第十三章

久しぶりの更新です、相当煮詰まってました
そのくせこんな程度の出来で…
今回はフラグの回?
本当は登場する予定のなかった二人が…
まあいいや、タキオスは使いたかったし


         第十三章/現れた宿敵たち(The Eternals)

あれから数日がたった
その間も特に変化は無く日々が過ぎ、結局異変の原因はつかめないままに日々が過ぎていた
シェゾたちも元の世界に戻る糸口がつかめずどこか諦めつつもいい機会を待っているようだ
だが…ここ最近マナの流れが変わりつつある…特に問題となる形ではないが、エターナルやスピリットはすでに気づいている…
そう、神剣の気配が格段に増えていることを

【彰】
「…ここら辺か」

俺は忘却を手に一人たたずんでいる、つい最近、翼の生えた少女が妖怪を滅ぼしていた…その目撃情報の場所へ

【忘却】
「間違いないな…この気配、我等以外の神剣の気配が残っている」
【彰】
「で、バカ剣、お前はこの事態、どう思う?」
【忘却】
「…相変わらずその呼称か…まあ、我ももう慣れたが」
【彰】
「だったらいちいち愚痴るな、バカ剣」
【忘却】
「…ミニオンだ、来るぞ」
【彰】
「!」

忘却が言うと同時、神剣の気配が…コレは一個小隊か…すでに向こうも察知しているな、アタッカー、ディフェンダー、サポーターの組み合わせで間違いなさそうだ

【彰】
「奴等か!」
【ブルーミニオン】
「!」
【グリーンミニオン】
「敵…ですか」
【レッドミニオン】
「まあいいや、ここで倒しちゃおうよ」
【忘却】
「我が主よ、どうする?」

バカ剣が聞いてくるのには心の中で答える

(奴等の真剣の格は?)

【忘却】
「いずれも第六位、一人では苦戦するのではないか?」
【彰】
「集えマナよ!我に従い業火となりて敵を包み込め!」

バカ剣の助言は聞き流し機先を制すべく詠唱をはじめる
向こうはアタッカーがブルーミニオンだ、バニッシュも間に合わない!

【ミニオンども】
「!」
【彰】
「オオォォラフォトンブレイク!」

一撃では沈まないが衝撃に奴等の動きが止まる!

【彰】
「その隙は逃さん!」

唐竹、横薙ぎ、回し蹴り、さらに左袈裟切りでグリーンミニオンを切り捨てる
回復と防御を担うグリーンミニオンさえ潰せば後はダメージの残る二体だけだ!

【忘却】
「向こうのミニオンが詠唱を始めたが」
【彰】
「紡がれる言葉、そしてマナの振動すら凍結させよ…アイスバニッシャー!」

一瞬でそのミニオンの周囲が凍りつく
続くブルーミニオンの攻撃は攻撃される箇所にのみオーラフォトンバリアを収束させカウンターを叩き込む!

【彰】
「遅い!」

さらに動きの怯んだレッドミニオンを一撃で切り捨てるとブルーミニオンの背後を取り切り捨てる

【ブルーミニオン】
「ア…ぐ…」

マナの塵となって俺と忘却に吸収されるミニオンども

【彰】
「疑う余地は無いな…何者か…場合によってはエターナルが…この世界に流れ込んで…!」
【忘却】
「今度は大部隊だな、今のマナ振動が呼び水となったか」

バカ剣に言われるまでもない、俺だって神剣の気配は感じてる…今度の連中の神剣の気配はランクこそ高くは無いが二十を超える
いくら機先を制しても…数の差が酷いな、勝ち目は薄い

【忘却】
「で、どうする?我が主よ」
【彰】
「黙れ、バカ剣」

いまさら逃げられないのも百も承知だ、向こうが探知できたということはこちら側の連中も気づいたはず、少なくともオーラフォトンブレイクのマナ振動には気づいたはずだし、こちらに向かってる奴ぐらいいるだろう…
まずは精々遅延戦闘を行い援軍を待ち一気に反撃に移るしかないか…

【彰】
「燃費は悪いが…強力な一撃で機先を制し動揺させる事で遅延戦闘を行う、もう一度オーラフォトンブレイクで仕掛ける!」
【忘却】
「こちらに高速で向かってくる気配が二、ブラックスピリットだ」
【彰】
「ファーレーンとヘリオンか!」

あの二人が来れば…!スピリットの中でも上位の実力者だ…何とかなる!

