リアルロボット戦記前半部

実は第一部は書き終わってたり、第二部の方はシェイスの登場とナデシコC登場まで(Bの間には合流しないので、劇場版終盤に入ってからの合流になりますな)


後、シェイスよ、恋人はそっちが用意しないなら機体の性質上ヴァニラが恋人になりますが…よろしいかな?

さて、いきなり出てきた新キャラ、エイダ…カットした部分で説明してるのですが、シュバルツリッターに搭載されているAIで、彰の向こうの世界(本当の意味での平行世界)での親友の愛機のAIの名前(用はジェフティのADA)を借りている
機体自体が向こうの世界の産物なので、こちらの技術よりも進んでいる部分、遅れている部分が組み合わさっている





【彰】
「…木星トカゲでもないし、トランスバール皇国の兵器ではない、ということはこいつらがゴートの言っていたゼラバイアか」
【卜部】
「畜生!相変わらずこっちの攻撃がほとんど通じねえ!」
【朝比奈】
「まったく、どいつもコイツも、重力が好きな連中だな!」

精々がぶった切ることが出来るかどうかというところだが、幸いにも数はそう多くは無い、こちらは技量で時間稼ぎをしているとしかいえない状況だが、このままの状態を続ければ軍なり何なりが動くだろう、後はそいつ等に任せればいい

【彰】
「っと!なめるなあ!」

左手に持った刃を突き刺し、右の刃で縦に薙ぐ!
そのままさらに回し蹴りを叩き込み、距離をとる
最も、今のダメージだけで十分だったのだろう、爆散する

【ちとせ】
「彰さん!後ろです!」
【彰】
「!」

咄嗟に回避運動を取るが、バリアドライブを抜かれダメージを受ける

【彰】
「ぐぅっ!…小破レベルか…」
【ミント】
「皆さん!こちらに接近する機体軍、空中から三…いえ、四機!地上から一機ですわ!」
【エイジ】
「ヒュゥッ!すげえなあ、あの機体!ステルス機能使ってるG・シャドウに気づいてる!」
【ミヅキ】
「他の連中も相当出来るみたいね、ゼラバイアを相手に撃墜ゼロ、被弾は一人なんて…」

…悪かったな、被弾してて、その言い方だと俺が一番腕悪いみたいじゃないか!

【彰】
「撃墜数エースは俺だっての」

そりゃ、一番狙われてる以上一発ぐらいはかするさ!

【彰】
「!遅いんだよ!」

回避、直後に反撃に移り

【彰】
「この間合いだ!いくら貴様でも防ぎきれまい!」

両肩のクレイモアを叩き込む

【彰】
「止めだ!」

回し蹴りから空中に放り投げ、返して持った右の刃で叩ききる!
空中で真っ二つになり爆散する

【エイジ】
「すげえ…」
【藤堂】
「そちらの部隊は…軍属ではないようだし、なるほど、君達がナデシコの諸君が言っていたアースガルツのグランナイツか」
【エイジ】
「おうよ!後は任せな!」
【彰】
「各機撤収!この場はグランナイツに任せ避難し損ねたものがいないか確認する!」
【藤堂】
「了解した!」

俺は戦闘を見届けていたが

【彰】
「…重力子を武器に纏わせる事で相手のフィールドを中和、直接ダメージを与えているのか…」

ナデシコのグラビティブラストはそれ自体が重力子を収束させたもの、やつらにも有効だろうが…
俺達の武器ではどちらに対してもいかんともしがたい現状だな…バリアぐらいなら貫通できなくはないが、そうとう威力が殺がれるのは事実か…直接ぶった切る剣とかならまだしも射撃武器はほとんど聞かない
そう思ううちに戦闘は終了していた
残りの一体に苦戦し始めた直後合体し、驚くほどあっさりと止めを刺してしまったのだ

【彰】
「…あれが…グラヴィオン…」

どこの世の中でも合体するロボットは強いというのがお約束らしい
だが、欠点もあるようだな

【彰】
「分離後は稼働機能が極端に落ちるのか…負荷が大きいようだな…」

どうやら合体には相当の負担がかかるらしく、分離してからの動きはほとんどない

【彰】
「確か専用の回収部隊が存在するという話だが…あれか」

遠方から接近する船が一隻、確かに、こいつら程度ならつめるサイズだ
通信が入る

【クッキー】
「こちらアースガルツ、そちらの所属は?」
【彰】
「ベーオウルブズ隊所属、不破彰中佐だ、…搭載するのを手伝おうか?我々も半ば助けられたも同然だったからな」

