スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

第十二章

今回はケイト視点です
結構人のオリキャラとかだと視点が思ってたよりもずれていることも多いんで結構彼にするのは勇気が要りましたが…
次に誰か視点になると気は多分ウィニ
今回で下手するとスターオーシャンの面々はほとんど出番がなくなるかも…
ちなみにケイト、戦闘比参加組みや同い年ぐらいかそれより下と断言できそうな連中(スピリット年少組=ヘリオン、オルファ)は呼び捨てですな
それ以外は原則さん付け





         第十二章/彼の視点(ケイト・リン)

【ケイト】
「…」

朝、いつものように眼を覚ます
もうこの部屋にも大分慣れたからか、ここ最近は起きる時間がどんどん遅くなってる気がする…
いや…気がするんじゃなくて間違い無くここについたばかりの頃から比べると一時間以上遅くなってるんだけど…
それでも朝食の時間には間に合ってる…というよりも、この家の主である彰さんがやたらと朝に弱いらしく、この館の朝食は個々人に合わせてもらえるようになっているみたいなので、俺もそれにあやかって少しばかり寝坊することが許されている

【ケイト】
「それでも…そろそろ起きないとな」

そう呟いて二三度頭を振って眠気を追いやる

【エスペリア】
「あ、おはようございます、ケイトさん」
【ケイト】
「おはよう、エスペリアさん」

エスペリアさん…この館においてすでにメイド長的な役割を担っている人で、とても優しくて俺にもいろいろと親切にしてくれる、それにかなりの美人だ
彼女がタメ口を聞くような相手は俺はスピリットしか知らないほどに礼儀正しい人でもある

【彰】
「なんか、最近起きる時間がどんどん遅くなってないか?ケイト」

流石に、昔は俺の方が三十分以上も早く起きていたのに…
新聞を読みながらお茶をすすっているのがやけに似合う彰さんに先を越されるようになってもう半月は立つ
そんなに長くここにいさせてもらっていることには流石に負い目もあるけど…
それにしても、彰さんの収入源は謎だ、依頼を受けて妖怪退治をしているって言うけどその依頼がどこから来ているのかは俺は知らない

【彰】
「さて…それじゃ俺は今日は一日戻らん、まあ、お前らが明日起きる頃には帰ってきて寝てるとは思うがな…少し依頼元にも出向かにゃいかんし」

そう言うと愛用の武器を手に立ち上がる彰さん

【ファーレーン】
「あ、私も行きましょうか?」
【彰】
「ああ…後ニムも、今日は俺達だけ別の場所で妖怪退治をすることになると思うからな」

三人が出て行った後、俺とフェイはラティたちと町に出ていた

【ラティ】
「なんていうか…ずいぶんと久しぶりな気がするよ」

…コレはここ最近外に出ていなかったからなのか、それとも…

【ヨシュア】
「まあ、僕達の外見は目立ちますから…あまりで歩かない方がいい、という彰さんの言葉は間違ってませんよ…特にラティさんやミリーさんは尻尾を隠せば何とかなりますが、僕やエリスは中々隠せませんから…」
【エリス】
「この翼が収納とかできればいいんだけどね…」

翼人種なんていうの人たちが存在することの方が驚いたけど、この世界だと妖怪の類として扱われてもしょうがない…世界は広いや…

【フェイ】
「まあ…今は私の幻術で隠せてるからいいけどね…あくまでも視覚的に見えなくなってるだけだからね、ぶつかったりしないように気をつけてよ」
【ヨシュア】
「ええ、気をつけてますよ、幸い、人も多くないので助かってますけど」

そういえば、ヨシュアさんもやたらと礼儀正しい人だな…
彰さんはどちらかというと粗暴な感じがするのだが、その知り合いはなんか礼儀正しい人も多いみたいだ…あ、エリスは結構乱暴か…兄妹でここまで違うものなんだなあ…

【ラティ】
「それで、どこに行こうか…?」
【シェゾ】
「うん?お前らも外に出ていたのか?」
【アルル】
「あ!ケイト君たちだ!」
【ルルー】
「あら…偶然ね」

シェゾさんたち…魔導世界の人たちと出会う
本当に偶然だ…まあ、行動範囲が広くないから…って言うのもあるんだろうけど
それからは魔導世界の人も一緒に行動する
気を利かせてくれたのか、背の高いシェゾさんなんかが二人の両脇を固めてくれたおかげで、翼に誰かが当たる、なんていうこともなさそうだし