【彰】
「集えマナよ、我に従い業火となりて、敵を包み込め!」
【ミニオンズ】
「!散開しろ!」
【彰】
「オオォォラフォトォンブレイクゥゥ!!」

別に熱く叫んだからって魔法の威力が上がるわけじゃないが少なくともテンションは上がる
そして、テンションの高さは=で戦闘能力の向上になる

【彰】
「さあて…後はバリアとカウンターでどこまでいけるかだな」
【忘却】
「妖精達の到着は後五分はかかる、持つと思うか?今の動揺を利用し退却すべきだと思うが」
【彰】
「だからお前はバカ剣だ、五分程度持たないようじゃ俺は今まで生きてはこれていない」

もう一度マナをかき集める

【彰】
「マナよ、我に従え、暴力の波となり、彼の者共を飲み込め!」

こっちに向かってくるミニオンどもに解き放つ

【彰】
「オオォォラフォトォンレイ!」

何条もの閃光がミニオンをことごとく飲み込み打ち砕く
さらに一撃高出力のオーラフォトンビームを叩きつける!
今ので何体かは吹き飛んだようだが消費の方が多いな…

【ファーレーン】
「彰さん!」
【ヘリオン】
「ご無事ですか!?彰さん!」
【彰】
(…おい、バカ剣、何が五分だ、二分も立ってないぞ!)
【忘却】
「読み違えたか…彼女達はそれほどお前が心配だったようだな…しかし、ここまで走ってくるので体力の消耗もあっただろう、それほど状況は変わらない」
【彰】
「どうかな…?マナよ、我が求めに応じよ、オーラとなりて、我等が力となれ!」

久しぶりの

【彰】
「イイィィィンスパイア!」

俺達の力を底上げし、突撃する

【彰】
「しっ!ふっ!せえあっ!」

一撃でミニオンを屠る、今のだけで三体!
二人も相応に敵を削っている

【悠人】
「彰!大丈夫か!?」
【彰】
「悠人!」
【光陰】
「神剣よ!守りの気を放て!俺達を包み、敵を退けろ!」

加護のオーラが俺達を纏う

【光陰】
「トラスケード!」
【彰】
「ありがたい!これで行ける!」

踏み込み横薙ぎの一撃でいったいのミニオンを切り捨てるが、直後

【彰】
「!この波動は…!」

跳躍し後ろに下がると同時、俺のいた座標の周囲に雷が落ちる

【忘却】
「主よ…」
【彰】
「言うな、バカ剣、相手が何者かなど俺でも解る」

見据える、あいつは…

【忘却】
「第二位…破滅だな」
【彰】
「…聖賢クラスか…第二位でも上位に入るロウ・エターナル…」

第二位「破滅」
確か現在の使い手は…ザインとかいったか…
ロウ・エターナルとはいってもあいつの目的は他のロウ・エターナルとは違い自らが最後の一本となること…他のロウ・エターナルがミューギィの元に神剣を統合しようとするのに対し他の永遠神剣を砕き続けミューギィを超えんとするのが破滅だ…

【彰】
「…いくぞ、悠人!」
【悠人】
「ああ!アセリア、援護してくれ!」
【アセリア】
「ん」
【光陰】
「ま、ミニオンは俺達でどうにかするからな」
【ニムントール】
「彰たちは何とかあれを倒して!」
【今日子】
「私はミニオンの相手をしておくわ」
【ファーレーン】
「彰さんの援護は任せますね、ウルカ」
【ウルカ】
「承知」
【オルファ】
「オルファもやっちゃうよ!」
【ヘリオン】
「ミニオンはお気になさらず!スピリットだけで何とかできますから!」
【セリア】
「いくわよ、ヒミカ!」
【ヒミカ】
「解ってる!援護は頼んだよ!ハリオン」
【ハリオン】
「怪我をしたらすぐに言ってくださいね~、すぐに直しちゃいますから~!」
【時深】
「私もミニオンの相手をします、破滅が50体ほど連れてきていますから」
【ウィニ】
「俺達もだな…」
【シェゾ】
「やれやれ…こんなところでこんなめんどくさい戦をする破目になるとは…」
【ラティ】
「でも、やるしかないよ!」
【ケイト】
「同感です!やりましょう!」

なんかずいぶんと人数増えたな…

【悠人】
「マナよ、オーラと変われ、我等に宿り、永久に通じる活力を与えよ!エターナル!」

コレは…!悠人の最大のサポートスキル…永遠のオーラ!?