まともに稼動できそうな機体も少ない、効率よく作業するならば手のひとつも貸すべきだろう

【クッキー】
「助かります」
【彰】
「ま、持ち上げて乗っけるだけだしな、ナイトメア隊、協力しろ!」
【卜部】
「了解!」

グランフォートレスにグランディーバ各機を搭載する手伝いをする

【彰】
「こんなところか…」
【クッキー】
「協力、感謝します」
【彰】
「いや、こちらも気まぐれ半分にやったことだ、感謝されても困る」

そこにエルシオールから通信が入る

【アルモ】
「ナデシコから通信です!新生・トランスバール皇国軍が接近中!協力して迎撃されたし!との事です!」
【彰】
「タクト!」
【タクト】
「了解したと伝えてくれ、各機格納後出撃!」
【彰】
「ということらしい、我々はこれで」

エルシオールに帰還、補給と修理を任せ俺はブリッジに

【彰】
「とうとうお出ましか…」
【タクト】
「そうみたいだ、とりあえず今から30分もすれば交戦圏内に入るから、機体に戻って待機してもらえるか?」
【彰】
「了解」

連戦か…こちらの戦力としては紋章機は温存していたが、ナイトメアはまだ宙間戦闘になれていない
…うちのメンバーはそうとう偏りが酷い、エンジェル隊は重力下での戦闘に慣れていないし、ナイトメア隊は無重力での戦闘が不得手だ…飛行しながらの戦闘経験があるスザクを除くが、あいつ一人ではナイトメア隊を出すわけにも行かない
それにスザクも無重力状態では少々機体が手に余るようだ


【彰】
「ナイトメア小隊は艦内待機!エンジェル隊と俺で出撃、必要だと俺が判断すればその旨通達する!」
【フォルテ】
「宙間戦闘にはまだ慣れてないようだし…ナイトメア小隊はしばらくシミュレータ訓練に入ってもらった方がいいんじゃないか?」
【彰】
「シミュレータと実機では感覚が違い過ぎる、暇を見て実機で訓練した方がいい」

宇宙に転移直後、連中を捕捉

【レスター】
「敵部隊は…間違いないな、エオニアの残党と見て間違いないだろう、編成、スパード級駆逐艦7、パーメル級巡洋艦5、セラク級突撃艦3、あと戦艦が一隻いるが、こいつはデータにないタイプだ、同じく未確認戦闘機10、人型機が3…ずいぶんと多いな、当然全て無人機だ、あと、連中の後方にナデシコを確認、こちらと挟撃が可能な位置だ、上手いな」
【タクト】
「よし!各機出撃!」

相変わらず真っ先に落っこちる俺
だが、宇宙空間での制動は慣れている!
即座に姿勢を建て直し高速で突撃、後方から出撃したエンジェル隊がついてくる

【彰】
「こちら不破中佐だ、ナデシコ、援護されたし!」

O.O.ランチャーで一隻に風穴を開け、さらに貫通しもう一隻!

【彰】
「やっぱ駆逐艦は楽だな、二隻まとめて潰せる!」



【彰】
「っと!とか言ってると、こいつらうぜえ!ダークエンジェルの劣化版と…もしかして俺の模倣か…?シュバルツリッター真似るにしても性能低すぎやしないか?」

動きは鈍重、狙いも甘い!

【彰】
「遅いんだよ!」

瞬殺

【彰】
「っと!うわっと!」

向こうから飛んできたミサイルが微妙にこっちもかすりかける

【彰】
「ちょ!挟撃はいいんだがもう少し狙って撃ってくれ!こっちにも当たる!」
【ユリカ】
「ああ!ごめんなさい!ごめんなさい!」
【彰】
「…いいから、次から気をつけろ!」

クレイモアをばら撒きさらにもう一体の人型を屠る
戦闘機のほうはすでにエンジェル隊が殲滅した
残る人型は一機!

【彰】
「コイツで終わりだ!」

余裕でぶった切る
残りは船のみ!
そちらの方はナデシコからの攻撃とエルシオールの攻撃で半数近く消滅していた
あの正体不明艦も同じくだ

【彰】
「O.O.ランチャー、バレル展開!シュートォ!」
【アカツキ】
「彼、シリアス系だと思ってたんだけど…なんか、熱血系?」
【ミルフィー】
「ああ、いつもそうですから、普段はそうでもないんですけどね」
【彰】
「やかましい!」

