第十章

よっしゃ!日付が変わる前に更新だ!
という事で、剣と魔法の物語、第十章です

ちなみに、彼らですが、本当はもう一人の特異点候補(=七夜彰)の関係で最初に来るのはエターナル達か彼らかの二択でした



          第十章/昌霊世界の特異点(TOEO)

【彰】
「!バカな…また来るだと!?」
【シェゾ】
「これが…時空の歪みか…」
【悠人】
「しかし、ここまでの反応は初めてだぞ!?」
【ケイト】
「まさか…時空崩壊とかないですよね…?」

俺たちが全員揃って驚愕していること、ソレは今までに無いほどの規模の時空の歪みが発生しているからだ

【彰】
「来る!」

それも、俺達のすぐ近くで…今度は誰だ!?

【???】
「どこだ?ここは」
【???】
「あ、ウィニ、人がいるよ、あの人たちに聞いてみようよ」
【???】
「そうですね…」
【彰】
「なんつー団体さんだ…十は超えてるぞ」
【悠人】
「あの大きさはこの人数だからか…」
【彰】
「それだけでもなさそうだが…さて」

とりあえず、彼らを回収し、その場を去る

【彰】
「まずは自己紹介と行こう、俺は高崎彰、一応、この館の主だ」
【ウィニーグ】
「俺はウィニーグ、親しい連中はウィニって呼ぶな、よろしく!しかし、彰sか…」
【ドライゼル】
「俺はドライゼルって言います…そうですね、今度は顔なんかは似てませんけど、どこか雰囲気は似てますし…」
【彰】
「…なあ、もしかして、この筆跡に心当たりは無いか?」

彼らにあの以前にスピリットたちから渡された書簡を見せる

【ウィニ】
「これ!彰sの字じゃないか!?」
【雨龍】
「どれどれ…うん、まちがいなく彰兄ちゃんの字だね、あ、私は雨龍、よろしくね」
【シェイス】
「…シェイスだ、よろしく頼む…ところで、昌霊術師の連中が何か落ち込んでいるみたいだが…」
【彰】
「昌霊…って!まさか、お前ら昌霊世界の人間か!?」
【クォー】
「昌霊世界…って言うのがどういうものかは解りませんが…あ、俺はクォーです」
【彰】
「昌霊世界というのは数ある平行世界の中でも最も新しく発見された世界で、マナで世界が構築されるこの世界なんかとは違い昌霊と呼ばれる存在が世界を構築していると聞く」
【ウィニ】
「じゃあ、のあとか級長とか師匠が落ち込んでる理由ってのは」
【彰】
「この世界には昌霊は存在しない、昌霊世界は他の平行世界の中でも最も特異な世界だと聞くからな…俺も行ったことねえし…どうも、マナがほとんど存在しないみたいだから、エターナルやスピリットでは昌霊世界に行くだけでも致命的な事態になるかもしれない…ということだ、その逆もまた然り…昌霊の力を借りる術はこの世界では使えない」
【シェゾ】
「ということは…だ、連中が術を使うには」
【彰】
「ああ、お前のように術をマナを使うものにアレンジするよりほかにはない」
【ヒミカ】
「だったら、私達で何とか教えることは出来ると思いますけど…」
【彰】
「よし、昌霊術師はスピリットから魔法を教わるように、さて…そっちの剣士の兄ちゃん達…よかったら一本手合わせ願おう」

道場に入る

【シェイス】
「さて…それじゃ、始めようか」

向こうが構えるのは大剣か
こっちだとアセリアとかブルースピリットが使う武器だが…さて

【シェイス】
「行くぞ!」
【彰】
「!」

早い!この速度…アセリア並みか!?

【彰】
「くっ!」

後ろに跳躍後、今度は突撃する

【彰】
「せあっ!」

縦に振り下ろす一撃は防がれるが、そこに回し蹴りを追加する

【シェイス】
「!」

向こうも腕で防いだが、その一撃で動きが止まる、ついでにダメージもそこそこ高いだろう

【彰】
「ふっ!」

剣を支柱に後ろに跳ぶ

【彰】
「…驚いたね、神剣とかの強化なしでこれか…世界は広いねえ…」
【悠人】
「…平行世界の中でも強力なほうに入るんじゃないかな?彼は」
【シェゾ】
「…魔法込みであればとっくに勝負がついているだろう、それもせずに、物好きな奴だな、あいつも」

