真・怪伝 第五章

え~と…とりあえず、コレに出て来る神剣の特性でも…

アメノハバキリ…近作中最強の攻撃力を持つ神剣、所有者や周囲の妖力を切れ味に転化することのできる剣(相手が妖力の発生源といえるほど強大な妖力を生み出す大蛇相手ならば何よりも強力な剣となる)
神剣中一番のお喋り好きでもある
お願いだから、スレイヤーズのブラストソードって言わないで…
形状は必ず長刀か大剣となる

大蛇麁正…七支刀の形状を取る神剣、所有者の霊力によって枝の数が変わる、空間を歪曲させることができ、この剣の所有者に特有の奥義が、この空間歪曲を利用し、同時に複数の衝撃破を相手に叩き込む「天地開闢」である
実は、今の蛇麁正が始めて八岐大蛇と戦ったときは枝の数が今より二本ほど少なかったとか
かなり無口、必要なことは聞かれれば教えてくれるが、それ以上は決して話さない

布都御魂…番の刀、怪伝に出てきたアメノハバキリとは違い、別々に使用しても性能に変化はない、形状は通常の日本刀を取り、電撃の属性を持つ
姉は穏やかな性格だが、戦闘中は結構キャラが変わる
妹はかなり気性が激しい

十束剣…大剣の形状を取る剣、あらゆる結界や封印を断ち切ることが出来るため、今回は大蛇の封印をとくために使用された
こちらもかなり無口なお人だが、会話しようとすれば普通に成立するだけ蛇麁正よりもまし(蛇麁正は不要なときはどれだけ話しかけてもただの武器としての反応を取り続ける)

天叢雲…普通の日本刀の形状を取る、精神年齢は蛇麁正、天叢雲、十束剣というふうな順になる
使用者の内的な才能を呼び覚ます力がある
この人も結構無口、十束よりも言葉が少ないが、本来は結構話しやすい優しい人、大蛇を倒すという決意のため、あえて武器足らんとしている

草薙の剣…片手剣の形状を取る、霊体の歳が全神剣中最年少(ついでアメノハバキリだが、歳の差がかなりあいている)
外から所有者の身体能力を向上させる
所有者が無理に力を引き出そうとすると、草薙自体の意思とは関係なく、その所有者の精神を侵してしまう
一浄はまだその領域には至っておらず、この先使い続けないのならばそれほど酷い侵食は受けずに生きていけるはず


という感じになっております、ちなみに、皆様方人間の姿をとることができますが…実際に登場するのはアフターストーリーだけ…www
ちなみに、蛇麁正以外は女性で、彰曰く「美人度は天叢雲、布都御魂姉、十束剣、布都御魂妹、アメノハバキリ、草薙」という順らしい
蛇麁正はその正確に似合わず、かなりの美青年