高速で接近し、クレイモアを一隻に叩き込む
さらに一隻の外装をぶった切り、その隙間にO.O.ランチャーを叩き込む

【アキト】
「…あいつ…」
【ウリバタケ】
「なんつぅ動きだ…機体の性能も半端じゃねえが、それに加えて乗り手がやばいぐらいに機体を乗りこなしてやがる…同調でもして無きゃ無理だぞ」
【彰】
「同調…というよりモーショントレースだからな…俺の動き=こいつの動き」
【ウリバタケ】
「なにいいいい!?」
【彰】
「うるさい!」

そう叫ぶと同時に一隻を蹴り飛ばす
その機関部に狙い済ましたとおりにちとせの一撃が突き刺さる
さらに一番機のハイパーキャノンが残敵をなぎ払った

【彰】
「戦闘完了…残敵なし」
【アキト】
「すげえ…」
【彰】
「!待て!ナデシコの後方にドライブアウト反応…このパターンは黒き月のクロノドライブだ!」
【ユリカ】
「!」

俺は即座にナデシコの後方に立ち、援護が可能な位置に立つ

【彰】
「ナイトメア隊出撃しろ!エンジェル隊は補給に戻れ!」
【ミント】
「彰さんは!?」
【彰】
「俺はまだ30分はいける!…それに、時粒子エンジン、マナバッテリーとも稼動開始、現在エネルギー補給中だ!」
【ちとせ】
「それ…確かそうとう不安定なシステムでしたよね?」
【彰】
「問題無い…エネルギー補充70%…マナバッテリー、時粒子エンジン停止しろ!」
【アルモ】
「前方ドライブアウト反応!大隊規模の戦闘部隊です!」

バリアドライブ展開
いきなりミサイルの雨が飛んでくるが

【彰】
「O.O.ランチャー…シュートォ!」

可能な限り打ち落とす、ナデシコの部隊とナイトメア隊も合流し被害を抑える

【彰】
「ちっ!O.O.ランチャーは弾切れか!」

クレイモアも後一回の仕様が限度、エネルギーが持つ限りきりあうしかないな…

【レスター】
「敵部隊編成、駆逐艦12、巡洋艦8、ミサイル艦6、突撃艦4、高速戦艦1…さらに戦闘機は20、人型は10だ」
【彰】
「…大隊規模…コレはもう連隊規模じゃないか!」
【タクト】
「…あの時を思い出すな…」
【彰】
「…時間稼ぎは俺がやる、機体の性質上俺が一番有効だ」
【タクト】
「各機!撤退準備!今の我々の戦力ではやつらに太刀打ちできない!」
【彰】
「ナデシコ!ナイトメア小隊の着艦許可を!」
【ユリカ】
「許可します!彰さんは!?」
【彰】
「俺は殿を勤める、単機での戦闘能力、活動持続時間、突破力は全て俺とシュバルツリッターエクステンドが一番高い」
【アカツキ】
「…適任って奴か、了解、任せたよ」
【アキト】
「死ぬ気か!?おい!」
【彰】
「…予備のエナジーフィラーでもあれば放り投げてくれ」
【藤堂】
「…健闘を祈る」
【リョーコ】
「死ぬ気なのか!?おい!?」
【彰】
「殿ってのは時間を稼がなければならず死亡率が高い分少数精鋭であることが望ましい」
【アキト】
「…」
【彰】
「それに、単機だけなら逃げようなどいくらでもあるというものだ…いざとなったら全力で逃げ出すさ」

O.O.ランチャーを腰に収納
抜刀して敵に向かう

【アカツキ】
「彰くん、コレを使え!使用後は廃棄していい!」

レールガン!上手く直撃すれば一撃で沈めることも可能か

【アカツキ】
「残弾は少ない、注意してくれよ!」
【彰】
「了解!」

この艦隊を相手にするには心許ないといったところか
刀とこいつでどれだけ持つか…
こいつの残弾が切れたら逃げるか

【彰】
「エイダ!エネルギーの半分はバリアドライブに回せ!残りの半分で時間を稼ぐ!」
【エイダ】
「了解です」

一隻の動力部にレールガンを叩き込む

【彰】
「流石にこの距離からならはずさねえよ!」

高速で撹乱しつつ、確実に数を減らす

【エイダ】
「エルシオール、及びナデシコ、大気圏に到達、これ以上の戦闘は不要と判断します」
【彰】
「だな!」

ちょうどレールガンの残弾も尽きた!
一体にレールガンを叩き付けるとさっさとケツまくって逃げ出す

【彰】
「ちっ!機動性では戦闘機についてこられるか!」

咄嗟に反転、追ってくる戦闘機群を切り裂き、置いてけぼりになっていない戦艦、戦闘機群に突撃する
この程度の数なら日本刀で叩き潰せる!
追ってきている敵部隊総数は10
きわどいな
【彰】
「エネルギー持つか?」
【エイダ】
「難しいですね、全力で逃走する方をお勧めしますが」
【彰】
「…それこそ難しいだろう」

