第三章

今回はFateキャラが結構出てくるので(第五話までほとんどFate主体な気もするが…)
近作における彼等のたどった聖杯戦争について少し

最初のマスター関係は原作どおり
桜は結構初期に慎二を殺してライダーのマスターに
その後黒化しかけたところを凛+士郎の説得で救われ、以降ともに行動するが、キャスターによってセイバーとアーチャーが敵対
アーチャーによってライダー消滅、その後ランサーと協戦、セイバーを奪還するが、乱入してきたギルガメッシュとの戦闘でキャスター消滅、アーチャー、ランサー、行方不明
アサシンはこの段階で真・アサシンに体を奪われる
その後、バーサーカー戦にて登場したギルガメッシュから士郎たちを守るためランサー消滅
バーサーカーは原作どおり瞬殺されてしまうが、イリヤはアーチャーによって救われる
ランサー、ここで士郎たちを逃がすためにギルガメッシュと戦闘、消滅
アーチャー、このときに真名発覚、士郎と一騎打ちを行い、消滅
真・アサシン、ギルガメッシュにあっさり消滅させられる
ギルガメッシュ、慢心によって油断していたところを士郎の固有結界とセイバーのエクスカリバーで消滅、イリヤ、聖杯となりかけるも救われ、セイバーのみ現界したまま今に至る


                第三章

【不破】
「…」
【彰】
「…」
【士郎】
「…あの…」
【幹也】
「なんか…」
【真樹】
「問題でもあったのか?」
【彰】
「いや…とりあえず、士郎、凛、セイバー」
【士郎】
「なんだ?」
【凛】
「何?」
【セイバー】
「なんでしょうか?」
【彰】
「はもるな、お前等は間違いなく平行世界の住人だ」
【凛】
「!?それがどれほどばかげたことか解って言ってる?」
【士郎】
「なんでさ?」
【凛】
「平行世界の移動なんてそれこそゼルレッチ、魔法の領域よ!?」
【彰】
「…いや、それは違うぞ」
【凛】
「どういうこと?」
【彰】
「コレは彰より俺のが説明しやすいか…それ以前に、凛、お前はゼルレッチの魔法の正しい内容を把握しているのか?」
【凛】
「平行世界、次元の跳躍でしょう?平行世界を飛んだのなら」
【彰】
「ストップ、そこまで、平行世界の跳躍だけでは不十分だ」
【凛】
「え?」
【不破】
(ふむ、そういうことか、確かに、風渡りの多い世界…いや、次元ならば、平行世界間の移動程度、魔法の範疇にすら入らない)
【彰】
「正しく言うならば、両方出来てゼルレッチだ、平行世界間の移動程度、出来る奴なんざこの“次元”にはいくらでも存在するが、次元を飛べる奴は俺は爺さん以外しらねえ」
【凛】
「なるほどね…」
【士郎】
「いや、全然解らないんだけど」
【凛】
「あ、この馬鹿は無視していいわ、一から説明するだけ無駄だと思うし」
【彰】
「…まあ、いい…で、そこまで理解してもらったところで、現在この世界には無作為に平行世界から人間やら妖怪やらを呼んでいる存在がいる、何者かは不明、目的も不明、それが行動を起こした初日に、この世界で数十人、行方不明者が出た」
【セイバー】
「!」
【凛】
「用は…生贄?」
【彰】
「解らん、とりあえず、行方不明ってのは隠語で、妖怪に食われた人間の事を指すが、その妖怪も何者かに操られていた勘があった、俺たちが強敵だと判断すると妙に手際よく逃げたあたりとかな」
【セイバー】
「儀式などのために低級の悪魔等を召喚することは珍しくはありません、私の時代でもよくあることでした」
【彰】
「セイバーは…サーヴァントだというのはわかった…で、真名は?それが解らんと時代が認識できないんだが」
【セイバー】
「そうですね…聖杯戦争中というわけでもありませんし、ともに戦う上で私の宝具などは知っておいたほうがいいでしょう…私は騎士王として知られるアーサーです」
【彰】
「アーサー・ペンドラゴンのことか…この世界でも結構有名な英雄だな」
【凛】
「伝承は同じなんだ?」
【彰】
「世界によっては違う場合もあるが、この世界とそちらの世界では近しいものらしいな」
【カイン】
「この世界と俺やリース、彰がいた世界では伝承はまるで違うものだった」
【リース】
「ですから、そういった常識が通じるというのはお互いに運がよかったということでしょうね」
【不破】
「それでもある程度以上の差異はあるものだ、まあ、それについてはいちいち調べなければ関係ないことだ」
【彰】
「完全に世界が違うならまだしも、世界が近いのならばそれほど詮索する必要はない」
【士郎】
「…」
ついていけない人間が一人いたが、先に凛が言ったとおり、もはやそこらへんの説明はされていなかった
【彰】
「さて、そろそろ分かれようぜ」
【不破】
「そうだな…それじゃ、各員行動開始だ」