外野がうるさい

【彰】
「しかしまあ…確かにただ打ち合うだけでは千日手になりそうだな…」

少し姑息だが…

【彰】
「赤きマナよ、汝が起点、炎となりて我が敵の動きを封じよ…ファイアブレイク!」

シェイスの眼前で一瞬だけ炎が弾ける、ようは炎による猫だましに過ぎないが…

【シェイス】
「うお!?」

流石に、眼前で手を叩かれるよりも反応しにくいだけに、動きが止まる

【彰】
「しっ!」

そして、その首筋に刃を当てるのは、俺にとってはさほど難しいことではなかった

【シェイス】
「あれが…お前の魔法か」
【彰】
「ただの猫だましだけどな、手を叩かれるのではなく炎が舞い上がるってのは流石に始めてみる奴は必ずびびる、特に魔法が来る!と身構えるとその時点で意標をつかれて動きが止まるってわけさ」
【シェイス】
「覚えておこう…一つ聞きたいんだが、お前達が使うような技法…オーラといったか…あれを俺達が使うことは出来ないのか…?」
【彰】
「困難ではないかも知れんぞ、ただ、直感的に気づけば使える可能性のほうが高い、口で説明してわかるものでもないからな…」

その後、今度はクォーと光陰の戦闘を眺めさせてもらう

【光陰】
「ま、お互い死なない程度に適当にやろうぜ、当たれば痛いしな」
【クォー】
「はは…それじゃあ…行くよ!」

クォーはシェイスに比べればやや小ぶりな剣…おそらくは片手で取りまわせるように作られた剣を使っている

【光陰】
「焦らず、迷わず、剣を振る…行くぜ!」

光陰の持つ「因果」は双刃刀だ、ああいう武器の使い手は中々珍しいからな、初めて戦う相手だと苦戦するんじゃないかな

【シェイス】
「変わった剣だな…俺達の世界では見たことがない」
【彰】
「ああ…神剣世界以外ではあまり使い手を見ないな、双刃刀である意味が薄いと言うのも一つの理由だろうが、正直あの形状は使いにくいと言うのが理由だろう、ある程度以上の技量があれば使いこなせるが、正直下手な振り方すれば自分が傷つく」

上下双方に刃がついてると言う形状は重心やその形状の問題から扱いにくいと言う欠点がある
そういう形状であるメリットもあまり多いとは言いがたい
ゆえにあまり好まれるものでもないのだが、扱いこなせるのならば欠点など無意味なものだ

【光陰】
「そら!」
【クォー】
「くっ!こうなれば…!」

!?剣の柄を捻った…あれは

【彰】
「ギミックか!」
【シェイス】
「ご名答、あの剣は確か…」

刀身が分割される

【クォー】
「はああっ!」
【光陰】
「ちっ!」

ギミックに対し始めてオーラフォトンを展開する光陰
防ぎきったところで一瞬姿が消える

【光陰】
「しっ!」
【クォー】
「くっ!」
【彰】
「勝負あったな」
【シェイス】
「…オーラフォトンは反則だな」
【彰】
「ちなみに、俺はお前さんとの戦闘時には使ってないぞ、さすがにアドバンテージが大きくなり過ぎるからな」
【シェイス】
「だろうな…オーラフォトンや魔法を多用していれば数秒で俺が負けていただろうからな」

ああ、ソレは自身がある、正直オーラフォトンブレイク一発で片がつくだろう
アレ、倒せなくても一時的に相手の行動を奪う効果があるからな
いつぞや戦った瞬の同名の技や悠人のオーラフォトンノヴァにも同じ性質がある
オーラフォトンによる強力な一撃にはそういう効果があるからな

【シェゾ】
「しかし…シェイスやクォーの実力を見るとますますあいつ等との差が目に見えてくるな」

…そう、昌霊世界から来た連中は戦闘能力にばらつきが酷い
俺やシェゾ、悠人や光陰といったこの中でも掛け値なしに最強クラスと言い切れる実力を持つ俺達と互角に打ち合える奴がいれば、戦闘が決して得意とはいえないニムやハリオンとでさえ互角以下の戦いにしかならない奴も多い…
まあ、俺からすれば特に強化もしていないはずなのにスピリットを凌駕できる人間が俺以外にいたことのほうが驚きなのだがな…
むしろ、その連中のほうが人間としては普通に最上位の力を持っている連中ということになる
正直に言うと、この世界のマナはかなり濃いほうだ、マナの濃度が戦闘能力に直接関係してくるスピリットやエターナルはこの世界ではかなり強くなってしまう
正直、この世界で第二位上位神剣の持ち主と戦って勝てるか…といわれれば俺は笑顔で即答するだろう
不可能だ、と