迎えが欲しい…

【エイダ】
「!高速で浮上してくる部隊があります!コレは…グランフォートレスです!」
【彰】
「何!?」
【クッキー】
「お待たせしました!サンドマン様のご命令で回収に当たります!」
【彰】
「戦闘機が数機後ろから追ってきている、奴らを掃討せんことには離脱は難しい」
【斗牙】
「了解した、修理が完了しているグランディーバ二機で援護させる、エイジ、リィル、頼む」

足になっていた戦闘機の片割れと、胸にくっついていたステルス機か

【エイジ】
「俺は紅エイジ、よろしくな!」
【リィル】
「リィル、よろしく」
【彰】
「ああ、よろしく頼む」
【エイジ】
「他の連中はどうしたんだ?」
【彰】
「俺が殿を勤めた、多分ここから50~60キロ先に大艦隊が待ち構えている」
【エイジ】
「…そりゃあ…逃げるよな」
【彰】
「こちらは戦艦二隻に戦闘部隊三個小隊、勝ち目はなかったからな」
【クッキー】
「それにエネルギー残量も心許なかったようですね、グランフォートレスで補給しますか?」
【彰】
「いや、数の差ならここまで迎えがいるのなら問題無い、そっちに乗った直後にエネルギー切れになるとは思うが」

反転、一体の戦闘機を蹴り飛ばす
さらに残敵に向かい突撃、刀で一体を両断、さらにもう一体に拳を叩き込む
そのまま拳がめり込んだ敵機を敵機に向けて放り投げる
直撃を受け行動が止まったそれに蹴りを叩き込み、撃沈

【エイジ】
「…俺達、出た意味ないんじゃないか?」
【彰】
「いや、そうでもない、こちらのエネルギーももう危うい、残敵は任せた」
【リィル】
「了解、行きましょう、エイジさん」
【エイジ】
「おうよ!」

グランフォートレスに着艦、エネルギー供給を受け、ついでにO.O.ランチャーのエネルギーを補充する
再出撃し、残敵の掃討後、再びグランフォートレスに乗り込み、大気圏内に突入する
大気圏突入中にグランナイツと話し合った

【彰】
「…若いんだな…一人を除いて少年少女か」
【ミヅキ】
「私も十分若いわよ!」
【彰】
「歳くってるとは言ってないだろ?少年少女のほうに驚愕してるんだ」

とはいえ

【彰】
「うちのスザクより年下じゃないか?一つ聞くが、17いってない奴何人いるんだ?」

…あ、一応それでも二人は…大差ないな

【彰】
「20越えは…一人だけか」
【ミヅキ】
「悪かったわね」
【彰】
「誰も悪いとはいっていない…俺は27だしな」
【エィナ】
「自分の年齢言う意味はあるんですか?」
【彰】
「無い、で、これからどうするんだ?」
【リィル】
「叔父様が…あなたに会って話がしたいって」
【彰】
「叔父様?」
【ミヅキ】
「サンドマンのことよ、リィルの叔父らしいわ」
【彰】
「…そうか、で、このまま直行?」
【クッキー】
「できればあなたの部隊も一緒できるといいのですが」
【彰】
「…大気圏突破後連絡する」

そして

【彰】
「エルシオール、聞こえるか?」
【タクト】
「やっぱり生きてたか、彰」
【彰】
「まあな、そっちも生きてること前提だったみたいだな」
【タクト】
「ああ、そっちは今どこだ?」
【彰】
「グランフォートレスの中、グランナイツに助けられたよ」
【タクト】
「彼らに!」
【彰】
「ああ、で、お前らの現状は?」
【タクト】
「現在ナデシコとともに航行中、彼らはこの後EFA日本支部に補給に行くらしい」
【彰】
「そうか、俺達にはサンドマン卿からお誘いだ」
【タクト】
「了解した、コレより合流する」

こちらの現座標を通達、移動しながら合流する

【藤堂】
「若いな、スザク君と大差ないようだが…いや、彼より若いか」
【彰】
「らしい、斗牙とエイジは同い年、他のメンバーはこのミヅキ嬢以外年下だ」
【藤堂】
「そちらの御仁も、われらの大半よりは年下だろう」
【彰】
「ランファとどっこいどっこい」

