愁厳】
「ドラム缶は俺がやろう」
【彰】
「アルミ缶は俺とアルフだな」

アルフの左腕からブレードが出てくる、俺も久方ぶりに模造刀を手にする
これ自体はこの神社に置きっぱなしになってこそいるが俺の私物で、一応刃筋を通しさえすればアルミ缶程度なら両断できる
他二人のは本物の刃なので実際は危険なのだが

【彰】
「…せあっ!」

一閃、何とかアルミ缶の蓋だけを切り離せた

【彰】
「ふう…」

他の二人も問題なく…と思ったら、なぜかおひねりが飛んできた

【彰】
「…大道芸じゃないんだがな…」

とりあえず、集めて水を張る
これでタバコのポイ捨ても減るだろう
こういう時何が怖いかと言うとやはりこういうポイ捨てによる出火だ
実際、去年危うく小火騒ぎになりかけたこともある
その相手にはきっつい制裁を加えておいたが、やはり予防しておくに越したことは無い
売店も開いたし、今は咲月とミズハが売り子をしている
ふう、何とか今年も無事に新年を迎えられそうだ…

そして

【彰・菊理】
「じゅーう」
【メッツァー・ココノ】
「9」
【栞・咲月】
「8」
【アルフレッド・ルダ】
「7」
【ミズハ】
「ろ、6」
【賢久・雪子】
「ごー」
【駆・ゆか】
「よーん」
【ジューダス・リリス】
「さーん」
【アスト】
「2」
【愁厳・美鈴】
「1」
【全員】
「ゼロ!」
【彰】
「皆様、新年明けましておめでとうございます!」
【菊理】
「おめでとうございまーす!」
【ミズハ】
「はい、御神籤はこちらになります」
【咲月】
「御神籤一枚百円になります」
【栞】
「お汁粉はまだあります」
【菊理】
「甘酒は美鈴さんと栞ちゃんだけで大丈夫?」
【美鈴】
「ああ…菊理君は売店を手伝ってくれ、男性人は人員整理で精一杯のようだし」

その通りである、こっちはなかなかの重労働なのだ
特に新年明けたと言うこともあり、さらに人が増えている
そして、その状態が続くこと三時間、ようやく人員整理の人手が不要になってきたので、御神籤を引いてみる

【彰】
「…大吉だ、健康運、仕事運ともに良好、金運、やや浪費傾向にある、注意すべし…か」

恋愛運、かなう…えっと、今年も一年菊理と幸せにやっていけるってことでいいのかな?

【アルフレッド】
「中吉か…彰と同じく、健康運と仕事運はいいようだ、ただし、金運に若干無駄な出費が多くなるとある…気をつけよう」

…あれ?ほぼ同じ内容?

ちらと除くと、ふむ、学業、努力を要する、待ち人、遅くなる、か…
俺のはそちらは問題ないようだ、そもそもいまさら学業というのもあれではあるが

そうして…さらに三時間

【彰】
「初日の出だな…」
【菊理】
「はい…」

暇が出来たので二人そろって初日の出を拝んでいた

【彰】
「菊理、今年も一年、よろしくな」
【菊理】
「こちらこそ…あ、ところで彰さん…実は私の御神籤なんですけど…恋愛運はかなうそうですよ?」
【彰】
「はは、菊理もか…じゃあ、今年一年は安泰ってことだな」

そうして、俺たちの元日は終わりを継げたのだった…
最後に、菊理の御節は大変に美味だったとだけ言っておこう

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コメント

あけおめ~

そういや年越し蕎麦がうどんになってた気がするBy俺ん家

麺類なら何でもイイよね!

No title

遅ればせながら、あけましておめでとうございます。
年越しそばは新年明けてから食べましたw

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