             彰チーム

【???】
「はっ!」
【???】
「ここは終わったね…まだいける?勇人」
【勇人】
「ええ…それに、彼等も着たことですし」
【さえ】
「あ、本当だ!」
【真樹】
「勇人!さえ!」
【怜奈】
「あなたたちも動いていたの?」
【勇人】
「今日からですけどね…八岐大蛇との戦いの傷が完全に癒えてなかったので」
【彰】
「そうだったのか…しかし、見事なものだな、たった二人でコレだけの妖気を全滅させるとは」
妖怪は倒されると妖気がある程度残る、経験さえつめばその総量で大体何体ぐらい滅びたかは把握可能だ
【勇人】
「ええ、まあ、なんとか」
【真樹】
「彰、勇人たちも」
【彰】
「ああ…よかったら共戦しようぜ、お互い、そのほうが楽だろ」
【勇人】
「はい、僕もそう言おうと思っていたところだったので」
【カイン】
「次に行くぞ」
【彰】
「そうだな…行けるか?勇人」
【勇人】
「はい!」
そして
【彰】
「森羅万象・絶!」
最後の鬼も彰の一撃に霧散する
【カイン】
「ふう、終わりか…」
時計を確認し
【彰】
「そうみたいだな…各員撤収!」
彰の指示で、各々撤収を開始した
【勇人】
「それじゃあ、僕たちもここで」
【さえ】
「じゃあね!」
【真樹】
「ああ、それじゃ、また次の夜に」
【怜奈】
「たまには、夜以外でも会ってもいいとは思うけどね」
【彰】
「ま、それはおいおい…」
こうして、解散した彰のチームだった





             不破チーム

【不破】
「くっ!数が多い!」
【幹也】
「流石に、コレだけの数が相手だと…」
彼等は今、数百という数の異世界の妖怪と戦っていた
【グレン】
「くっ!真炎結界でもこの数は…」
【氷澄】
「確かにそうね…私のほうもあまり多くを削る戦法はできないし」
【不破】
「そういうのは彰の領分だからなあ…」
【グレン】
「森羅万象・壊…ですか?」
【不破】
「ああ…正直あそこまで強力な術は俺の手持ちにはない」
【???】
「だったら、任せてもらう!」
【不破】
「!?」
【???】
「うおおおお!」
【???】
「はあああっ!」
数人の男女によって一気に数を減らされていく妖怪たち
【不破】
「チャンスだ…皆!奴らを一点に集中させろ!グレン、準備しておけ…最大の奴頼むぜ!」
【グレン】
「解りました!」
【???】
「皆も!協力するんだ!」
【???】
「解ってる!」
数を減らしつつ、確実に相手を密集させていく
【不破】
「全員散れ!」
不破の号令にあわせ、敵の集団から離れた直後
【グレン】
「真炎結界・封絶!」
通常の真炎結界とは違い、目に見える炎の結界が妖怪の集団、その全てを包み込み
【グレン】
「うあああああああ!」
圧殺する
【グレン】
「はぁっ!はぁっ!」
息遣いが荒くなり、前のめりに倒れこみそうになるグレンだったが、不破がそれを支えた
【不破】
「助力感謝する、名を聞かせてもらえるか?」
【???】
「悪い、初対面で名乗るつもりはないんだ、また会ったとき、あんた等が本当に信頼できるかどうか判断してから名乗らせてもらうよ」
【???】
「じゃあね~!」
【不破】
「行っちまったか…」
【郁美】
「本当…誰だったんだろう?」
【不破】
「まあいい…グレンがその状態じゃこっちは無理だな…一度戻ろう」
【グレン】
「すみません」
【不破】
「気にするな…」




