SSR

よし、一応こっちも上げられるな

結構てこずったが…
彰の鬼畜モード発動、さあ亡霊共め覚悟しろといったところでしょうか
これ以上ない彰の本当の全力です、ちなみに百鬼夜行殲滅時はもっと長時間無茶を通していたため数日間まともに動けなくなっていた(その間の世話は当然水月、ちなみに、コレによる水月の消費はほとんどない…楽してやがる!)
そのせいもあって他の人たちなんもしてない…今回はこの二人の本気を書いただけになりましたな
後、微妙に役割分担?俺が戦闘とその前後の過程、Lsがシリアスやギャグ担当になっているよ~な



/第19章

「…ようやく合流できたか…」

右手で頭を抑え、相当疲労しているように呟く俺
だが、その横では発言する気力すら失せている幹也がいる
しかし、和人や雨の視線はあの男に向かっていた…まあ、当然だが

「…アラダイス…」
「よう、久しぶりだな?アーセナル」

軽く片手を上げるアラダイス

「…コイツの管理はお前に任せる、俺と幹也では頭が痛い」
「…特に俺は…いや、なんでもない…」

本当に疲れ切っているのだろう、覇気の失せた声で呟く幹也

「大変だったもんね~…幹也君」

呟く水月だったが、そういいつつも微妙に葉子を睨んでいる
その葉子はというとますます好調のようだ、特に耳
ニコニコ、を通り越した笑顔でこの状況を楽しんでいる…女狐が
その女狐は無視し、和人に詰め寄る

「…さて、聞かせてもらうぞ、和人、お前の別行動の理由を…」
「…解った、これ以上はお前には隠し通せそうもない」

諦めた、降参だ、というように告げる和人、もとよりアラダイスが来ては隠せるものも隠せなくなった、と判断したのだろう

「…アメリカとこっちの霊脈が交わってるだと!?」
「そうみたいです…霊脈がところどころ変質してしまっていて…」
「ということで、そこらへんから来る化け物退治の手伝いに俺が来たってことさ」
「…それだけかどうかは怪しいがな、ったく、霊脈調節とかなら香港でやれよ、日本より向こうのほうがそこらへんの技術化は進んでいる、風水なんかはその際たる例だろうに」

そうぼやくが、そんなことが起きる可能性があるとわかって無茶が通せる国で呪術、霊現象の類についての技術が進んでいる国となれば日本が適切だ、ということぐらいは解っている
だからこそ、誰もその発言につっ込みを入れようとはしていない、この男以外は

「おいおい、説明を聞いてなかったのかい?彰君、香港なんかじゃ国際関係もあるしそこまで無茶は通せないんだよ」
「そんなことは解っている!」

やはりまだ頭が混乱しているのか、それとも相手がこの男だからか、意図せず声を荒げてしまう

「おお、怖い」
「和人…こいつこの場で斬ってもいいか?」
「やめておけ」
「ちっ…お客さんか」
「え?」


/第20章

「コイツらは…」
「日本の妖怪じゃ…ないね」

心なしか、目つきが鋭くなっている水月
それと同時に纏う気が殺気から刃物の領域に鋭くなる彰
その気を浴びれば慣れていない気の弱い人間であればそれだけで死に至りかねないほどの鋭敏さである

「…怖いね、彼は」
「そう言う相手だ、お前が喧嘩を売ったのは」
「…おお怖い、本気になられずにすんでよかったよ」

そう嘯きながらも、各々の獲物を構えるが、数人は戦闘不能なようだ

「水月、援護は任せる…にしても、あのメス持ち…まさかとは思うが…ジャック・ザ・リパーか?」

英語で言ってはいるが、つまり切り裂きジャックのことである

「そうみたいだねえ…他にもわんさか」
「…西洋の魔は専門外なんだが…幽霊ならば話も別か」
「南無阿弥陀仏、かい?やつらには聞きそうにないよ?」
「残念、俺は神教徒だ」

