TOEOラスト小説 第一章

…なんでだろう、第一章までは普通に(いろいろ設定が違うけど)TOEOなのに、第二章から以前書いたオリジナルストーリー(怪伝)に…?
なんていうか、間の話を全て吹っ飛ばして書いてしまったせいか、かなりの急展開に…(いろいろあってTOEOだけの話がかけなくなってきたせいもあるのだが…)


まあいいや、とりあえず、TOEOオンラインストーリー(裏のタイトルは、『真・怪伝』とでもしておくかwwwww)第一章、乗っけますか

第二章以降の設定は本当は後二、三話後に明かされる予定だったものwww




            TOEOオリジナルストーリーズ

             第一章/ある日のインフェリア

ここはインフェリア…ミンツという町にあるギルド「七夜月」が保有する寮である
現在所属するメンバーはギルドとして運営されるぎりぎりだが、その一人ひとりが個性豊かな戦闘家たちであり、その頭首である七夜彰はさほど強力ではない剣を強化して使い続ける変わり者として知られている
「…」
「…」
その寮にある道場、そこには、黒髪の戦士と、黒髪の剣士がいた
戦士のほうは七夜月の頭首である七夜彰
それに相対する剣士はギルド「Flow Light」の一員であるウィニーグ
時折こうして手合わせをするのがこの二人の習慣となっていた
「せっ!」
「はあっ!」
片手剣と大剣が激突する、真剣であるが故にまともに当たれば大怪我だけではすまないこともありうるのだが
お互いの技量が拮抗しているこの勝負、中々直撃は生まれず、それで終わる
彰の使用するのは徹底的に強化されつくしたバスタードソードであり、変わり者の頭首ということでこのギルドは有名である…
「セブン!茶でも用意してくれ!」
「了解した」
そして、七夜月が最も有名なのは彼女の存在だろう
セブン…かつて狂った科学者により改造され、人間を素体とした合成獣となってしまった女性だが、彰がその一件が終わった後に七夜月に引き込んだのだった
ちなみに、現在は彰の恋人扱いでもある
「しかし、彰sもずいぶんと頭首としての貫禄が着いてきたよなあ、コレだけの人数をまとめてんだから」
「…その台詞は、雨龍に言うべきだな、うちのギルドはあいつで持ってるようなものだ」
雨龍、七夜月のサブマスターで、基本的にギルドのことには不干渉な彰の変わりにギルドの管理を一手に引き受ける優秀な人材である…
茶をすすりつつ、互いのギルドのことについて語り合う両者
「しかし…七夜月が別個に寮を構えるようになって結構立つよなあ…」
昔はギルドとしては小規模だった両ギルドだったので、七夜月とFlow Lightは同じところに寮を構えていたのだが…Flow Lightの人数が増え、七夜月もある程度人数が増えたため、七夜月が別に寮を構えることとなったのだ
最も、それにはもう一つの理由があり、セブンが七夜月に加わることになった一件からの復興作業のついでという形で七夜月が別に寮を持つようになったということがある
「…しかし、やっぱ特殊すぎるな…アレは」
「そういや、彰s、何であそこまでバスタードソードにこだわるんだ?お前ならもっと強力でもいいだろう」
「あれ?言ってなかったっけか?」
「聞いた記憶がないんだが」
「ダチの形見なんだよ、奴さんから渡された時は、まだファイアレベル一だったんだが…なんとなく他の武器を使う気に慣れなくてな、いつの間にか俺があれに固執するようになってた、それだけさ」
「そうか…そのダチって言うのは?」
「あ、バロの料亭の主人やってる」
「死んだんじゃないのかよ!」
「そんな深刻そうに言ったか?かなり軽く言ったつもりだが」
「…少しも重い空気が漂わなかったのはそれか」
「形見ってのは何も故人の思い出の品ってわけじゃないさ、まあ、奴さんも同じ戦士で、冒険家をやめる、と言われて俺が受け継いだのさ、奴の冒険家時代の思い出の品と考えれば形見というのも間違いじゃないだろう」
「そこら辺は聞いてなかったな、確か彰sはバロ出身だったか?」
「ああ、バロールの片田舎だ」
昔のことはあまり話そうとしない彰、聞かれれば答えるが、聞かれなければ自分からは一切話さないだろう
目を閉じる彰
「あの当時の知り合いはほとんどがもう冒険者を辞めちまってる、俺の知り合いのほとんどはこっちに着てから知り合った人たちだ」
「それは俺も同じか」
そう言って互いに茶をすする、そこに
「マスター、客人だ」
「客?俺に?」
「あなたに、というより、ここの主人に、といった風だが…」
「…通してくれ」
目つきが即座に七夜彰という一人の男から、七夜月頭首、七夜彰という戦士のものに変わる
「俺はいないほうがいいか?」
「いや、聞いておいて損はないと思うぞ…」
「やっほ!」
「カガリ!それからさん!アルト!」