【彰】
「…久しいな…この感覚は…」

枯渇を握っていた時にも感じた、エターナル一歩手前の感覚…
永遠のオーラ…エターナルの中でも一握りのものだけが使える、そのオーラを纏うものにエターナルと同等の戦闘能力を与え、行動回数を増加させるというもの
実は枯渇を担っていたときの俺も使えたのだが、現在はこのメンバーの中では悠人のみが使える

【彰】
「…いけるな?バカ剣」
【忘却】
「愚問だ、今の汝と我とで勝てぬ相手など一位ぐらいのものだ」

同時に地を蹴る俺と悠人
ミニオンの上を飛び越え何体かは踏み台にし、エターナルの眼前に立つ

【ウルカ】
「手前達の助力は不要のようです」
【光陰】
「ま、ああいう漢連中の本気にいらん手助けは野暮ってもんだ、好きにやらせとけ、あいつ等なら負けねえよ」

忘却の柄を強く握りなおすと、俺はザインに向かい回し蹴りを叩き込む!

【ザイン】
「!」

後ろに跳んで交わそうとするが、背後から悠人が切りつける!

【悠人】
「聖賢!出し惜しみはするな!」

その攻撃を破滅で受け止めるも、その背後=俺に対しては警戒が鈍る
第四位と甘く見たな!

【彰】
「うおおおおおお!バカ剣!出し惜しみはするなよ!」
【忘却】
「解っている!全てのマナを預けるぞ!」
【彰】
「全ての力を…この一撃に!」

悠人が神剣を弾き飛ばすのと俺がザインを両断するのは同時だった
そのまま破滅は虚空へと消え去り、ザインはマナの霧となり忘却に吸収される
これで格が上がるということはないが今の消耗分ぐらいは回復できただろう…

【彰】
「…この世界にもエターナルが…」
【悠人】
「…他の神剣の気配もまだあるが…どうやら今回はこれ以上は無いみたいだな…」
【彰】
「悠人、気づかんのか?」
【悠人】
「…無我は感じてる」
【時深】
「ええ…それに、テムオリンもいるようですね…」
【彰】
「いずれ挨拶に来るだろうがそれまでは無視していいだろう…それに、タキオスとは久しぶりにガチでやりあいたいからな…」
【忘却】
「…お互い戦好きとは、救えんな」
【彰】
「黙ってろ、バカ剣」

…奴等の存在、それが単に奴等の意思でこの世界にいるのか、こいつらの如く何者かに呼ばれたのか…挨拶に来るタイミングあたりでわかるだろう
まあ、あいつ等が俺達と協力するなど中々考えられんが…俺は枯渇使ってた当時に一度タキオスと共同戦線張ったことあるからなあ…まあ、強力というよりは同じ相手だから利用しあっていたというほうがいいが…
そのときの相手も破滅だったことを思い出す、あの時は俺が神剣を切り裂いてタキオスが止めを刺したのだが…破滅も分身しか作らないから性質が悪い…使い手は俺の知る中でも四人は死んでいる
今回ので五人目だな、結局破壊し損ねたが…
まあいい…取り合えず

【彰】
「撤収しよう、これ以上この場にいても無意味だ」
【悠人】
「そうだな…」

その晩はほとんど眠れなかった
久しぶりに合間見える好敵手のことやこの地に現れた新たなるエターナルの存在…そういったものに対するある種の高揚感が俺から睡魔を遠ざけていた…



話が話しなので永遠のアセリアばっかりしゃべってますね…次はもうチョイ他の人たちも台詞はある予定
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