【彰】
「あいつ等も人間にしてはまあ…やるほうではあるけどな…むしろ俺たちが異常なだけだ」

最も、正確に言うならば、俺やシェイスなど一部の戦闘家だけが…というほうが正しい
スピリットは元々戦闘のための存在だ、その戦闘能力は通常の人間では太刀打ちできん
ソレを凌駕する…こいつら、どんな人生歩んできてるんだ?
それも、俺とはじめてあったときの悠人と大差ないぐらいの年だと言うのに…
それほど昌霊世界というのは戦争でも多いのか?それとも…単に、ここにいる連中が見た目どおりではないだけか…
いずれにせよ、俺達のような存在は中々昌霊世界に入れない、そのため、昌霊世界がどういう世界なのかはわからない
こいつらに聞いてもアレだしな…

【彰】
「さて…興味があるなら一緒に戦わないか?どうせ戻る手段もわからないんだろ?」
【シェイス】
「ああ…」

さて、夜になった

【シメオン】
「どうにかなるんだろうか…?」
【メーガス】
「まあまあ、彰さん達が頑張ってくれるって言ってるしさ、少し協力するぐらいで」
【貴公子】
「まあ…フォーメーション組むとか頑張ってみようか」
【彰】
「安心しろ、俺と光陰でばっちりサポートしてやるから」

さて

【彰】
「来るぞ」
【光陰】
「神剣よ!護りの気を放て!俺達を包み、敵を退けよ!トラスケード!」
【彰】
「マナよ、我が求めに応じよ、オーラとなりて、刃の力となれ!イィンスパイア!」

総合的に見れば属性効果意外は強化されている、俺の強化アレンジ版ではなく攻撃力だけ強化するタイプだ、防御力は下がるが、その分は光陰のトラスケードのほうが効果は上だしな

【彰】
「さあて…行くぜ!」

忘却を片手に跳躍、いつもの如く敵陣に突っ込む

【シェイス】
「いつもああなのか!?あいつは!」
【悠人】
「ま、そんなところだ!」

悠人が俺のとなりに来る

【シェイス】
「ちっ!俺も行くしかないか!」

シェイスも俺のとなりに並ぶ

【彰】
「無理についてこなくてもいいんだぞ?」
【シェイス】
「そうも行かない!」

シェイスの周りにオーラフォトンが展開される

【シェイス】
「そうか…これがオーラの…使い方か!」

近くでこんだけオーラフォトン展開されてればその影響で覚醒してもおかしくはない…か
刀身にオーラフォトンを纏わせるシェイス

【彰】
「使い方さえ解れば後は早い…行くぞ!」

俺達はなんなく妖怪を片付け始めたが

【貴公子】
「止まれ!」
【メーガス】
「シメちゃん!とどめお願い!」
【シメオン】
「ああ!これで決める!」

ここで差がよく解る

ちなみに、この世界の人間だと十人単位でようやく一体だが、俺や悠人、シェイスは容易く一撃で屠っている
それに対し三人がかりでやっと倒せている彼らはこのメンバーの中ではさほど強くはない部類に入る…
まあ、それでも俺が見てきた戦闘家の中では上位に入るんだけどな

【悠人】
「マナよ、光の奔流となれ、彼の者どもを包み、究極の破壊を与えよ!」
【彰】
「集えマナよ、我に従い暴力の波となりて、我が敵を打ち砕け!」
【悠人】
「オーラフォトンノヴァアアアアアア!」
【彰】
「オーラフォトンブレイク!」

俺と悠人の凶悪なサポートスキルコンボで残りの敵は9割がたが消滅する

【弐式】
「赤きマナよ、汝が起点、炎となりて、敵を包み込め!エクスプロード!」
【アオナ】
「マナよ、我が命に従い焔のつぶてとなり、敵に降り注げ、フレイムシャワー!」
【おたまん】
「青きマナよ、汝が起点、氷となりて、我が敵のマナを凍て付かせよ!エーテルシンク!」

なっ!あいつ等…もうこっちの術になれたってのか!?
後は級長の術で動きが止まった数体を確固撃破するだけだった

【彰】
「もうこっちの術を使えるようになったんだな…」
【弐式】
「はは…流石にいつまでもへこんでいたくはないからね」
【アオナ】
「ま、師匠がよかったんだよ、師匠が」
【おたまん】
「師匠が師匠っていうとなんか変なかんじだね…」
【彰】
「くく…さて、撤収だ!」

俺達は館に戻ることにした
そして、どうやらあいつ等にマナの使い方を教えたのはシェゾで、術を教えたのがスピリットなのだそうだ…
シェゾ、こっちではきちんと仕事をしてるじゃないか
元々の努力だの訓練だのを嫌う性分は鳴りを潜めている…いや、どうもこっちがあいつの本当の性格か?
まあいい…
こうして、昌霊世界という新たな世界からの増援を得た俺達だった

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