まあ、歳のことは置いておく

【彰】
「それよりも、だ…サンドマンが会いたいといっていたんだよな?」
【クッキー】
「はい、というよりも帰還する途中通信でそうおっしゃられただけなので」
【彰】
「…全てはあってから、か」

そして

【サンドマン】
「よく来てくれた、ベーオウルブズの諸君、私がこの城の主、クライン・サンドマンだ」
【彰】
「ベーオウルブズ隊中佐、不破彰、一応戦闘指揮を担当している」
【タクト】
「総指揮官のタクト・マイヤーズ大佐だ、よろしく」
【レイヴン】
「私はサンドマンの補佐を勤めているレイヴンだ」
【彰】
「で、率直に聞こう、俺達を呼んだ理由は?」
【サンドマン】
「協力しよう、我々からは技術を、君達には戦力を提供していただきたい」
【彰】
「…グラヴィオン一機で十分だと思うが?」
【サンドマン】
「いや、グラヴィオンには稼動限界が存在する、グランディーバは合神にかかる負担に耐え切れず、その限界値に達すると自動的に合神が解除されてしまう、その後は君達も知ってのとおりだ、稼動限界に達したグランディーバは戦闘能力をほとんど失い戦闘は不可能になる」
【レイヴン】
「その場合の回収と、合神の瞬間無防備になるグラヴィオンの援護を頼みたいのだが」
【彰】
「…我々は新生・トランスバール皇国軍との戦闘を優先する、あいにくだが今はイエスとは答えられない状況にある…がもし俺たちがその場にいたのならば互いに手を取り合うこともあるだろう」
【サンドマン】
「状況しだいということか?」
【彰】
「ああ、元々ベーオウルブズの船であるエルシオール、そしてエンジェル隊はトランスバール皇国軍の軍属だ、やつらはトランスバールでクーデターを起こしたエオニア軍の残党だ」
【サンドマン】
「ふむ…そちらは奴らを?」
【彰】
「いや、偶然だ、我々は時空震に巻き込まれナイトメア小隊のいた星に飛ばされ、その後トランスバール本星へ帰還する途中、再度何か強い力に引き寄せられこの星系に流れ着いただけに過ぎない、だが、この偶然、偶然というには出来すぎている…まるで何者かの意思があるかのように」
【サンドマン】
「ふむ…だが、そういった事情であれば仕方あるまい、お互い可能な限り協力するが、それぞれの敵が現れた時はそちらを優先する、という方向でいいのだな?」
【彰】
「それならば…いいか?タクト」
【タクト】
「ああ、ここまでお前の意見は=で俺の意見だ」
【サンドマン】
「承知した、だがそちらの武装では重力子で自分を守っているゼラバイアには不得手ではないか?」
【彰】
「ゼラバイアもトカゲも苦手だ、だが、今のところはどうにかなっている」
【レスター】
「それなんだが、トカゲ連中に対して有効な武装としてフィールドランサーを受け取った」
【彰】
「フィールドランサー?」
【レスター】
「重力子を中和する性質を持っていて、ディストーションフィールドを切り裂けるらしい」
【レイヴン】
「試してみる価値はあるだろうな…ディストーションフィールドはゼラバイアに対して有効だった実績がある」
【彰】
「…我々はこれで失礼するよ」
【サンドマン】
「勝手だが補給はさせてもらった、食料品や嗜好品の類もある程度は充実したと思うよ」
【彰】
「助かる、うちの船は性質上嗜好品を欠かすわけには行かないからな」
【サンドマン】
「いずれ、ともに戦うこともあるだろう」
【彰】
「ああ、そのときはお互いに、助け合うとしよう」

エルシオールに乗り込み、メイドたちに見送られ城を後にする

【タクト】
「悪い条件じゃなかったとは思うけどな」
【彰】
「だが、我々にとって優先すべきはあのトランスバールの名を騙るモノ共だ!」
【レスター】
「…シヴァ女皇がいいそうな台詞だな」
【彰】
「ああ、俺もそう思ったよ」
【レスター】
「彰はシヴァ女皇から好かれているからな、どちらかというと今の階級も皇女の贔屓も少なくないだろう」
【彰】
「実力だ、それだけは確実に」
【藤堂】
「しかし、これからどうする?」
【タクト】
「宇宙に上がり先ほどの艦隊と戦闘に入る、おそらくまだ地球圏内だろう」
【彰】
「そうだな…!」

宇宙に上がり、先ほどの戦闘宙域まで進む

【アルモ】
「先ほどの戦闘宙域からそう遠くない地点に敵艦隊を確認…撃墜数から判断して増援は無かったようです」
【タクト】
「先手を撃つ!各機出撃してくれ!」
【彰】
「了解!」

O.O.ランチャーを構え、高速戦艦に叩き込む
いかにO.O.ランチャーといえども一撃では沈まないが…!

