第五章

というわけで、第五章です

さて、今回登場する方々ですが

「魔法戦士スイートナイツ2」または「セイクリッドグラウンド」の方々です
原作はまあ…今回の参加作品の中ではもっともヤヴァイです(性的な意味で)
しかしキャラクター自体は結構好きなので…ちなみに、当初からの参戦予定作の一つだったのは事実です
キャラクター関係は俺のオリジナル部分がありますが、まあ、性格のほうはそれほどは変わらないとは思います
ちなみに、俺自身はセイクリッドグラウンドの体験版をやっただけで後は公式ホームページのSSを参照にする程度の状態で書いてますので、この人たち以外が出てくるかは正直未定
とりあえずスイートナイツ最年長のあの人はどうなるかは未定です、マジで
ちなみにキャラクター関係で違うのは
全員がティアナを呼び捨てにしている(原作では一応全員姫をつけていたはず)
スイートナイツとプリンセスティアがただの友人同士として接している
メッツァーに対するほかのキャラたちの態度
といったところですか

              第五章

【彰】
「…」
【菊理】
「おはようございます、彰君」
【彰】
「ああ…おはよう」

起き抜けにエプロン姿の菊理を見た瞬間心拍数が上がったのを感じた
そして理解する、俺が本気で彼女に惚れているのだという事実を
無論、そんなことは知られるつもりもない…元々すんでいた世界が違う、ということよりも、この異常がもし何らかの理由で解決した時、世界が再び分かれないなどという保証はない
そうなった時の別れがつらくなる、もしそうなってあの孤独に戻ることになっても、踏み込んだ関係で無ければ、まだ救いはある
…俺はこの世界にい続けることを望んでいるのか…?
もしそうだとすればもう赤い夜が訪れることなく平凡な日常に戻らせて欲しい、このまま卒業まで迎えることが出来るのならばその時に告白しよう、そんなことを考えた

しかし、そんな願望は最悪の形で裏切られた
放課後になり、生徒会をはじめる

【雪子】
「ところでですね、決めポーズとか合言葉みたいなのがあるといいと思いませんか?私達はやっていたんですよ?」
【彰】
「あれか?戦隊ものの特撮やアニメ見たく、登場して全員で決めっ!って言う奴?俺は勝利のポーズ!の方が好きだけどなあ…」
【双七】
「いやあ、そこはいっそ両方を…」
【愁厳】
「待ちたまえ、そもそも、赤い夜に入って闇精霊に遭遇した場合に決めポーズなどする余裕があるのかね?そして赤い夜から生還したのを勝利としてもその際にいちいちポーズを決めていては通行人におかしな目で見られることになるだろう、我が校の評価を落とすような行為はさけるべきだ」
【彰】
「同感だ」
【雪子】
「ですから、赤い夜に入った時に自分たちを鼓舞するためにやるんですよ!」
【駆】
「友と明日のために、じゃ駄目なのか?」
【雪子】
「それでもいいんですけど、今度は違うのがいいかな~?なんて思ったりする次第で」
【彰】
「だったら、神沢学園生徒会、参る!とか」
【愁厳】
「いちいち強調することか?」
【賢久】
「俺は、友と明日のために、でいいと思うけどな?」

大体そんなことを話していた間に

【彰】
「最悪だ」
【美鈴】
「よりによってこのタイミングか!?」

赤い夜に突入する
生徒会の二日酔い多数、確かに俺の薬で痛みが治まっているのは事実だが、当然急激な運動=戦闘など無理だ、すぐに頭痛が再発する、あれはあくまでも安静にしていればのものでしかない、今戦力になりうるのは俺、菊理、愁厳、栞、刑二郎、駆、賢久、雪子と、後は…!?

