第二十一章

ちなみに、次回作は元々の作品がすべて18歳未満お断りとなる予定www

参戦作品などは一部決定していますがまだ未定です

では、第二十一章、いろいろ暴走してます(キャラクターの戦闘能力的な意味で)が、どうぞ





           第二十一章/最終戦(The End of Battles)

【彰】
「…よお」
【???】
「ここまでよくぞいらっしゃいました、特異点殿、そしてこの世界によって選定されし異なる世界の特異点の方々、そして、この世界の特異点候補の方」
【彰】
「御託はいい、ついでに言うとそうじゃないのも何人かいるしな、ついでに言うとお前らの目的は予測もついている」
【???】
「ほう?」
【彰】
「この世界の発展だ、言葉だけはいいが異常なまで急速な発展を持ってこの世界を乱し、己にとって都合の良い世界に書き換えること…違うか?」
【???】
「急速な発展の何が悪いというのですか?この世界にとっても決して悪い結果にはなりません、確かに多少の森林伐採や人心の乱れはあるでしょうが、それを凌駕して有り余るほどの豊かさを得られるのですよ?」
【彰】
「この世界のありようを変える行いは認めるわけにはいかないさ、世界と言うのはあるべくしてその形であるのだからな、発展も、衰退も、その世界に住む人間によってのみ行われるべきだ、外からの介入による異常な発展、衰退はありえてはならない」
【???】
「お互いの理想は常に反するものでしかない、ということですね」
【彰】
「俺はこの世界が選定した特異点として、キサマラを叩き潰す!」
【???】
「いいでしょう…」

!召還陣!

【彰】
「…また、いろいろとめんどくさいものを…」

鬼…おそらくは神代クラスの化け物だろう
九尾の狐…言うまでも無く妖怪の中ではかなりヤバイ部類
ミニオン…感じる力は忘却と同等以上か…?が数体

【彰】
「数は多くは無いが…結構苦戦はしそうだな…」

忘却を構える

【彰】
「行くぞ!」
【悠人】
「ああ、ミニオンは任せてくれ」
【シェゾ】
「あっちの狐は俺とサタンで相手をしよう」
【サタン】
「ああ、何、私も久しぶりに本気でいかせてもらうとしよう」
【シェイス】
「それじゃ、俺達もミニオンをやるか」
【ウィニ】
「だな、俺達もオーラフォトンを使えるんだ」
【ドライゼル】
「彰さんはあの鬼を!」
【陸】
「ま、数の差なら大差ないし」
【クォー】
「俺達の戦法がどれだけ通じるのか、見せてやりますよ!」
【xのあx】
「援護は任せて~!」
【ケイト】
「俺もミニオンを相手にさせてもらいます」
【彰】
「さあて、行くとしますか!」

俺は忘却を抜き払い鬼に向かう

【鬼】
「ほう…良い目をしているな、人間」
【彰】
「高崎彰だ…行くぞ!」

手は綺麗に…全身の神経を研ぎ澄ます、握った刀身の先端までも意識を集中する
頭は冷静に…眼前の敵に集中し、他に対する雑念は一切払う
心は熱く…ただ、この鬼を倒すという闘志を燃え滾らせる!

【彰】
「忘却、出し惜しみはするな」
【忘却】
「良かろう、我が主よ!」

全身に力がみなぎる、ホーリー、多少周囲のマナからの恩恵が薄れるが、力や防御力、集中力をかなり向上させる

【彰】
「うおおおおおお!」

そして、その状態のまま横なぎに狼牙を振るう!

【鬼】
「ふっ!」

向こうもソレを気で強化した拳で防ごうとするが

【彰】
「うおおおおおおお!」

俺自身の展開したオーラフォトンによって強化された忘却の刀身を防ぎきれず拳に刃がめり込む!

【鬼】
「ぐっ!」

回し蹴り、だが

【彰】
「させん!」

右手だけで刀身を握り左手で捌く
奴は下から足を打ち上げられた事で自ら後ろに倒れこむと言う無様を晒す
そのまま握った忘却を突き刺すように動かす!

【鬼】
「ぐおおおおお!」

だが、向こうも神代の時から生きる鬼だ、拳を一振りしただけで刀身は抜け落ち俺はそのまま投げ飛ばされる

【彰】
「ちっ!片手で無ければ弾かれはしなかったものを!」

左手で捌いたため片手で突くという無理なことをやったせいで上手く刀身が動かず滑ってしまったのも原因ではある
こちらは壁に脚をつけ、一度蹴って跳躍すると相手の前に立つ

【彰】
「やはり、神代の鬼を相手に中途半端な本気で挑もうと言うのが過ちだったな…」
【鬼】
「…」

向こうは右拳を半ばほどまで忘却に切り裂かれしばらくは使えないだろうが、他の部位の攻撃でも直撃すれば即死とは行かずともかなり響くだろう…

【彰】
「…」

深く息を吸い、吐き出す
大丈夫だ、まだ頭は冷静、切っ先にまで意識は集中できている

【彰】
「仕切りなおしだ、行くぞ」

地を蹴る、だが、今度は相手の間合いの一歩外で止まる

【彰】
「…」

息を止める、全神経をこの一撃にのみ集中させる
後の先を読み…奴の胴体を切り裂く!