【ちとせ】
「正射必中!フェイタルアロー!」

ちとせのダメ押しに爆散する
後は烏合の衆だった
先ほどはエネルギーや弾数の問題から(俺の機体は補給に時間がかかる)逃走したが、本気になればこの程度の部隊…!
【アルモ】
「ドライブアウト反応!黒き月のものです!」
【彰】
「またかよ!」
【ココ】
「待ってください!…コレは…トランスバール皇国軍の識別信号がその後方から…この識別番号は…ルクシオール!?」
【彰】
「何!?」

通信が入る

【???】
「コレより援護射撃を行う、各機現在の座標から動んじゃないぞ!」

この声は…

【彰】
「ルフト宰相!?」
【ルフト】
「ははは!そのような呼び方は不要じゃ!土産とやつらについての話があってな」
【彰】
「まずは殲滅してからですね、挟撃します」

殲滅後

【彰】
「…やはりお越しになりましたか…シヴァ女皇、それにノア」
【シヴァ】
「うむ、なにやら知らぬものもいるようだが」
【タクト】
「彼らは我等の協力者です」
【シヴァ】
「ふむ、お前達が信じているならば私にとっても信じるに値するものだ」
【彰】
「ノア、いいタイミングで来てくれた」
【ノア】
「どういうこと?私は黒き月の技術が悪用されているって聞いたからここに来たんだけど?」

この星の現状を説明する

【ノア】
「確かに…私達のほうだけを優先ばかりもしていられないわね」
【シヴァ】
「ルクシオールは補給が終われば下がらせる、当面はこのエルシオール…ベーオウルブズがトランスバールからの出せる戦力のぎりぎり最大だ」
【彰】
「そうでしょうね…シヴァはどっちに?」
【シヴァ】
「無論、こちらに残る」
【彰】
「…そのために、ノアも侍女もお越しいただいたってことか」
【スザク】
「今呼び捨てにしていなかったか?彰」
【シヴァ】
「よいよい、私はこの男には私を呼び捨てることを許しておる」
【彰】
「…俺は元々傭兵でな、、エオニア戦役の時は雇われてエルシオールに乗っていたのが、その後ヴァル・ファスクの活動開始にあわせエルシオールに少佐として着任、その後の功績を認められ、中佐に昇格したという経緯がある、ちなみに、傭兵時代に立てた功績が認められての少佐だからな」
【シヴァ】
「ソレはよい…それよりも、この船で不自由していることは無いか?」
【彰】
「今のところは…精々が格納庫の問題で俺が落っことされるように出撃せにゃ行かんことぐらいだ、それもなれてくれば様になってきたしな…」
【フォルテ】
「そうそう、今じゃ先陣をきるのは彰の仕事だよ」
【シヴァ】
「ふむ、それなりにうまくいっておるようだな」
【ノア】
「でも、機体の性質上紋章機は大気圏内での運用は難しいんじゃない?」
【彰】
「そうだな…彼女達がなれていないほか、強力すぎて下手をすれば被害を増やしかねない」
【ノア】
「彰の方は手加減できる器用さがあるから何とかなるけど…紋章機はほとんどの兵装が困難になるし、ましてや特殊兵装なんて夢のまた夢、ね」
【彰】
「…現在は使い分けだな、地上はナイトメア隊、宙間ではエンジェル隊、必要ならばナイトメア隊」
【ノア】
「そうね…それでも不幸中の幸いというかなんというか…携行装備でなら即席でも何とか作れそうよ、例の重力子兵装」
【彰】
「本当か!?」
【ノア】
「データがあれば楽なんだけど…」
【彰】
「次にナデシコかグランナイツにあった時に協力を要請してみよう」
【レスター】
「補給物資の搬入は完了したぞ、あと、例の武装も装備した」
【タクト】
「コレで…エルシオールも本来の戦闘能力が得られたな」
【彰】
「ところで、ノア…もしかしてやつらは…」
【ノア】
「もしかしなくてもレゾムのときと同じよ、ヴァル・ファスクじゃなくて降参したエオニアの残党がまた蜂起したって言うのが正しいみたいね、クリスタルだけあれば後は資源衛星の一つでも奪えば復元は出来るもの…どうも、この星系でいう木星の資源衛星の一つみたいね」
【彰】
「木星!?まさかトカゲどもも…いや、使われている技術が違い過ぎる、考えすぎか」
【タクト】
「そうだろうな…だが、やはりナデシコとの協力は必須かもしれないな、彼らはどうやらトカゲの方と因縁があるらしい」
【彰】
「お互い木星に敵を構える同士、ということか」

そのナデシコから通信が入ったときは驚いたね

【彰】
「軍部を抜けた?」
【ルリ】
「正確には放逐されました、先の戦闘でEFAに損害を与えてしましたからね…むしろ放逐ですんでよかったというべきでしょう、最悪、軍法会議で銃殺刑もありえました、どちらかというとこちらの技術を接収し、木星トカゲ、ゼラバイアとの戦闘に使える兵器の製作が目的だったようです、私達は戦闘データを得るためだけに軍におかれいてようです」
【彰】
「了解した、当方と合流しよう、先ほどまた補給があってね、物資にはしばらく余裕が出来た」
【ユリカ】
「了解でーす!」

ユリカは元からそのつもりか
指定座標にて合流

【シヴァ】
「ふむ、彼女達がナデシコのクルーか」
【ユリカ】
「あの、そちらの方は?」
【彰】
「我等トランスバール皇国女王、シヴァ・トランスバール殿下だ」
【ユリカ】
「えええええええ!?」
【彰】
「静かに、第一、ここがどこだと思っているんだ?」
【ユリカ】
「え~と…着艦してすぐ案内されたんですけど…」
【彰】
「エルシオールは本来儀礼艦、ここはつまりそういった儀式の際に王族が謁見の間として使用する場所だ、今では完全にシヴァの個室となっているが、当然謁見の間としての意味合いは失われてはいない」
【ユリカ】
「はえ~…」
【彰】
「…とりあえず、だ、できればそちらが使用している重力子エネルギーについての技術について適当なサンプルがあればお借りしたい、こちらでも重力子エネルギーの装備は必要となってきたからな」
【ルリ】
「ゼラバイアですか?」
【彰】
「ああ、やつらに対応するにはやはり重力子エネルギーの使用可能武装が必須だ」
【ノア】
「…一応、O.O.ランチャークラスの出力なら破れないことはないんだけどね…アレは紋章機の特殊兵装か彰のシュバルツリッターじゃなきゃ運用出来ない代物だし」
【ユリカ】
「え~と」
【ノア】
「ノア、一応トランスバール技術開発部の主任よ」
【彰】
「彼女曰く、そういった技術のサンプルデータでもあればすぐにでも手持ち火器として製作が可能なんだが、いかんせん我々の技術ではそういったデータはなくてね」
【ユリカ】
「解りました、とはいっても何を提供すればいいんだろう?」
【ノア】
「一応、一時的に借りるだけだし、ばらしても元通りに組み上げて返すから何でもいいわよ?」
【ルリ】
「それじゃあ、エステバリスの陸戦フレームでいいでしょう、あれも一応ディストーションフィールドは持ってますから」
【プロスペクター】
「そうですねえ、でもちゃんと返してくださいよ!」
【ノア】
「解ってるわよ、ちゃんと元通りの状態で返してあげるから安心なさい」