【シェゾ】
「で、どうするんだ?これから」
【ケイト】
「適当に散歩でもしようと思ってたんですけど」
【ルルー】
「まあ、それが無難なところね」
【ケイト】
「ところでシェゾさん、今夜は彰さん、一緒に回らないって」
【シェゾ】
「ああ、聞いている、あいつはあいつで忙しいんだろう、俺達は俺達で向こうに戻る糸口でも探せないかと思って散策していただけだしな、この二人はてんで役に立たないが俺やカーバンクルは時空のひずみを感じれるからな、ソレをたどるぐらいしか戻る糸口もつかめそうに無い」

シェゾさんはどうやら魔導世界の中でも帰ろうという意思が強い方みたいで、暇さえあればこうして外を見て回ってるし、そうでないときは昌霊世界の人と訓練したりもしてる
最も、アルルは信じられないって言ってるし、ルルーはこっちに来て変になったって言うぐらいだから…元々はそういうのとは無縁なタイプなのかもしれない

【ケイト】
「う~ん…僕達は認識出来ないからね…」
【フェイ】
「私は出来るけどそのためには常にマナの流れを感じてなきゃいけないから凄く疲れるし」
【ヨシュア】
「僕達はまったくお役に立てそうにありません…申し訳ありません」
【シェゾ】
「ああ、お前らは最初からあてにしてないさ、俺達の問題だからな、俺達で何とかするべきなんだが…サタンはともかくこいつらはまるで役に立たない、だからこの俺がしょうがなくこうして動き回ってるんだよ」

そういうが、実際はそれほど嫌がってるようにも見えない
なんていうか…この人はこうして冷めた態度を取るのは全部ポーズに思える
どちらかというとこの人のノリは彰さんのほうが近いと思う

【シェゾ】
「まあ、それでカーバンクルを引っ張り出そうと思えばこいつらが連れて行けと喧しいからこうなったんだがな…こいつらも引っ張るぐらいならば俺一人のほうが効率よかったかも知れんな」

そんなことを離してる間に迷子になりそうに離れてる二人組、肝心のカーバンクルも微妙な位置にいるし

【ケイト】
「アルル!ルルー!そんなに離れてたら迷子になるよ!」
【アルル】
「あはは、ごめん」
【ルルー】
「露店のものがつい目についちゃうのよね…」

はあ、というため息をついているシェゾさん…魔導世界の出身者の中では年長組なこともあり、この二人の保護者的位置にいることもあるのだろう

【シェゾ】
「まあ、今日の探索もうやめだ、どのみち、あいつ等がいたんじゃまともな捜索にもなるわけないからな、さっきのが今日でもう十回目だ」
【ケイト】
「…ご苦労様です」
【シェゾ】
「カーバンクルも探せるというから連れて来たが、実際は何かに反応を示す、ということもなかったからな」
【カーバンクル】
「ぐぐ?」

この不思議生物も謎が多いなあ…
ただ、時空のひずみを感じ取れたりと便利なのは間違いなさそうだけど…
その後はしばらく町を散策してから戻ることにした

【悠人】
「で、今日は彰がいないんで俺と」
【シェゾ】
「俺が指揮を取ることになる、まあ、俺はめんどくさいから悠人に任せる」
【悠人】
「…光陰、手伝えよ」
【光陰】
「ま、実はサポートは彰から任されてるからな、やってやるさ」

根回しがいいなあ…まあ、こうなることは予測していたんだろうけど…

【光陰】
「じゃ、行こうぜ、軽く見回って妖怪を倒せばいいだけらしいし」
【時深】
「私が索敵しますね、倉橋の巫女としてああいったものとは何度も戦っていますから」

時深さんはもといた世界では彰さんと同じ退魔師だったと聞いた記憶がある
きっとそういう人ならわかるんだろう…
そして、俺達は巡回に出ることにした

【時深】
「きます…それほど数は多くありませんね…あと、向こうのほうで彰さん達が戦っているみたいです」
【悠人】
「ああ、神剣の気配を感じる、まあ、あいつ等なら任せておいていいだろう、俺達は来る相手を迎撃するぞ!」
【光陰】
「ま、それが無難だな」