それでは、オロチ戦前半、どうぞ
ちなみに、決着までは連投で乗っけます


            第五章/復活…そして…

「ここか…椿、十束、頼む」
彰が、封印の基点を特定する
「解りました…はっ!」
その基点を、椿が切り裂く
そして、その周囲に蛇麁正の術師が結界を張る
直後
結界内部が異界と化した
その中心にたたずむ、八つの頭と尾を持つ、大蛇
「久しぶりだな…八岐大蛇!」
「ぐおおおおおおお!」
咆哮を上げる、その血しぶきはすでに霧となっていた
「なんつー…化け物だよ…勝てるのか?こんなん」
と、はなから弱気なウィニーグたちや
「くっ…この感じ…あの時のオロチよりも!」
と、以前戦った者と比べて苦戦を覚悟するカインだったが
「なるほどな、こりゃあ、楽だわ」
妙に涼しげな顔をしている彰や蛇麁正のメンバーたち
「な…なんで?」
「そりゃあな…俺たちはこの倍以上の消耗を常に強いられて戦ってたんだぞ?この程度の消耗、苦戦するうちにも入らない」
さらりといいながした直後、神剣士たちが地を蹴った!
「切り裂け、アメノハバキリよ!」
「受けなさい!天地開闢!」
「至!あわせなさい!」
「ああ、行くぞ!」
「そんじゃいくよ!参千世界!」
「氷萌さん!」
「ああ…受け取れ!晃!」
「うおおおおお!」
「防ぎきれると思わないで!」
それぞれの一撃で、あっさりと首が活動を停止したかに思えたが
「回復力だけは相変わらずか…」
その全てがすぐに回復し、行動を再開した
「落とさなければ意味がないか…一瞬活動が停止しても次の瞬間にはすぐに行動を再開する」
冷静に状況を判断する彰達
「…強い…」
「光太郎の言っていたことが正しかっただけだ…!?まずい!全員避けろ!」
彰の指示で、是認が大蛇の射線から逃げる、直後
その開いた空間を、大蛇の呪いが薙いだ
「…四百四病は使えるか…コレは、侮ってかかるわけにも行かないな…」
彰の声が一気に重くなる、苦戦は必至、その意味を明確に響かせて
「肥の河の効力は薄い、奴自身の生命力も大幅にそがれている、それでも、コレか…」
至の声にも、苦戦するだろうという意思は見えた…だが
かつてのオロチと戦った人間は、誰一人として、この大蛇に負けるなどとは思っていない
「お前らも見てないで力を…コイツ…そんな余力が!?」
先ほどの四百四病で薙がれた後に、数千という、蛇の妖怪が現れていた
「…インドウクラスも多いようですね…僕とさえ、後、こちらの世界の人たちはあっちの相手をします、他の皆さんで八岐大蛇を!」
勇人がそういう
「って、俺たちもか!?」
「でも、確かにこっちのほうが楽かも…」
ウィニの言葉にシメがそう呟いた
「いや、八岐大蛇に相対したいというならば別にとめはしないが…せっ!」
大蛇の尾の攻撃を刀でいなし、その尾に斬りつける
こっちはあっさりと落ちるが、落ちた先から少しづつ新しい尾が生え始める
「…いたちごっこじゃないか…」
カインが呟くが
「奴との戦いはそんなものだ、回復する前に別の場所を落とす、やつの回復速度よりこちらの破壊速度が勝るようにする、奴は今破壊されやすい体だ、そこに俺たちの勝機がある」
彰がさらりといい流す、今回は普段悪いほうに考える彰が珍しく攻撃的な発言をしている
「魔力上乗せ、頼む」
彰がそう言うと、氷萌や数人がアメノハバキリに魔力を送る
「喰らえ!」
上空から切りつけると、いったん引き、全力で横に薙ぐ!
「一浄のもろパクリだけどな…思った以上に使いやすい」
「使えそうなものは何でも使うか…お前の場合人やものじゃなくて技を他人から吸収して自分のものにする能力が高いからな…」
「まあ、神剣に封印の巫女の力上乗せしてるわけだからな、そりゃあ、オロチにも効くか」
だが、その傷もすぐにふさがり始める
「…だから嫌なんだよな…こいつの相手」
そうだな、コレがもしシミュレーションゲームとかだったら、首の一つを破壊しても二ターンぐらいで体力50%での復活、ぐらいの能力持ちだから困る
全部をその復活期間内に破壊できれば、再度強力な封印をかけるぐらいは容易いんだろうが…
「しっかしまあ、どうやったもんかね…」
攻撃の算段を練る
「よし、ここは…光太郎、お札ばら撒いて奴の動きを止めろ、神剣士組、首だけを狙え、蛇の相手組、そのまま戦闘続行、余波に巻き込まれるなよ、その他数名、光太郎を手伝うか、首に攻撃かけるか…一気に全て叩き落すぞ」
彰が指示したとおりに全員が動く
「これで…どうだ!」
光太郎をはじめとする符術使いがお札でオロチの動きを完全に封じると
「いまだ!全員続け!」
彰がアメノハバキリで首の一つを薙ぐと、さらにそれに上からツカサが切りかかる
だが、まだ活動を停止しないそれを
「うおおおおお!」
晃が切り落とす
「残ったのは…4つか…」
完全に落ちた首も、だんだんと生えなおそうとしている
「大体もとの首に戻るのに後5、6分か…」
「早くないか!?」
カインの悲鳴とも取れる絶叫に対し
「いや…うまくやれば五分で倒せなくもないが…」
そういいつつ、彰は剣から衝撃波を放ち、生えそうになっている首を潰す
さらに、今普通に動いている首には蛇麁正が天地開闢でダメージを与える
「ぎいいいいいああああああああっ!」
再度の咆哮、しかし
「全員避けろ!」
彰の指示で、その攻撃も全員回避する
「四百四病も撃つ間隔が長いな…以前のキサマなら1分に一度は撃っていたはずだが…」
「数があの時より少ない分、避けるのも楽ですからね」
言葉が軽い彰と麁正だが、その最中にも首に対する攻撃を休めてはいない
「ちっ、いたちごっこは終わりそうにないな…」
「どうします…撃ちますか?」
「…いや、まだ早い、撃つにしてももっと弱らせてからだ」
アメノハバキリの提案を却下すると、飛針を投擲し、目を潰す
「このいつまでも続けられそうないたちごっこの強制終焉は…まだまだ先だ!」
そう叫ぶと、さらに追撃を加えようと疾走する彰
「…なあ、あいつ、妙に楽しみ始めてないか?」
「…あの人はああいう人ですから…」
数名の呆れに、苦笑いを浮かべる蛇麁正であった
もっとも、言うだけあって、彰は復活しようとする首は悉く完全復活する前に切り落としている(完全に復活する前ならば一刀で切り落とせるほど弱くはなる…元も、生半可な技では届く前に他の首に防ぎきられてしまうが、直接切り裂く彰の剣技ならば問題無い)
「そっちも少しは手伝いやがれっての!」
そういいつつ、大上段からの霊力を放出する斬撃、森羅万象・断を持って首の一つを半分ほど抉る彰
「もらった!」
それをカインが切り落とす
「…少し飛ばしすぎたか…」
こちらの世界では回復が困難だと解っていたはずだが、序盤から飛ばしすぎたせいか、霊力が減ってきた彰だが
「まだ…いけるな…」
構えなおす
「森羅万象系列は無駄に消耗高いんだよな…」
彰は多少、妖が混じっているため(最も、混血といえるほど濃くもないが…彰は自身の意思でこの妖の力を解放できる(その状態でも力の強い混血レベルでしかない))周囲の大気から霊力を吸収できる
「この世界の霊力濃度はむこうに比べるとかなり薄いからな…」
昌霊で満ちた世界であるが故、彰の力の源とも言える霊力がこの世界には存在していないのだ
「ぐおおおおおっ!」
再度の咆哮、今度は
「…まじ…かよ…」
今まで復活しようとするたびに切り落とされていた首全てが、一気に再生した
「…復活能力だけはあの時よりヤバイか?」
「そう…みたいですね…」
彰の呟きに麁正も頷くが
「だが、奴の妖気…薄くなっている」
「回復に無理な力を使った反動か?」
状況把握は冷静な神剣士たち、伊達に一度オロチを倒してはいないということだろう
「ならば!」
彰が一度後ろに跳ぶと、アメノハバキリに霊力を集中する
「まさか…彰さん!?」
「うおおおおおお!」
オロチの中心に飛び込むと同時
「受けろ!森羅万象・絶!」
回転しながら横になぎ払う
「一浄の全力の一撃を一人で撃ってみた感じだな…消耗が馬鹿にならなくなってきたが…」
「どうします?」
「鬼の力…使わせてもらうぜ!」
「え?」
「うおおおおお!」
彰が、自身のうちに眠る“鬼”を開放する
「ぐるおおおおおお!」
咆哮を上げた直後、周囲の妖気が一瞬晴れる
「ふう…」
そして、彰は元の状態に戻る
「鬼の状態なら妖気を霊力に変換できますからね…確かに、目の前に膨大な妖気がある以上、それを食らうのは簡単ですか…」
アメノハバキリが解説なんだか感心しているんだかわからないようにつぶやく
「さて…第二ラウンド開始と行こうか!」