【彰】
「香央里!?」
【ゆか】
「ええ!?」
【駆】
「なに!?」

校舎から不安げに出てきた彼女は周囲を見回し俺達を発見すると走って近づいてきた

【香央里】
「な、なんなの…これ!?匡も、皆も、消えちゃった…なんなのよ!?」
【彰】
「俺達にも解らない、そして、俺達はこれが二回目で最初に香央里はいなかった、だよな?」
【駆】
「ああ…あの時俺達は一緒にいた、そして目の前で匡と香央里は確かに消えたはずだ」
【香央里】
「どういう…こと?」
【彰】
「!ヤバイな、近づいてきている」
【雪子】
「皆さん、あの合言葉、覚えてますか?」
【彰】
「ああ…友と明日のために、か?」
【雪子】
「決まらなかったんだからしょうがないですよ、ほら!」

すっ、と彼女が突き出した拳に拳を重ねる、この人数だと結構な安心感にもなるな…たとえその中に戦えないものがいたとしても…

【全員】
「友と、明日のために!」
【彰】
「香央里、君も皆と一緒に中心に、突破するのが困難な以上、俺たちが力尽きるまで皆を守る!」
【美鈴】
「牡龠かけ闔す総光の門―」

美鈴の手袋がはじけ飛び

【美鈴】
「七惑七星が招きたる、由来艸阜の勢―」

かざした手が輝きだす

【美鈴】
「文曲零零、急ぎて律令の如く成せ―」

その手から刃が顕現する

【美鈴】
「千歳の儔、雷切!」

先日、駆が握っていた奴だ、ソレを地面に突き立てると

【美鈴】
「並びて来たれ、小烏丸天国!」

こっちはそのまま握る、雷切はそのまま駆が握る

【彰】
「菊理、栞、刑二郎、お前達は中心に入って俺たちが打ち漏らした場合の対処を頼む、俺と愁厳、駆と美鈴、賢久と雪子は周囲を囲むように、一対多数だけでは間違い無く押し負ける、そうならないよう、隣の人間との連携は忘れるなよ!」

俺の左右は駆と愁厳、一度は背中を任せたことのある相手だけにその信頼感は非常に高い

【彰】
「来る!」

闇精霊の集団を見て後ろで香央里が息を飲むのを認識すると同時、俺は顔の前で手を振る
このスイッチ動作を行わなければ俺は鬼の能力を完全に発揮することはない、筋力は確かに高いし再生能力もまあまあ高いが、人間の領域を超えてはいない、だが、今の俺は人間の域を超えた筋力と回復力、そしてこの拳に炎を得る

【彰】
「ここから先には進ませない…守りたいものがあるんだよ!」

突撃する、俺の背中は愁厳と駆が…そして何より、菊理と栞が支えてくれる!
最低な男だな、惚れた女が菊理だと言っておきながら、栞に気があることにも気づく、ああ、最低だ、最低のクズだ、だけどなあ…そんな俺にも

【彰】
「意地ってもんがあるんだよ!男にはなあ!」

踏み込む、神速の拳を持って数体の闇精霊を纏った炎を持って焼き払う、今の俺の拳はこいつらクラスであれば打ち込めれば焼き尽くせる、電光石火一撃必殺、それが八咫雷天流の教えであり、ソレを持って複数体をまとめて焼き払うことは不可能ではない!

【愁厳】
「何かを得た、か、後でそれが何であるのか、聞かせてもらうぞ」
【彰】
「まあ、なんとなく察しはつくだろうけどな…」

しかし、俺自身驚いているほどだ、まさかこれほど炎の出力が上がっている、それどころか、身体が異常に軽い…

【彰】
「寄ってきただけ、屍の山を積んでやる!」

燃え上がる炎、しないな…負ける気がしない!