「知り合いか?」
「ああ!バロール時代の親友だよ!」
「お前さんがあっちのことで目を輝かせるとは…ずいぶんと親しかったみたいだな?」
「ああ…この人たちにはどれほど世話になったか…」
「そちらの人は?」
「ああ…こいつはFlow Lightのウィニーグ、俺たちはウィニって呼んでる」
「ウィニーグだ、彰sとは結構長い付き合いになる」
「へ~…別のギルドの人が何で?」
「ああ…七夜月とFlow Lightはギルドが出来る以前からの付き合いでね、昔は寮も一緒だったんだが…ほら、一時期そっちでも噂になったはずだ」
「ああ…ミンツ西区大破のうわさは…本当だったのか?」
「ああ…あの復興のついでにな、七夜月で寮を構えたんだよ…Flow Lightもかなりの人数がいたし、俺たちも肩身が狭くなってた頃だったからちょうどよかったといえばよかったのかもな…」
「そうだったんだ…」
「しかし、バロールからこっちくるなんて思ってなかったな…wisぐらいくれれば迎えを出したんだが…」
「まあ、こっちに狩りに来るついでに寄っただけだしな…」
「まあ、泊まっていけよ、部屋ならいくらか空いてる」
「俺はそろそろ寮に戻るな、じゃねえと晩飯食いそびれそうだ…」
「あ、もうそんな時間か?」
「ああ、ユニスーが訓練入るのがあと一時間ぐらいだからな」
「そうだったか…じゃ、師匠たちにもよろしくな」
「ああ…」
ウィニーグは寮へと戻っていった
「…さて、俺は外に出て来る、セブン、三人を案内してくれ」
「解った」
「彼女が…セブンか?」
「ああ…翼と爪は普段は隠して、魔昌霊術を使わせてる、元々商人時代は魔昌霊術師だったそうだ…まあ、うちのちしろやフロウの師匠や級長の教えで強化されてる」
「気になってはいたが、師匠や級長って誰だ?」
「ああ、Flow Lightに所属してる魔昌霊術師、師匠って言うのはアオナって人の、級長ってのはおたまんの、それぞれあだ名みたいなもんだ」
「そうか…」
「じゃ、俺はコレで」
そう言うと、外に出て
「紫陽花行って見るか…」
そう呟く
紫陽花というのはギルド「彩」が経営している喫茶店である
この世界において、ギルドが何か副業を持つのは珍しいことでもない
七夜月は魔物退治請負業をギルドでやっているし、他のギルドでも何かしら経営していることがある
「氷澄が働いてるのを見るのは初めてだな…リースは結構シフト入ってるからよく見かけるけど」
氷澄とリースは彩のギルドメンバーである
「まあ、そうね…」
コーヒーをすすりながら、そんな会話をする
「で、彰…お前のほうはどうだ?」
向かい側に座って夕食を食べている彩のメンバーである、シェイスと李亜が聞いてくる
「まあまあだな…紫陽花ほど繁盛はしてないが…まあ、冒険者として魔物を狩る者が多いからな…魔物退治請負なんざ流行らないってのが現状か」
「まあ、そうだろうな…」
冒険者レベルではどうしようもなくなった場合にのみ彰たちのようなギルドが動くのだから、ギルドでそういう仕事をやるということに意味は薄い
大体、そこまでの事態になれば国が動くか国から大きなギルドに仕事が回ることも多いから、七夜月が経営している魔物請負業はほとんど意味がないのだ
ならば何故そういう仕事をしているのか…ソレは需要が皆無ではないことと、倒し賜物から得られる副産物はギルド所有になるからだ
特に刻印などが得られればかなりの儲けにもなる場合がある
「まあ、うちは結構雨龍がしっかりしてくれてるからな、俺は動かされることのほうが多い」
「それでいいのか頭首…といいたいが、確かにお前ならそっちのほうが性に合っているんだろうな」
シェイスが複雑な表情で頷いている
「さて…ごちそうさま…次あたり、闘技場行ってみるか?個人戦の枠、一人から10人まで広がったそうじゃないか」
「…お前とタイマン勝負、ってのもぞっとしないけどな…」
「ソレはお互い様だが…たまにはそういうのもありじゃないか?」
「まあ、本気でのお互いの実力を測るのも悪くはないな…」
それから数日後、実際に闘技場に彰やその知り合い数名が揃っていた
「複数戦…か」
つまるところ、一対一ではなく、全員が一対複数なのだ
「面白い…!」
口元が歪む彰、そして
戦闘開始と同時にそれぞれが適当な相手にぶつかる
「魔神剣!」
「おっと!閃空翔裂破!」
彰はウィニと戦闘になっている
「食らうか!紅蓮飛翔斬!」
炎の余波は防ぎきれなかったウィニだが、まだまだ余裕を残している
「おっと、余所見してていいんですか!?」
横からシメオンが爪竜連牙斬で彰とウィニを攻撃するが
「神気!」
彰は防御に気を集中し、ダメージを最小限に食い止め、ウィニは回避している
「この間合い、命取りだ!」
彰が空破絶掌撃でシメオン弾き飛ばす
「うわあああ!?」
そこに
「悪いな!シメ!」
