スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

リレー小説 

さて、俺の番だが
今回は戦闘はなし、向こうが以前使っていたように今度は彰サイドの出来事でも
幹也君が割りとあっさり鉱石について話してますが、口止めされてる描写もなかったし問題無いでしょう
彰自身も特にその鉱石には興味を持っておらず、葉子が受け取ったという話から殺生石の一つではないか程度には考えていたようですが、葉子の台詞との矛盾もまた感じていたり

最も、カンのいい彰君、アラダイスと和人の繋がりに疑問は感じていますがね(同時期に両者の名前を聞くことなどめったにないため)
それでも、両者が関わっているとなれば何かあるだろう程度(ぶっちゃけ、鉱石のことなどなくてもこの二人が同時に関わっているとなるとそれだけで彰が疑う理由にはなりうるとか)
それでも、アラダイスと和人が関わっているということにのみ興味が向いている

ちなみに、彰がフランス料理だけ作れない理由
マナー重視の料理が嫌いなだけで、諸国放浪でもフランスには向かっていない
反面、得意料理は中華と和食
ちなみに、水月の料理も下手ではありません(和食だけは)


/第十一幕

和人たちが幹也を迎えに出ていたそのとき

「…」
「…」

彰と雨は川にいた
綾は一端ふもとに下りてここでは手に入らない食材を葉子と一緒に購入に向かった、荷物持ちは彰が志願したが、葉子にやんわりと断られ、しょうがないので釣りにいそしむことにしたのだ、雨もまた川に潜り魚をくわえて戻って来るという繰り返しだ
幹也たちが戻るよりも早く、幹也も揃ったことを祝うためのささやかな宴会
その準備をするためであり、家事が得意な彰(料理は水月のこともあり得意、その他の家事は水月が担当)と綾、ついでにどっちにいても変わらないということで

「出迎えだ、人数が必要というわけでもないからお前は残っていろ」

という和人の一言でここに残った雨だったが、仕事がないので釣りに向かった彰に同伴したのだ

「さて、雨よ」
「なんだ?彰」

ふと、彰から話しかける

「今回の一件、お前はどう見る?」
「そうだな…」

霊脈の異常…前回の妖怪のことはその一端に過ぎない、彰や雨、さらに言うならば霊脈の状態を探るのが得意な者ならば全員が気づいたであろう
霊脈自体が不安定なのだ、清めれば落ち着くのだが、その前は強力な魔の性質を有していたり、と思えば極端におとなしかったりと安定性がない

「異常だ、というのはまあ、解る…ただ、ここまで不安定になった霊脈は初めてだ」
「同じくだな…昨日は妖怪の種類のあまりの雑多さ故に認識し損ねたが…」

しばらくし、彰たちのほうが先に戻ったので本殿で彰と雨は精神集中(彰は正座、雨は普通に座っている)していたが

「今戻りました」

という綾の声に、立ち上がる彰

「雨、あの女狐も戻ってくる、そっちの監視は任せるぞ」
「俺一人かよ」

そう呟きつつ、出迎えに向かう雨
彰は先に厨房に立っていた
釣果はまあまあだったが、ナツの好きな魚が数匹(彰が二匹、残り数匹を雨が捕獲)手に入ったのでまずはソレを捌く
下ごしらえが終わった頃に綾も入ってくる

「すみません、遅くなりました」
「いや、いいよ、こっちもそれほどたいした事はしてないし」

ちなみに、彰の格好は板前のそれであり、綾は至って普通のエプロンであるため、揃って立つとなんだか滑稽でもある

「あ、こっちのはそのまま焼くから特に弄らなくていいよ、とりあえず、煮魚作るからそっちも買ってきた食材でなんか頼む」
「あ、はい」

しょうがを刻み、醤油とみりん、あと少々酒や他の調味料を混ぜ合わせ煮汁の味を調える彰
その隣で野菜を刻み、煮物の準備をする綾
住人が住人なのであまり洋食にはしないつもりのようだ