【彰】
「うおおおおおお!」

駆け抜けようとした刹那、向こう側で闇精霊が吹き飛ぶ

【彰】
「何!?」

もう一度、今度のは属性が異なるようだ

【???】
「まったく、なんなんだ、この空間は?」
【???】
「解りませんが、とりあえず目の前のこの不定形生物は敵でよろしいかと」
【???】
「そんなことは見れば解る!ココノ、さっさと片付けろ!」
【???】
「無理ですよお、私一人じゃ」
【???】
「もう、しょうがないわね!手を貸してあげるからさっさと倒すわよ!」
【???】
「メッツァーに手を貸すのは嫌ですけど、仕方ありませんね…」
【???】
「今はそんなことを言っている場合か!?」

向こうは何やら騒がしいが、この調子なら敵ではなさそうだ

【彰】
「おい!そっちの連中!聞こえているな!?」
【???】
「誰!?」
【彰】
「名乗りは後だ、こっちは現在囲まれていて身動きが取れない、非戦闘要員も多く、さらに言うと戦力になる奴が何人か二日酔いと言う体たらくだ、良ければ手を貸して欲しい」
【???】
「メッツァー様、この状況下です、彼らの力も借りては?」
【???】
「仕方あるまい、少し強引にそちらと合流する、近づくなよ!」

何人かの合体攻撃だろうか、眼前の闇精霊が一気に減ってゆく

【メッツァー】
「お前達か、さっきの声は、俺はメッツァー・ハインケル、こいつらのリーダーだ」
【ナイフ使いの少女】
「誰がリーダーよ!私達はあんたなんかに従った覚えはないわよ!」
【彰】
「喧嘩は後にしてくれ、来るぞ!」

闇精霊の群れがこちらに向かい行動を開始した

【彰】
「紅蓮飛礫!」

八咫雷天流の飛礫に俺の焔を乗せるちょっとしたアレンジ版、鬼状態で無ければ使えないが、コレはこれでありだな、とか思ってしまう
数体の闇精霊が瞬く間に灰になる

【トライデント使いの少女】
「すごい…」
【彰】
「感嘆している場合か!手を動かせ!」

手刀で一体を切り裂くと、跳躍し飛びまわっている闇精霊を地面に向かい蹴落とす
さらに再び飛礫を持って数体の闇精霊を灰にする

【愁厳】
「一之谷流…鋼獅子!」

愁厳が一体の闇精霊を両断すると、後ろから

【美鈴】
「北帝勅吾―――千鳥や千鳥、伊勢の赤松を忘れたか―――」

大量の式神が飛び出し闇精霊に纏わりつき、引き裂く!

【駆】
「五雷神君奉勅――――我が剣に歳星の気を宿さん」

駆は雷切からの電撃を持ってまとめて闇精霊をなぎ払っている

【彰】
「っと、八咫雷天流、白狼!」

こちらも観戦だけでなく、一体の闇精霊に接近し、神速の一撃を持って灰となってもらう

【メッツァー】
「ココノ、スイートナイツ、プリンセスティア、あちらの二人は若干手薄だ、援護に回れ」

賢久と雪子のことか…あの二人は連携技能が高いが、二日酔いで戦闘不能な人間が数名いるため、確かに援軍が欲しいところだ

【弓使いの少女】
「了解しました、メッツァー様!」
【トライデント使いの少女】
「まあ、言ってることは間違いないし、今は協力してあげる!」

五人の少女がそちら側に向かってくれた、って

【彰】
「メッツァー、お前は戦わないのか?」
【メッツァー】
「俺は元々指揮官であって戦闘能力者としてはさほど訓練をつんでいるわけではない」
【彰】
「…まあいい、向こうの連中に適度に指揮を与えてやってくれればそれでいい、今はうちの戦力が数人二日酔いで戦闘不能、無理すれば戦えそうなのも何人かはいるが、その無理が後でたたっても困るからな」
【メッツァー】
「いいだろう、そちらこそこちらに世話を焼かせるなよ」
【彰】
「はっ!寝言は寝てから言うんだな!」

神速の踏み込み

【彰】
「八咫雷天流…散華!」

一体のデカブツに一瞬で十を超える拳を打ち込み、消滅させる
別段、焔を纏う必要性はあまりないな、この程度ならば
まあ、確実に一撃でしとめる必要があればそれも必須だが、思わぬ増援のおかげで多少は焔を使わずにすみそうだ…
あれはそれなりに消費がいるからな…その消費を無視できるぐらいには今の俺はハイになっているが、コレは多分、明日あたりに一気に反動が来るかもしれない
いつも以上に力を酷使している以上、負担は考えなければならない

【彰】
「焔螺子!」

一体に掌打を打ち込む、九鬼流の焔螺子だが、今の俺はどうやら思っていた以上にハイになっているようだ、言葉通りに螺子った掌打に焔を纏っていた

【美鈴】
「!」
【彰】
「終わるな…」

顔の前で手を振る、戦闘体制になっていた全員が元に戻る
そして、赤い夜の空間が割れる

【彰】
「…やはり、な」
【愁厳】
「見たことのない生徒か…よくよく考えれば制服が異なっていることに違和感を持っていなかったな、我々は」
【美鈴】
「やはり、我々も何かしら世界からの影響を受けている?」
【彰】
「まあ、そうなんだろうな…自覚出来ない部分が自覚できた途端にそれに違和感を持つことは出来るが」

さて、繋がった先に見知らぬ学園の制服を着た生徒がいる手前、彼らも学生か?

【メッツァー】
「コレは…」
【一番大人しい少女】
「一体どうなってるんですか?」
【彰】
「…生徒会室に行こう、そこで話をする」
【愁厳】
「自己紹介もそのときでいいな?」

返答は聞かず、動作でついて来い、と指示する、二日酔い組も落ち着いてきたのだろう、全員で生徒会室へ、しかしこの判断は誤りだった

【彰】
「狭い、というか許容容量を超えかねないな…俺の家にしよう、着いてきてくれ」

生徒会室に全員入ろうとすると結構窮屈だった
大体許容人数が20~25人程度だろう、この場の全員では窮屈になってしまう

【彰】
「で、ここが俺の家だ、学校から徒歩10分圏内、朝の弱い俺にはとてもありがたい」

さて、全員が入るよう居間に集合

【愁厳】
「?この紅茶は…生徒会で飲んでいるものと同じ?」
【菊理】
「あ、それは、その…」
【彰】
「隠す気がないから言っていいか?」

二人が頷いたので

【彰】
「昨日宴会が終わった後いきなり引越し作業に借り出されてな、菊理と栞は今うちに居候している、その茶葉は菊理がおいたものだよ」

うん、茶を吹いた奴が数人いるので後で殴っておこう

【彰】
「…まあ、いきなり言われたのには参ったが、実際に始めてみれば悪くない、と同棲一日目の台詞、まあ、俺の家だったら三人でも広いぐらいだからな」
【愁厳】
「得たものはそれか、迷いが消えたと思ったが、なるほどな、しかし俺の立場から言わせて貰うならば同棲はどうなんだ?」
【彰】
「あくまでもコイツらは居候だ、しかも栞はホテル暮らしだったそうだからな、それに比べればうちに住まわせた方がいいだろう」
【メッツァー】
「それで、そろそろ話を始めてくれないか?」
【メッツァーの副官】
「自己紹介もまだですし…」
【彰】
「ああ、そうだったな、それじゃあ…こちらからでかまわないな?」
【スイートナイツのリーダー】
「ええ」
【彰】
「神沢学園、生徒会所属、神咲彰だ、趣味は釣りで、人妖能力は鬼、先ほど見ていただいたとおり、スイッチを切り替えて鬼化する事で身体能力の強化と拳に焔を纏わせることが出来るものだ、よろしくな…ところで、人妖について説明がいるか?」
【スイートナイツのリーダー】
「ええ、お願い」
【彰】
「人妖とは簡単に言えば妖怪を先祖に持つ人間だ、その中で先祖がえりのような形で力を得た人間がASSHS…人妖と呼ばれるのさ、ASSHSというのは人妖病と呼ばれる病の正式名称といったところだな、故に人妖とは公式的にはASSHS患者と言うことになる」
【愁厳】
「ASSHSは通称であって、正式名称は後天的全身性特殊遺伝多種変性症だがな」
【彰】
「そっちの名前俺は覚えてないんだよ、ツーかよく覚えてたな、愁厳…まあ、そんな呼び方よりは人妖、というほうがわかりやすい、そして人妖の能力は先祖妖怪によって大きく変化する、俺の場合は先ほど言ったもの、あとは物を持ち上げる時だけ怪力を発揮するだの金属と会話するだの、複数思考が存在する、とかいったところだな」
【愁厳】
「さて、大体理解してもらったところで自己紹介に戻ろう、俺は上沢学園生徒会長、一之谷愁厳だ、人妖能力は牛鬼…使う武器はこの斬妖刀「文壱」、これを軽々と振り回せるだけの力が人妖能力といったところだな、趣味は釣り、よろしく頼む」
【刀子】
「一之谷刀子です、私も人妖能力は牛鬼、能力も兄様と同じですわね、よろしくお願いします」
【刑二郎】
「生徒会副会長、上杉刑二郎だ、趣味はツーリング、人妖能力はダイダラボッチ、さっき彰が言っていたものを持ち上げる時だけ怪力を発揮するってのがそれだな、まあ持ち上げることが出来るもんなら何でももてる、ってところだ、よろしくな!」
【伊緒】
「生徒会会計、七海伊緒よ、人妖能力は七人ミサキ、さっき彰の言っていた思考が複数存在するって言うのがそれね、私は血が薄いせいか二人分が限界だけど…まあ、よろしくね」
【双七】
「如月双七です、人妖能力は付喪神で、彰が言ってた金属と話が出来るって言うものです、趣味は読書、よろしく!」
【彰】
「ようは漫画とアニメ、年代古くて俺もたまについていけねえ」
【美鈴】
「以前も言っていたな…」
【すず】
「如月すずよ、私は人妖じゃなくて妖ね、九尾の狐で能力は言霊、よろしく」
【トーニャ】
「アントニーナ・アントーノヴナ・ニキーチナよ、トーニャでいいわ、フルネームを一度で覚えるのは無理でしょうから、人妖能力はこのキキーモラ、よろしく」

ふよふよとキキーモラに会釈までさせる

【狩人】
「愛野狩人、よろしく」
【彰】
「先祖妖怪はぬっぺふほふ、能力は死にやすいがすぐに生き返る、という程度の能力だと思ってくれ…あまり長い自己紹介させようとするとそれだけで死にかねないんだよ、生徒会は流石に慣れてきているが、いきなりコイツが死んだり生き返ったりするのを見させられるのはいやだろう?」
【さくら】
「姉川さくらです、先祖妖怪は香天女で、能力は…実際に感じてもらったほうがいいですね」

ふわっと、やはり優しいにおいがする

【さくら】
「今みたいに自分の望む臭いを出せるのが私の能力です」
【美羽】
「新井美羽です、先祖妖怪は川赤子で」

ぬいぐるみを取り出し

【美羽】
「人妖能力はこうやってものにしゃべらせることが出来るのです」
【美鈴】
「草壁美鈴だ、能力は陰陽師としての術や剣術だ」
【駆】
「皐月駆です、美鈴先輩から剣術や戦い方を教わってます」
【菊理】
「橘菊理です、能力はあの夜の中でも見てもらったと思いますけどあの天使…アブラクサスを召喚することです、後は簡単な治療も出来るんですよ」
【栞】
「百野栞…魔術師」
【ゆか】
「水奈瀬ゆかです、能力は…今はなくなったんですけど、昔は結界を張る能力を持っていました」
【雪子】
「広原雪子で~す!能力は人よりちょっとだけ治癒能力が高いことだけですね」
【賢久】
「田島賢久、能力はパイロキネシスだ、よろしくな」
【香央里】
「奈月香央里よ…この中では一番平凡な人間ね、よろしく…」

憔悴しきった声でそういう香央里
そりゃそうだろうな…どこか異常なことになれている(元々自分たちの存在自体が他所からすれば異常な人妖名こともあるが)俺達や、元々何度かあれと同じような空間に入ったことのある連中と違い香央里はああいうこと自体初めてだろうからな…

【メッツァー】
「ソレではこちらか…メッツァー・ハインケルだ、魔導師でありやがて世界を手にする男だ…一応火村竜人という偽名を名乗る場合もある…こちらにあわせるならばそちらのほうがいいか?」
【彰】
「まあ、どちらでもかまわん、必要ならば竜人と呼ぶのもやぶさかではないが」
【凛々子】
「まあ、こっちならそのほうがいいんじゃない?私は七瀬凛々子、戦闘の際にはスイートリップに変身して戦ってるわ」
【双七】
「おお!変身魔法少女!」
【彰】
「はいはい、ガキ脳は少し黙ってな、続きをどうぞ」
【ココノ】
「は、はあ…私はメッツァー様の副官のココノ・アクアと申します、戦闘時は私も魔法戦士に変身して戦います」
【ティアナ】
「ティアナ・リリアン・トランシルヴェールと申します、戦闘の際にはプリンセス・ティアに変身して戦います、よろしくお願いしますね」
【彰】
「プリンセスってことは…どこかのお姫様か?確かにそんな感じはするが…少なくともこの面子の中じゃ一番気品を感じるというか…」
【ティアナ】
「あの…どうかお気になさらずに」
【彰】
「ま、気にするつもりはない、ああ、もしお前さんがどこかの国の姫さんだとしても俺はこの口調とか一切帰るつもりはないからな、郷に入りては郷に従え」

ことわざとしていったのではなく、命令形として従えといったわけだが

【ティアナ】
「ええ、私もそれでかまいません」
【香奈葉】
「ええっと、柚木香奈葉です、戦闘の際はスイートキッスに変身して戦います、よろしくお願いします」
【麻由希】
「宮守麻由希です、戦闘の際はスイートパッションに変身して戦います、よろしくお願いします」
【彰】
「ふむ…しかし変身能力という割には変わっていたのは衣装だけに思えるのだが?まあ、俺の鬼化に関しても一種の変身には該当するのだが…」
【双七】
「ええ!?そうだったのか!?」
【彰】
「変身の定義がまず必要な気もするがな、一応は普段の自分とは違う存在になることを変身と呼ぶ、という事でいいだろう」
【メッツァー】
「ならば衣装だけでも変身は変身だろう」
【彰】
「まあ、着替えるわけじゃないしな…さて、時間も結構いい時間になったな…晩飯を家で食う予定のある奴じゃなければ今からまとめて作るけど?」
【愁厳】
「そういえば…生徒会の中でも特に料理が得意な部類に入るのだったな、お前は」
【彰】
「おう!以前の宴会で作らなかったからな、今度は俺の料理も馳走しよう」
【菊理】
「じゃあ、手伝いますね」
【さくら】
「本当は手伝いたいんですけど、流石に食べてから帰るとなると親が心配しちゃうので帰りますね」
【刑二郎】
「ま、帰る連中は俺たちで送るから問題はないな」

数人は帰るのだが、スイートナイツ…だったか?の連中は帰る気はないようだ
どうも話を聞く限りでは、凛々子、麻由希、香奈葉の三人がスイートナイツで、メッツァーとココノはそれに敵対する立場だったというのはうかがえた、が、ティアナは一体?一国の姫だというのはそうなのだろうが、それ以上がわからない、彼らとは知り合いではあり、メッツァーと敵対したことがあるのも会話の中でうかがえた、だが…
スイートナイツとの関係がわからない、姫とナイツ…騎士という言葉から連想するのは主従関係ではあるが、何というか…彼女達との会話は友人のそれなのだ
まあ、そうなのだろう、そして、ティアナはそういうことを気にしない人間なのだということだろうな

【香奈葉】
「あ、私も手伝います」
【凛々子】
「私も手伝うわ、麻由希ちゃんはメッツァーがおかしな動きをしないよう見張ってて」
【メッツァー】
「おい…流石にここで何かしようものならこの場にいる全員に袋叩きにされるのが落ちだろう…それに…この世界では一切の召喚魔法が使えん」
【ティアナ】
「そうなのですか?」
【メッツァー】
「ああ、どうやらこの世界そのものがそういった術の干渉を拒んでいるようだ、この世界はロアとも繋がっていないようだからな」

そんな会話を尻目にスイートナイツの手際の良さに感嘆しつつ、むこうがソレをはるかに凌駕する驚愕を持って俺の包丁捌きを見ていたり、料理の味付けの際の隠し味で同じものだったり違ったりなんていう会話を楽しみつつ、順調に料理は完成していく

【彰】
「というわけで、男連中運ぶの手伝え」

そして

【凛々子】
「美味しい!これ確か全部彰君が作ってたのだよね?」
【彰】
「ああ、ソレは俺ンだな、隠し味に少しばかりのコンソメを砕いたのを一緒に炒めるんだよ、今度試してみるといい、分量間違えると味変わっちまうけどな」
【香奈葉】
「そうなんですか…」
【彰】
「お、これ結構美味いな…」

と、そんな会話をしつつ夕食が終わり…

【彰】
「とりあえず、家まで送ろう、多分学校からなら帰れるはずだ」
【凛々子】
「あ、ええ、お願い」

しかし…

【彰】
「どういうことだろうな…?」
【菊理】
「さあ…」
【凛々子】
「スイートナイツ全員の家がない…?」
【メッツァー】
「それに俺やティアナ姫の住処もないな…どういうことだ?俺達は呼ばれただけになっているのか?」
【彰】
「…とりあえず、俺の家に泊まるか?客室ならばいくらか開いている、明日の放課後に町を散策しよう、もしかしたら別の場所に転移してる可能性もあるのだからな」
【凛々子】
「そうね…」

しかし、更なる驚愕はそこで襲い掛かってきた

【彰】
「どういう…ことだ?」
【凛々子】
「内装まで…私達の部屋そのもの!?」
【彰】
「ちょっと待て!この部屋にはベッドと箪笥しかなかったはずだぞ!?」

全員の部屋が各人の住んでいた環境そのものだった
ありえない…といいたいが…明日の捜索、本気でやらねばなるまい
むしろこれこそが生徒会の議題だな…
とりあえず、今考えてもしょうがない、とりあえず明日だ、と全員一致で眠りに付くことにした



結構長くなってしまった…
ちなみに、この連中は彰の家に居候確定です、こっから先はゴルトロックの連中まで彰の家に居候するので
ちなみに、次の赤い夜ではヒトカタノオウを予定、しかしそこまで何章かかるのやら…
そろそろ気づいた人もいるとは思いますが、今回の登場作品はニコ動のある動画に影響を受けています、なので実はもう一つだけ参戦を悩んでいる作品が…
「PARADISE LOST」
この名前で調べるとまったく関係ないものばかりが出てくるという…(外国のバンドとか、某アニメの主題歌名らしい)
まあ、興味があるのならば調べてみては…根気よく探せば見つかりますので(ちなみに絶版、中古だと1万越えする代物です)
まあ、出るとしたらタスラムとデスサイズとアスタロスとコールドブラッドぐらいかと、概ねタスラム出したいだけなのでwwwむしろ彼らならゴルトロックの連中と一緒に出てきそうな気もする…
ちなみに、たしかに某動画に影響は受けていますが、ちゃんとある程度は原作調べてからでなければ出しませんので、自分なりに調べて面白かった奴ですね、あと、諸々の都合からアリスソフト、ニトロプラス、Leafは出ません、それにあくまでも中心となるのはあやかしびとと11eyesであることは変わりません
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Author:七夜彰
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