そして、それから数日で複数の重力子武装が製作された

【ノア】
「まず、コレが四聖剣は一番使いやすいだろうから剣タイプの奴ね、グラビティブレード、とでも名づけましょうか…次は射撃武装で、ライフリングの代わりに重力子を砲弾にコーティングするグラビティガン、後、グラビティブーメランなんていうのも作ってみたけどアレはちょっと使いにくいわ…とりあえず、今はこの程度かしらね」
【彰】
「上等だ、今のところ俺は問題なく戦えてるし」
【ノア】
「あなたには今のところ追加装備を持たせるだけの余裕がないから現状装備のまま戦ってもらうことになるわ」
【彰】
「まあ…俺は技量で補えるからな…それに一応俺の機体の武装なら元々あの手のフィールドはぶち抜ける」
【ノア】
「彰の使ってる日本刀が普通に敵の装甲を切り裂けるのはそれが理由ね、元々はこちらの船のシールドごと相手を切り裂けるようになっていたんだけど、それが偶然こっちの防御シールドにも有効だったみたいね…」
【彰】
「…っても、コイツのコレは黒き月のものでも無ければ白き月のでもないしな…まったく別の技術の産物だ」
【ノア】
「…彼はこの機体に乗って我々の世界を訪れた、そしてこちらの技術も用いて機体を強化した、ゆえにエクステンドの名を持つのよ」
【彰】
「O.O.ランチャーの出力強化とかな…ブレードの方は元々使っていた代物だ、何でバリアフィールドの消滅効果があるのかとかは不明なままなんだよ、月の技術でも」
【ノア】
「武器である以上、解体するわけにも行かないし、刀身の中に組み込まれているみたいなのよね…後、コレは私の想像だけど、多分シュバルツリッターに元々搭載されているバリア・ドライブを中和に使用しているんじゃないかと思ってるわ」
【彰】
「…確かに、説明はつくな…実際にバリア・ドライブには大抵のバリアフィールドを中和することが可能な性質がある、この技術は俺の知り合いからもたらされたものなんだがな…機体や武装に関してもあいつ等の協力は少なくない、ソレは当然ブレード然りだ」
【ユリカ】
「その人たちは?」
【彰】
「この世界の人間じゃないんだよ、俺は」
【ユリカ】
「え?」
【彰】
「…時粒子エンジンとマナバッテリーは同時に臨界点を越えるとワールドタイムゲートという門が開いてしまうことがある…実験として両方同時稼動でどこまでの起動が可能なのか…試していた結果機体は転移、そこで戦闘していたトランスバール皇国軍とエオニア軍…その当時はエルシオールはルフトが指揮していて、その時に後ほど合流することがあれば契約しようと約束し、指揮官がタクトに代わった頃に契約したのさ」
【ユリカ】
「…もとの世界に戻りたいと考えたことは?」
【彰】
「ない、向こうじゃ戦災孤児だったしな…向こうじゃ連合軍とバフラムという組織が戦闘していて、その戦いの中で開発された機体、オービタルフレームという機体に乗って戦争していたんだが、俺はそのエースパイロットだった…もともとOFはバフラムの代物だったんだがな、連合軍の使っていた機体はLEVといったか…まあどうでもいい」
【スザク】
「じゃあ、シュバルツリッターも?」
【彰】
「いや、こいつは独自の技術で開発された代物で…なんというべきか、OFだけじゃないいくつもの機体の技術を応用した俺のための機体だったんだよ」
【藤堂】
「…専用機か」
【彰】
「そういう言い方もあるがな」

肩をすくめる

【彰】
「ちなみに、俺のサブシートはやめとけ、絶対吐く」
【ユリカ】
「え?」
【彰】
「見ただろ?俺の動き…Gとかその他に対する制動能力そんな高くないから結構中で振り回される、そこらのジェットコースターの比じゃない」
【アキト】
「…お前は大丈夫なのか?」
【彰】
「鍛えてますから…というより、俺じゃなきゃ耐えられないくらいの出力だってことだ、俺がバフラムの二大エースの片割れだったのは事実だ…で、そのときの相棒がディンゴって奴でな…ちなみに俺もあいつもバフラムを裏切って、俺はOFのノウハウを生かした新型機の開発、あいつは辺境の地で採掘工になっていたんだが、どういう運命の悪戯だか、あいつはジェフティという機体に乗ってバフラムと連合の戦闘に現れ、俺は再びディンゴと肩を並べバフラムと戦ったのだが…一応の決着がついたかに見え、まだ戦いが続いていた最中、俺は先ほどいったとおりの理由でこちらに飛んできてしまった」
【ゴート】
「そうか…」
【彰】
「ちなみに、エイダの名の由来はそのジェフティのAIの名だ」
【藤堂】
「戦友なんだな」
【彰】
「親友だ、俺にとってはバフラム時代、バフラム脱走後のバフラム戦における相棒だった」
【藤堂】
「…懐かしそうな顔をしているな」
【彰】
「…今の俺にとっての藤堂やレスター、タクトに対する感情と同じさ、親友にして相棒…だが、俺の戦闘機動に併走しながら戦闘できた機体とパイロットはあいつぐらいだろうな」
【四聖剣】
「…」
【彰】
「別にお前らの技量が低いといってるわけじゃないさ…機体の愛称もある、紋章機が俺と同じ戦闘機動をとっても無意味だし、地上での戦闘ならナイトメア隊は十分俺についてきてる、ナイトメア隊は宇宙での戦闘経験が少ないだけだ」
【ノア】
「元々急造の宙間戦闘装備だもの、そこら辺はまだ改良の余地有りね」




という感じにここまで、残り全部放り込んでもいいんだが、クソ長くなるし少し修正したいのでここまで
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コメント

No title

ぜんぜん大丈夫ですよー
強いて言えばルリとかとは親友以上恋人未満になりそうな気がしているけどもw
大体の関係はそちらにお任せしますw
次も楽しみにしてますよーw

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