「こっちはこんなもんか…」

魚を煮始めると、今度は綾が煮物のために鍋を火にかけたので、煮魚のほうも彼女に見てもらうことにしたらしい

「じゃ、そっちは少し頼む」
「解りました、彰さんは…焼き魚ですか?」
「ああ…少しばかり気合入れてかからないとな」

にやけ顔でいうが、すぐに引き締める
串を通す様もなれたもので、板前のような格好もあながち間違いではないと思わせる

「あの、どこかで板前修業されたんですか?」
「ああ、全国放浪しててね、いろんな国の料理も作れるよ、フランス料理以外、理由は聞くな」

そういいつつ、化粧塩を振り、魚を焼き始める
コンロで焼く以上、串に通した意味は特にないのだが、雰囲気重視だからだろう
作業が終わりに近づいてきた頃、ナツがひょっこりと厨房に入ってきた

「この魚…」
「食事時まで待ってください」

やんわりと断ると、食膳を並べるのを綾に任せ

「葉子、何をしている?」
「あら?」

雨と彰がジュースのビンの中身を酒に変えようとしている葉子を制止する

「いいじゃない…面白くない」
「面白い面白くないじゃない!宴会が終わってしばらくしたら俺達は霊脈に向かうんだぞ!」

酒に弱い人間が割りと多い現状で、場合によってはアルコールに元々強い彰とアルコールを高速で浄化できる和人以外戦力にならない可能性すらありうるわけだ
葉子は酔わないのだろうが、戦線に出るとは思えない

「というわけだアルコール禁止」

こうして、一応宴が葉子に好き勝手されるのだけは防げたのだった



/第十二幕

宴が終わり、そろぞれが部屋に戻る
俺も、自分の部屋に戻ると、狼牙を実体化させる

「…」

手入れのためだが、妖刀というだけあり、手入れの必要を感じたことは一度もない
コイツは伝承では八岐大蛇に突き刺さっていた刀だといわれているが、刃のつくりからその当時のものではないことがうかがえる
少しとはいえ反りのある刀身に、乱刃、おそらくは戦国時代中期から江戸時代末期にかけての作であろう

「…いつもどおり、布で磨けばいいか」

妖刀、というと通常村正をさすが、コイツはそういう類のものではない
霊刀…そう称される武器に近いが、こいつがまとっているのは霊力ではなく妖力、いわばこれ自体が妖怪といってもいいが、この妖力は妖怪の刀工が作ったものだからといわれており、こちらはどうやら真実らしい
その刀工の名は失われて久しく、この刀にも銘はない
狼牙というのもこの刀に俺が与えた名であり、本来の銘ではない

「兄様」
「水月か…」

狼牙を鞘に戻し、俺の体内へ封印する
この鞘も狼牙と対になるもので、刀を抜き身で実体化させた場合でも腰元にこの鞘も同時に実体化される

「手入れ?」
「まあな、コイツにゃ不要だろうが」

苦笑しつつ、そう言うと、立ち上がる

「さて…少し幹也のところにでも行ってくるか」
「あ、私も行く!」

幹也の部屋に声をかける
中に人がいたからだが、向こうから出てくる

「何か用かい?」
「いや、向こうの土産話でも聞こうと思ってな…」

どうやら、先客(音羽姉妹+ナツ)も同じ用件だったようだが、俺の土産話は少しばかり意味合いが違う

「…?幹也、あの女狐は?」
「ああ、葉子さんなら、俺が持ち帰った鉱石を調べたいって…」
「鉱石?」

向こうでの同業者…アラダイスという男に渡されたもので、葉子に届けるよう依頼されたものだそうだ

「まあ、いい…何か変わったことはなかったか?」
「いや、特には…やっぱり亡霊の類だったらしい」
「そうか…」

特に気になるような単語はなかった、アラダイスという男の名に聞き覚えはあったが、ここ最近で、特に問題を起こしたという噂もない…

「そうか…ま、お前とタッグを組めるのはありがたいよ」
「ああ、頼りにしてるよ、彰」

腕をぶつけ合う俺と幹也、その後、水月と俺も幹也の”普通の”土産話に加わることにした…

てなわけで、全員が戦闘の準備を整えたところで向こうにパス
スポンサーサイト

コメント

ちょwww雨泳いでるwww


アイツぬこだから水嫌いナンダガナー


取り敢えず把握

あと新キャラは特に何も考えてなかったけど、話が長くなるから出しただけなんだぜ。

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

トラックバック


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

プロフィール

七夜彰

Author:七夜彰
構想だけが爆走し続ける気まぐれ小説書きのブログ
小説か日記、QMAネタを不定期に乗っけています
Twitter→nanaya_akira

最近の記事
最近のコメント
最近のトラックバック
月別アーカイブ
カテゴリー
現在時点での訪問者数
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。