つまり、関係ない

「古今東西、魔を祓うのは我等の領分…高崎流退魔剣術、得と味わえ!」

高崎流…神咲とは違い彼の本来の退魔流派の名である

「風に吹かれて踊りなさい!舞風!」

水月が風で相手の動きを拘束する、その風は同時に実体を持つものの体を切り裂く

「!龍光雷閃!」

狼牙を通し霊力の波が放出される
その波は彰から一直線にいる相手を切り裂く高崎流の奥義の一つであり、その威力はどこの妖だろうと関係なく祓うことができる
森羅万象・断の原型となった技でもある
その一撃に、切り裂きジャックをはじめ数体の亡霊が消え去る…

「俺の攻撃で倒れると魂まで崩壊して転生も出来なくなるぞ?」

そういいつつ、狼牙に霊力を通す彰、先ほどの戦闘ではアラダイスと戦っていたため、霊力は相当余っているようだ
さらに、今は水月からの霊力を借りている、その証拠に今彰の目は青く輝いている
瞬間姿がぶれたかと思うとまた数人、霊が吹き飛ぶ

「…あれが…」
「ああ、水月の力を借りている時の彰の本当の力だ…」
「舞風!」

こちらは高崎流剣術奥義の弐である
今度は横薙ぎの斬撃だが、こちらは霊力が不可視であり、かつ彰が狙って対象以外は攻撃しない…最も、威力は相応に低いのだが、幽霊程度ならあっさり成仏するレベルである

「…たった二人で百鬼夜行を殲滅したって言う話…誇張だと思ってたんだけど」
「本当だったんですね…」

呟く音羽姉妹、実際に語り草にはなっているが、それが実際に行われたことを知っているのは総本山の上層部、そのさらに一部だけだからだ…総本山に所属していないものがそれだけのことができる、などと知られれば総本山の面子に関わるからでもあるが、それ以上にこの二人という存在があまり総本山内に知られないためでもある(いらぬ脅威を感じさせないためでもある、過ぎた力は恐怖の元ともなる、それにそういう存在がいることである程度は手を抜ける、と思われても問題がある)
だが

「アラダイス、タッチ」
「ええ!?」
「疲れたんだよ」
「おい!?…解ったよ」

疲れた、という理由に異を唱えようとしたアラダイスだったが、彰の憔悴具合を見て承諾した

「…持続力はない…か」
「もう少し無茶はできたと思うけどな…水月の霊力を上乗せしてると消耗じゃなくて負担がな…」

ただでさえ神話クラスの霊力を行使している彰である、それに神様の霊力を上乗せすれば当然負担は大きくなる、肉体の限界が鬼ほど高くない彰では、それほどの霊力に身体が耐え切れない
そして、残りの亡霊も大して時間もかけずにアラダイスによって殲滅された、もとよりアラダイスの本職の相手である、手馴れている分早かった
他の者達は武器を納め戦いの成り行きを見守っているだけだった

「…ところで、あの高速で連中を吹っ飛ばしたありゃ一体なんだ?」
「…水月の力を借りている間、俺は霊力と速度が強化されている、アレはその強化を生かした、超高速での旋風だ、あの一瞬で三発撃っている」
「…俺との斬りあいは欠片も本気じゃなかったってことか…」
「本気だぜ?人間を相手にする分には、だが」

そう言うと、狼牙を体内に封印しなおし、先に歩き始める彰

「アメリカの亡霊が現れたということは…間違いなく交わっているな…問題はどうすれば修復できるかだな…」
「…お前は?」
「俺はこっちに出てきた連中を叩き潰す…第一それが総本山の本来の目的だろう…やれやれ、総本山も面倒なことを…葉子は知っていたな?」
「ええ、でも聞かれませんでしたし」

その通り、彰たちはこの件に関して、葉子に問うた事はない、当然はぐらかされて終わると判断したからだが

「…はあ…ったく、アメリカの尻拭いか、俺の嫌いな国のためにこうまでせねばならんとはな」

そうぼやくと、彰は先ほどの戦闘で疲労した水月を背負い、先頭にたって歩き始めた…
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