そう言うとトラスケードで俺達を強化してくれる光陰さん

【悠人】
「よし!行くぞ!聖賢!」
【シェゾ】
「闇の剣よ…」

シェゾさんも武器を構える…俺も力を集めて剣を握る

【悠人】
「はあっ!」
【光陰】
「行くぜ!」
【今日子】
「あたしも!」
【時深】
「続きます!」

エターナルの四人が一気に妖怪の群れの中心に飛び込む

【シェゾ】
「ぼさっとするなよ、俺達の攻撃はやつらに対して効果が薄い、一撃でしとめられない以上は援護に集中しろ!」
【おたまん】
「ま、しょうがないね!」

俺は一応効果があるそうなので彼らの援護を受けつつ近くにいる敵を攻撃する!

【フェイ】
「マナよ…凍て付く棺となりて我が敵の動きを誡めよ!アイシクルウォール!」

フェイの術で敵の体に氷が纏わりつき動きを封じる
これの上位術にフリーズケイジというのもあるけど消費の問題なのかフェイはこっちのほうをよく使うかな?

【ケイト】
「うおおおおお!」

手近な一体に刃を叩き込む!

【ウィニ】
「後ろに隙があるぞ、ケイトs!」

ウィニーグさんが俺の背中を守ってくれる

【おたまん】
「マナよ、神の雷となりて、我が敵を打ち砕け!インディグネイション!」
【アオナ】
「マナよ、紅蓮の業火となりて、我が敵に降り注げ!フレイムシャワー!」

二人の魔法で数が減り

【悠人】
「マナよ、光の奔流となれ、彼の者共を包み、究極の破壊を与えよ!」

悠人さんの詠唱で全員が後ろに下がる

【悠人】
「オーラフォトンノヴァアアアアアアアア!」

残っていた妖怪もほとんどが吹き飛んだ

【ケイト】
「凄い…彰さんと同じかそれ以上…」
【光陰】
「元々あれは聖賢の力を引き出して放つ神剣魔法だからな、同じく神剣の力を最大に引き出せば俺なんかでも使えなくは無いが、彰や悠人はちょいと格が違うな、特に本来の使い手である悠人なんかは威力も範囲も追加効果も高い、彰のは威力重視って所だからな」
【ケイト】
「そうなんですか…」
【おたまん】
「さすがにうちらでもあそこまで強力なのは無理だね…」
【時深】
「ソレは…この世界はマナが濃いですから」
【今日子】
「あたし達って、マナが濃いほど強くなるみたいだからね」
【光陰】
「もう少しわかりやすく説明出来ないもんかね、このお姫様は」

苦笑する光陰さんをハリセンの一撃が襲った
【ケイト&悠人】
「相変わらず、この二人の夫婦漫才は見ていて飽きないな…」
【今日子】
「何が夫婦漫才よ!」
【ケイト】
「…っ~!」
【悠人】
「ぐあっ!」

しまった…声に出してたか…思ってた以上にダメージが大きい…
これをいつもあの二人は食らっていたのか…

【シェゾ】
「…ったく、戻るぞ、時深、近くに敵はいるのか?」
【時深】
「そうですね…ほとんどは先ほどの戦闘で…というよりも、彰さんたちのほうで…どうも、彰さんたちだけじゃなかったみたいです」

依頼元の人たちと一緒だったのかな…?
とにかく、その日の巡回は終わり、俺達は館に戻ると夕飯を済ませて寝ることにした



今日子の出番が恐ろしく久しぶりなのにいまさら気づいた…
まあ、登場人物の多い作品ではありがちなことなんだよな…
スポンサーサイト

コメント

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

トラックバック


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

プロフィール

七夜彰

Author:七夜彰
構想だけが爆走し続ける気まぐれ小説書きのブログ
小説か日記、QMAネタを不定期に乗っけています
Twitter→nanaya_akira

最近の記事
最近のコメント
最近のトラックバック
月別アーカイブ
カテゴリー
現在時点での訪問者数
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。