貴公子が双撞掌底破でダウンさせる
「第一脱落者はシメオンか…あんな硬直でかい技使うから…」
呟きつつ、カガリから飛んできた魔神剣を飛んでかわす
「お返しだ!紅蓮飛翔破!」
カガリもろとも数人を巻き込もうと放つが
「!」
振り切る前にシェイスが刀身に刃を合わせたため、気を飛ばし損ねる
「くっ!」
「そっちこそ間合いが開いたぞ!虎牙破斬!」
「ぐっ!」
神気の効果が残っていたため、あまりたいしたダメージにはなっていないが、至近距離からの直撃のため彰の動きが鈍る
「もらった!鷹爪襲撃!」
攻撃後の硬直が少ない技で止めを刺そうとするフェルナンだが
「ふっ!」
すんでのところでかわす彰、同時にグミを口に放り込み、傷を癒す
「甘いぜ、兄者!」
「ちっ、流石にお前さん相手じゃ鷹爪襲撃程度通じんか…」
「魔神・咆哮波!」
反撃はいなされるが
「ちっ、やはり気を使った攻撃で格闘家相手ってのは無茶があるか…」
「結構痛いけどな…炎を纏ってやがるぶん完全にはいなしきれんからな!」
「うおおおおお!」
それから数十分後
現在立っているのは、彰、ウィニーグ、シェイス、クォー、フェルナン、カインだけである
後は全員ダウンしてしまった
「戦士ゆえのタフさがここに来て役に立ったな…」
ディフェンス型ではないため、回避の技能がある彰はカガリよりも蓄積されるダメージ量は少なかった、それが今もたっていられる理由だろう
現在は小休止とばかりに、全員がグミを口に放り込んでいる
そして
「ぜええああああっ!」
「うおおおおおお!」
「はあああっ!」
「たあああああっ!」
「ふっ!」
「そおら!」
それぞれの武器がぶつかり、火花が爆ぜる
「この近距離で防ぎきれるか!?閃空翔裂破!」
「くると思ったぜ!魔神咆哮波!」
「俺はコイツだ!爪竜連牙斬!」
ウィニ、彰、シェイスが集団を巻き込める攻撃を行う
「くっ!」
「うああああっ!」
「ぐっ!?」
最初の激突の際、彰によって態勢を崩されていたカイン、ウィニによって態勢を崩されていたフェルナン、シェイスによって態勢を崩されていたクォーは反応しきれず、三人分の攻撃を喰らってしまう
「くっ…」
「ぐっ…」
「まだ…いける!」
最も、彰たち三人もダメージは決して少なくなかった
「…紅蓮、咆哮波!」
ここで、彰が隠し技を解放した
グレンがいたならば防がれたであろう、炎を魔神咆哮波とともに周囲に放出する彰の奥義だが、武器ゆえに纏っていた魔神咆哮波の炎と違い、その威力は高位の魔昌霊術師が使うエクスプロードにも匹敵する!
「ぐああああっ!」
「くっ!」
「この程度なら…!」
「俺はいい加減耐性ついてるぜ…」
「まだ…まだあああああ!」
フェルナン、カインがリタイア、装備に炎態勢を持つクォー、彰との打ち合いの中、炎に対する耐性をつけたウィニにはさほど効果がなかったものの、シェイスはかなりのダメージを受けている
「空破…絶掌撃!」
それでも技を放つシェイスだが
「閃空翔裂破!」
ウィニの得意技で再び吹き飛ばされ、ダウン
「こっちも行きます!空破絶掌撃!」
クォーが彰に対して放った一撃は
「空破絶掌撃!」
彰もまた同じ技をぶつけることで相殺する
しかし直後
「!?」
彰が咄嗟にバスタードソードから手を離し
「うおおおおお!虎切!」
腰に携えた十拳を使い、ここ最近会得した御神流の抜刀術で追撃する
「しまっ!」
クォーもまた弾き飛ばされ、ダウンする
「ぐっ…」
「がっ!」
だが、ここまでの戦闘で彰もウィニもダメージは大きい
「そろそろ…終いにしようか!」
「そうだな!」
彰とウィニ、お互いが最も使い込んだ武器を握る
「空破絶掌撃!」
「閃空翔裂破!」
お互い、最も使い込んだ技で仕掛ける!
そして
「ぐあああっ!」
「がああっ!」
両者同時に倒れるが…
「ぐっ!」
彰はバスタードソードを杖代わりに立ち上がるが、ウィニは意識はあるが身体が言うことをきいておらず、立ち上がれない…
今回彰が勝ったのは純粋に技の威力と発動までの時間差に過ぎない
ウィニが技を発動する前の硬直の間に彰の攻撃が直撃しただけである
「ぐっ!」
だが、彰もダメージが多く、十拳を杖代わりにしてようやく立っているようなものだ
「やっぱ…強えわ…皆」
結局、彰もその場に倒れた
結果、優勝者なし、賞金は終盤まで立っていた四人で分割されることになった
最も、それから数日のあいだ、その入賞者たちは自力で立つのすら困難になっていた(ダメージが大きすぎて聖昌霊術師でもほとんど効果がなかったため)のだが…

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緒戦敗退、まさに俺( ゚д゚ )

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