【彰】
「!」
【鬼】
「おおおおおおおお!」

地を蹴る、俺の予測よりもはるかに早いが…だが!

【彰】
「おおおおおおおおお!」

咆哮、再度、深く体を沈みこませ、地を蹴る!
奴の拳が俺の頭上の空間を裂くが、俺自身は傷一つ負ってはいない

【彰】
「切り裂け!」

胴体をすれ違いざまに横に薙ぐが…

【彰】
「…決まったと、思ったんだがな…」

あの反応速度で横にとばれるとは…しかもその状態から放たれた蹴りでわき腹が痛い…骨や内臓は無事だが…
まあ、向こうはそれなりに切り裂かれてはいる…どちらの方がダメージがでかいかといえば向こうだが…

【彰】
「…ファイアブレイク!」
【鬼】
「賢しい真似を!」

俺の放った炎の猫だましは通用せず、飛び込んでくる鬼
だが…それでいい!

【彰】
「高崎流退魔剣術奥義…舞風!」

剣先から放たれた霊力の刃が正面から鬼に直撃する、さらに

【彰】
「龍閃!」

跳躍し霊力の刃を叩きつける!

【鬼】
「があああっ!」

闇雲に振るった拳はオーラフォトンと忘却で防ぎきり

【彰】
「おおおあああああああ!」

今度こそ、奴の胴体を貫く!

【鬼】
「…ふっ、見事だ…人間よ…」

奴の霊力の中心…いわば人間における心臓に該当する部位を忘却は貫いていた

【鬼】
「彰と言ったな…その名、我が魂に刻んでおこう…」

霧散する

少し時間を戻し

【悠人】
「マナよ、オーラへと変われ、我等に宿り、永遠へと通じる活力を与えよ!エターナル!」
【シェイス】
「これは…」

永遠のオーラ…エターナルに匹敵するだけの力をマナを通じて相手に与えると言う強化スキル最高位に加わるサポートスキル
聖賢の力を解放しなければ使うことの出来ないスキルなだけに彼らは言葉通り…今までの自分を超越した感覚に陥るが、それすらも一瞬、即座にその力に順応する!

【ウィニ】
「身体が軽いな、これがサポートスキルの真髄って奴か」
【ドライゼル】
「頼り過ぎるのは問題ですけどね…」
【クォー】
「でもこれで…互角以上だ」
【陸】
「さっさと終わらせるか!」
【ケイト】
「解りました!」

彼らは比較的に楽な相手である…
いかに神剣が強力であろうと…どれほど神剣の支配が強かろうと…
ミニオンはどこまで行ってもミニオンでしかない、しかし今の彼らの力はエターナルのそれに匹敵すると言っていい

【悠人】
「行くぞ!皆!」
【一同】
「応!」

そして、蹂躙が始まった

【シェゾ】
「向こうは楽そうだな…」
【サタン】
「何、一対一で鬼と戦う彰が一番苦戦する、あれはそういった戦いに最も特化している手合いだ」
【シェゾ】
「じゃあ、コイツは?」
【サタン】
「一対多数にはなれてはいても…質と数の差は埋めきれまい」

サタンはすでに今までセーブしていた分の力を解放している
彰自身があの力を使う覚悟を見せたときより、彼もまた、外の世界だと言う考えは捨て去り、自身の本来の力を使っている

【サタン】
「カイザージャッジメント!」
【シェゾ】
「アレイアード・スペシャル!」

二人の術で九尾のうち四尾が消滅する

【九尾の狐】
「ぐあああああっ!」

九尾の狐にしては珍しく…この狐は男であった

【サタン】
「サタンブレード!」
【シェゾ】
「闇の剣よ!」
【二人】
「切り裂け!」

さらに二尾、立て続けに切り落とされ九尾の狐に動揺が走る

【九尾の狐】
「何故だ!?何故狐としての姿であるこの私が容易く追い込まれる!?」
【サタン】
「当たり前だ、貴様は今、魔界の貴公子である私の全力を受けているのだ…一瞬にして塵芥とならないだけでも脅威と言うものだぞ?」

さして奢った風でもなくそう言い放つサタン
シェゾもまた

【シェゾ】
「ふん、神を汚す華やかなるものたるこの俺が、たかが狐ごときになめられてたまるものか」

と言い放つ

【サタン】
「はあっ!」
【シェゾ】
「行くぞ!」

二人の刃が交差し…九尾のうち八尾はすでに切り落とされた

【九尾の狐】
「ば…バカな…この私が…」
【シェゾ】
「貴様の力など奪う気にもならん…消えうせろ!」

闇の剣の一閃で最後の尾もまた失われ

【サタン】
「燃え尽きろ!」

サタンの放った業火によって塵一つ残さず、この世界から消滅した…

そして…

【???】
「やってくれますね…皆様方…」

すでに召喚されたものは一体足りとて存在せず、傷を負っているのは彰だけ
その傷もすでに気にするほどのものではない程度には回復している

【???】
「仕方ありません…私としてもこの力を使うのは不本意だったのですが…」

そう言うと、周りにいた機関員全てが彼に吸い寄せられ…消滅した

【???】
「さあ、我が真の力を持って無に帰るがいい!這い寄る混沌、無貌の神、一つにして千なる我が力、受けてみよ!」
【彰】
「…そうか…貴様…あの邪神のうちの一体か…」

邪神の中では最もよく名の知られるものの一つ、だが、ソレは彼の多面性ゆえだろう…
這い寄る混沌、無貌の神、そして…一つにして千なる道化…それがナイアルラトホテップ、ナイアーラトテップ、ニャルラトホテップなどの呼称を持って知られるものである
彰の知る全ての平行世界に存在し、時には人に恵を与え、時に人を滅びへ導く
他の機関員は全て彼の力を行使するための生贄となったのだ
無論、彰自身は幾度となく退治したことがある存在でもある

【彰】
「じゃあ、行くぜ…無貌の神よ!」

地を蹴る
だが、相手も邪神格である、ただの突撃では容易く弾き飛ばされる

【サタン】
「彰!」
【彰】
「ああ…サタンに許しは貰っていたな…」

そう呟くと彰は顔の前で両腕を交差させ、若干前傾姿勢となり両手は頭を抱えるかのように動かす

【彰】
「この力は誰にもいうなよ?」

そう、この場にいる全員に告げると

【彰】
「制限時間60秒、我にかせられし全ての制約をいま…解き放つ!」

瞬間、彰から放たれる力が跳ね上がる、サタン以外の全てが一歩後ずさるほどに

【サタン】
「…」

サタンは苦い顔をしている…
制約解放、それは、彰が人としての器しか持たぬが故にかせられた自分の器を崩壊させかねないほどの力を使用可能とするもの
実際にこの制約が無ければ彰は自分自身の力が自分という器を崩壊させて死に至ることになる
普段は制約という名の下に自分の器に納まりきらない分+いくらかの力はサタンを初めとした数名の術者によって圧縮され封印されているが、その封印に携わったものの許可があればその力を解放できる
無論、その力が暴走するまでの限界時間もあり、五分が限界であることは承知しているし、五分間フルで使えば百年近くは刀を握れないことも解りきっている
一分間であれば一週間は指先一本動かせないほどに磨耗し、一月のリハビリで日常生活が、一年かけてようやくまともに剣士として、今の自分の力量を取り戻すには十年は必要である

【彰】
「時間も無い、さっさと終わらせる」

彼がその手に握るのは自らの霊力のみによって構成された、狼牙とも異なる牙

【彰】
「森羅万象…神滅剣」

森羅万象の理を持って神を滅する剣と成す、これがこの状態の彰の最大の武器である

【這い寄る混沌】
「!?」
【彰】
「うおおおおおおおおお!」

ただ一閃、上空に飛びあがり、真っ向から叩きつけただけの一撃に邪神であるはずの彼が押される
一撃で消滅しないことに軽く舌打ちした後、距離を置くと構えなおす

【彰】
「高崎流…」

深く構えると、再び地を蹴る
その速度はこの場にいる誰すらも追いつくことは出来ないだろうほどの加速を持って、剣を振りぬく!

【彰】
「斬月!」

月輪を模したかのような動きとともに相手を両断する
人でありながらサタンをも凌駕する力を持った彰、その人間には耐え切れないほどの力は、邪神である彼をも容易く両断した

【這い寄る混沌】
「そうか…今にして思えば、貴様の顔には覚えがあった…幾度となく我のうちの一人を倒し続けてきた…高崎彰か…」
【彰】
「俺も貴様等に因縁のある身なんでね…」

霧散する、だが、彼は決して滅びはしない…
ここに現れた一つの顔がただ消えたと言うだけ…時間をかけて、また異なる顔を持って彼はまた現れる、それがどの世界なのかはこの場にいる誰にもわかりはしないのだが…



この這い寄る混沌についての設定はずいぶん前から考えていたものですが、今回が初出となりますね
ちなみに、今まで出てきた七夜彰(それから始まる物語等の主人公)、不破彰も這い寄る混沌とはあったことがありますが、この彰はその中でも一番縁があるといっていいでしょう
まあ、今まで書いてきた彰の中で最も長きを生きていますからね
ちなみに、今回の混沌は恵みをもたらすものではなく、一度は恵まれますが後に起こる混乱や動乱を見越した上でのものでしたが、思ったよりも第一弾が馴染んでしまいどうしたものかと思っていたところを彰たちに倒された形です
ちなみに、サタンの本気、彰の本気に関しては最初からこれぐらい凶悪なものとしては設定しています、まあ、サタンと違い彰の場合解放時間が延びるほど自爆の可能性も高くなり、無理に力を行使した反動で回復に長い時間がかかってしまうので一周期に一度見せるかどうかといった力ですね
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