              七夜ルート

【凛】
「ちょっと…この傷痕って…」
【セイバー】
「それにこの太刀筋…」
彼女たちが見ているのは妖怪の残骸、塵に帰りつつある“それ”についてのことである
【士郎】
「この痕は…やっぱりランサーだよな?」
【セイバー】
「それにこの太刀筋、おそらくはアサシンも」
【ランサー】
「正解だ、坊主に嬢ちゃんたち」
【アサシン】
「私たちもこの世界に召喚されていてな…とりあえず、魔力の代わりに妖気を糧としたまでだ」
【キャスター】
「まあ、私は宗一郎様が妖怪と戦い始めたからなのだけれど」
【宗一郎】
「私は元々こういったものを倒すことに慣れている」
【セイバー】
「何故、あなたたちまで…まさか、コレも聖杯戦争だというのですか!?」
【ランサー】
「いや、違うんじゃねえか?どうにも、聖杯の気配はあるんだが、なんか違う」
【キャスター】
「それは私も感じているわ、聖杯から感じる気配が私たちの知っている聖杯とは違う」
【???】
「第一、私たちは前回の聖杯戦争で全て消滅したはず、残ったのはセイバーだけだったはずだが」
【凛】
「!?」
【士郎】
「お前…アーチャー!」
【アーチャー】
「そう構えるな、私には戦う意思はない」
【七夜】
「…凛、どう言うことだ?」
【凛】
「あ~…説明すると少し長いからパス」
【アーチャー】
「だが、間違いなくコレは“聖杯戦争の再現”だ」
【セイバー】
「再現?どういうことですか?」
【アーチャー】
「私にも解らん、だが、確かに聖杯の気配を感じる…それに、その候補足りえるものは両方ともここにはいないではないか」
【凛】
「桜のこと?」
【士郎】
「もう一人は…イリヤか?」
【アーチャー】
「ああ、その両者の気配は感じる、サーヴァントもまた同じだろう」
【七夜】
「…今度は俺たちがついていけねえ…」
【凛】
「ああ、纏った時間が出来たら説明してあげるから!」
【ランサー】
「だがよ、弓兵、俺は今回誰かがマスターだってわけでもねえのに現界している、聖杯戦争の再現だって言うなら俺はあのクソ神父かバゼットのサーヴァントになるはずだ」
【アーチャー】
「何も再現するだけならば、マスターは同じでなくともよい、お前にもいるはずだが」
【ランサー】
「いや、つながりは感じねえ」
【セイバー】
「そうなのですか?」
【ランサー】
「ああ…俺はこの世界の大気から魔力を直接吸収するほかはある程度よそ様から供給受けてるだけだ」
【凛】
「うちの誰かと再契約してみる?」
凛が提案すると
【ランサー】
「俺が全力で信頼できるならな」
【七夜】
「…いや、もう完全に別世界の会話だな」
【久瀬】
「彰君…まあ、それはさておいて、彼等の相手をしませんか?」
久瀬が指差した方向、妖怪の群れが近寄ってきていた
【ランサー】
「ま、奴等の残滓が今ンとこ俺の食料だしな…存分にやらせてもらう!」
【七夜】
「それは俺の本職だ…行くぜ!」
数分で殲滅完了
【ランサー】
「中々やるじゃねえか…気にいった、協力してやる」
【セイバー】
「本当ですか!?」
【ランサー】
「バカ正直にどこの誰の目的かもわからねえ再現に参加するのは俺の性分じゃねえ、それに、そっち側についたほうが俺にも特は多そうだしな」
【凛】
「それは保障するわ、うちのはお人よしも多いから何とかなるでしょう」
【士郎】
「で、あんたらはどうすんのさ?」
【葛木】
「私もそちらとともに行動しよう、他の土地に馴染むには現地の人間の協力が不可欠だ」
【キャスター】
「宗一郎が望むのならば」
【アサシン】
「まあ、マスターがそちらに行く以上はしょうがない」
【アーチャー】
「私もそちらにつこう、再現に乗ってやるつもりは私にもない」
【七夜】
「助かる」
【久瀬】
「夜も明けます、一度、本部に」
【ランサー】
「ま、そこに俺に合ったマスターがいることに期待するか」

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