一方、蛇退治組
「受けろ!閃空翔裂破!」
「爪竜連牙斬!」
「空破絶掌撃!」
と、インフェリア組が技を連発して大蛇の化身や蛇女を倒しているが、こちらも大蛇の妖気を受けて復活している
「こっちは数が減るだけまだましですよ!封神奥義・祭!」
隼人が大蛇の化身を屠る
「そういうことだ…薙旋!」
恭也もまた大蛇の化身の一体を屠るが、その残骸から蛇女が現れる
「!」
恭也に噛み付こうとしたその蛇を
「インディグネイション!」
弐式がなぎ払う
「弐式さん!」
ギミックを使用し鞭のようにした剣で蛇女をなぎ払うクォー
大蛇の化身は倒すたびに蛇女を複数体生み出すが、蛇女はそのまま消滅する…最も、大蛇の妖気でいくらでも生み出されるため、いたちごっこであることに変わりはない…最も、生み出されるなら生み出される数だけ彼らもそれを倒し続けていた
こうして、目に見える戦果は少ないが、神剣士たちが大蛇に集中できるよう、彼らもこの戦いで死力を尽くしていた
スポンサーサイト

コメント

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

トラックバック


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

プロフィール

七夜彰

Author:七夜彰
構想だけが爆走し続ける気まぐれ小説書きのブログ
小説か日記、QMAネタを不定期に乗っけています
Twitter→nanaya_akira

最近の記事
最近のコメント
最近のトラックバック
月別アーカイブ
カテゴリー
現在時点での訪問者数
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる