紹介小説VOL5

はい、第五弾は彩、クォー、メリーベルの三名の紹介になっています
あ、彩のメンバーはシェイス、李亜、カイン、リース、グレン、氷澄になっています
ちなみに…以前からカインと氷澄は技があまり知られていないものを使っていたので、少し技が出てる動画をニコニコで探してみたところあったのでリンク張ってみます


祭は3:31から、燕万年青(つばめおもと)は5:11からです

メリーベルさんは最初ゲスト出演だけのつもりでしたが、最後だし、バロール時代の知り合いもかなり登場させたいと思ったので、このまま本編でも登場する予定です



             ~彩、クォー、メリーベル~

「シェイスか、久しぶりだな」
ミンツにある喫茶店「紫陽花」で昼食をとろうとした彰だったが、知った顔を見かける
「彰とセブンか、久しぶりだな」
「そっちの人は…同じギルドの人か」
「あ、はい、李亜って言います」
「李亜か…某は七夜月頭首、七夜彰だ、よろしく」
「七夜月所属のセブンだ、よろしくな」
「あ、話はよくしぇーたんから聞いてます」
「しぇーたん?」
「オレのことだよ、うちのギルドじゃそう呼ばれることも多いんでな」
「なんかイメージぶっ壊れるな…お前はそういう呼ばれ方だけはしないと思ってた」
ちなみに、この「紫陽花」、ギルド「彩」が経営する喫茶店である
彰はたまに利用していたが、ソレを知ったのは実はシェイスがウェイターをやっている時に来たからだった
「ああ、彰、セブン、この後暇か?」
「ああ…どうかしたか?」
「ほら、PT対PTができてただろ、あれに参加しようと思っててな」
「ふむ…まあ、俺はかまわんけどな…確かあれ人数五人だろ?」
「ああ…だからオレと李亜、お前とセブン、あともう一人誰かがいれば参加しようと思ってるんだがな」
「戦士、剣士、聖昌霊術師、魔昌霊術師なら、格闘家が無難か?」
「そうだな…ディフェンス型の戦士でもいいが」
彰の提案に頷くシェイス
「それで…格闘家のあてはある?」
「…難しいところだな、ドラは今モルルに行ってるはずだし」
「フェルナンさんは?」
「…無理だろう、確かドラに稽古つけるつもりで同伴してた」
「雨龍ちゃんは?」
「こっちも無理、つーか、すでにちしろとか連れてバロ行っちまった、七夜月のメンバーは俺以外全員バロールにいるんじゃないか?」
「うわ…そりゃきつい」
「ユニスーは今師匠と級長にリボと一緒に拉致られてたし…」
聖は適当に見つける!とか断言してたな…
まあ、あいつらなら速攻で見つけるだろう
むしろ問題はこっちだ、全体的に格闘家不足が起きている
格闘家は仲間の補助的な能力の高い前衛職であり、攻撃力、俊敏さで戦う
PTには欠かせないわけでもないが、いればとても助かる存在だ
PTにおける需要は
聖昌霊術師>>>魔昌霊術師=剣士>格闘家=オフェンス型戦士>ディフェンス型戦士
ぐらいの順であるである
最も、コレは一人単位の需要であり、聖昌霊術師はPTに一人はいなくては困るが、二人いる必要は皆無である、二人目が必要なのはむしろ剣士か格闘家だけであり、戦士はオフェンス型、ディフェンス型が両方いればそれだけで十分である
「どうしたもんかねえ?戦士の知り合いなんてほとんどいねえ」
彰の知り合いに戦士は少ない、格闘家もほとんどがミンツにいない
「貴公子はいつもの面子に一人加えて闘技場か…今は闘技場内相当混雑してそうだな」
「で、格闘家のあてはどうなった?」
「全滅だ、しゃあねえ…適当にバロで探そうぜ」
「そうだな…」
バロについてしばらく探し回ってみたところ
「彰さん?」
「メリーベルさん!お久しぶりです!」
「知り合いか?彰」
「ああ…バロールにいた頃から何度もお世話になった聖昌霊術師さん」
「久しぶりですね…そちらの人たちは…個人戦ですか?」
「ええ…メリーベルさんは?」
「私は今フリーですよ、やっぱり聖昌霊術師は余っちゃうみたいで」
「ねえねえ…私は力極みだからさ、加わってもらうのはどうかな?」
李亜がそう提案する
「いいんじゃないか?メリーベルさん、オレはシェイス」
「私は李亜って言います、よろしくお願いしますね」
「セブンだ、よろしく頼む」
「え~と…なんかPT組むこと確定みたいな流れになっちゃいましたけど、大丈夫ですか?」
「はい」
「それじゃあ、お願いしますね」
「そういや、何で敬語なんだ?」
「いや、つい…バロール時代は敬語使ってたからさ…昔のくせというか反射というか…」
「なるほどな」
闘技場に入り、予選は補助がついた彰とシェイスの二人だけでほとんど片がついた
セブンの昌霊術もかなりの活躍があったが、何より最大の要因は
「やっぱこいつだと動きやすいぜ…」
彰が愛用のファイアバスタードソードを握っているからだ
「次が決勝だ、さて、誰が来る?」
そして戦うことになったのは
「クォー!」
「こういう形で手合わせすることになるなんて思ってませんでしたよ」
「ソレはこちらもだ」
「彰!?」
「?誰だ?」
「その男のくせに妙に長い髪、その柄の悪い目つき…まるであいつだ」
「そうですね…あ、僕はグレンといいます、詳しい話しは後でいいですか?」
「ああ…カイン、リース、何故、戻ってきたんだ?」
「ああ、向こうにも追っ手が現れたんだ、で、結局こっちに戻ることを選んだんだよ」
「そうか…」
「カイン、グレン、お前は俺と戦ってもらうぜ?」
十拳を右手に、ファイアバスタードソードを左手に握る
「!?」
「五人対五人で一対二を作るのか?」
「そういうことだ、メリーベル、援護頼む」
「はい!」
「私は氷澄といいます、そちらの方、お相手願えますか?」
「セブンだ、いいだろう」
「シェイスさんは俺とですね」
「ああ、そうだな!」
「李亜さん…お手柔らかにお願いしますね」
「あはは♪負けるつもりはないからね」
こうして、それぞれがぶつかることになった
初手は受けに回る彰、右の剣でカインを左の剣でグレンを、それぞれ対応する
炎使いであるグレンだが、同じく炎の力を持つ彰の剣相手に苦戦しており、カインは純粋な技量で彰と拮抗していた
メリーベルの支援もあり、互角以上に戦闘を運ぶ彰
シェイスとクォーは早くも技の連撃の応酬を繰り広げており、互いに一歩も譲ろうとはしていない
セブンは氷使いの格闘家である氷澄に押されつつあった
李亜はその力を持ってリースを圧倒的に押している、こちらはそう遠くないうちに決着がつくだろう
メリーベルは状況に応じ適確な援護を送っている、そのおかげで、彰たちに有利に戦闘が運んでいた
瞬発的に、彰が踏み込みの速度をあげる
「!」
「くっ!」
バスタードソードから噴出した炎の余波を防ぎきれず、後ろに跳ぶカインとグレン、直後
「せええあああああっ!」
彰が槍を投擲した
「!?」
咄嗟に剣ではじく二人だが、その動きが大きく揺れる
直後に
「メリーベル!」
「受けなさい!レイ!」
彰の指示でメリーベルが放った昌霊術
光の乱流が二人を襲う
まだ態勢を立て直そうとするが、その隙を彰が見逃すはずがない
「うおおおおお!空破!絶掌撃!」
受け止めようとしたカインが吹き飛ばされる
そのまま壁に激突し、意識を失う
「くっ…侮っていました…メリーベルさんは回復専門だと思ってましたよ…」
「聖昌霊術師の術は全て知力に影響されますからね、回復能力が高いなら当然術の威力も高いですよ?」
李亜はもうリースを下し、セブンの援護に回っている
「くっ!ならば!凍りなさい!燕万年青!」
「!」
咄嗟に氷に対する耐性を高める昌霊術をかける李亜、もう少し遅ければ、セブンが氷付けになっていただろう
「すまない…助かった」
「いいですよ…でも、あんな技を持ってるなんて…」
「防がれた…?」
燕万年青…氷澄の最強の攻撃であり、自身の氷の力を全力で相手にたたきつけるというものである
こうして、戦況は再び五分五分に戻る
シェイスとクォーはいったん間をおき、グミを口に幾つか放り込むと、再び技の応酬へと戻る
彰はというと
「くっ!」
「きゃあっ!」
グレンが放った真炎結界にその身を焼かれていたが
「うおおおおお!」
バスタードソードでその炎を切り裂く
「無事か!?メリーベル!」
「はい!」
上位回復昌霊術であるナースで傷を癒す彰とメリーベル
「くっ!」
グレンもまた、自身の最強奥義を防ぎきられ打つ手をなくしていた
「今度はこちらの番だな…少しばかり本気で行くぞ!」
そう言うと、初めて彰が連続で技を放つ!
「まずはこいつだ!魔神剣・双牙!」
防ぐグレンだが
「秋沙雨!」
防御を完全に崩され
「うおおおおお!空破!絶掌撃!」
刃を放し、掌打で打ち込まれた二撃にグレンも倒れた
「シェイスのほうは…加勢したくてもできねえな…」
この二人の技量はまったくの互角である、レベルの高いもの同士の激突では、迂闊な手出しは痛い目を見るだけだ
二人ともある程度疲労しては間を取り、ある程度回復すると再び技の応酬に戻る、コレを繰り返している
技量が高いもの同士の一騎打ちは迂闊に手出しをすればこちらが痛い目を見る可能性も高い
氷澄とセブンたちは拮抗状態に陥っているようだった
「…横槍すまん!」
「え?」
「魔神剣・双牙!」
彰が打ち込んだ楔が、拮抗状態を破壊し
「いまだ!」
李亜の拳が叩き込まれたかと思うと
「ダークフォース!」
セブンの昌霊術で、氷澄がダウンする
「あんま横槍入れるのもどうかとは思ったけどな、この状態で暇をもてあますわけにもいかん」
「それにしても、あの二人…よくもつね…」
李亜が呆れたように言う
立ち入れぬほどの激闘となると、割り込む隙はほとんどない
「メリーベル、次の連中の休憩のとき、ウォームかけてくれ」
「…はい」
だが、その必要はなかった
「そろそろ決着をつける!空破絶掌撃!」
彰が二人を倒すのに使った剣技を、シェイスもまたその大剣で放つ
クォーは今まで片手剣でソレをいなし続けたが、とうとう武器の差が大きく出た、単純にぶつかり合うだけならば、当然質量の大きいものが勝る、結果、シェイスがクォーを下したのだった
「ぎりぎりだったけどな…何とか間に合った」
「いたた…流石に…強いですね、シェイスさんは」
「何言ってんだ、お前が一番最後まで残ってたんだぞ?」
「ええ!?」
「カインとグレンにはかなり苦戦したがな…まさか俺が槍を投げるとは思ってなかったみたいだし、今まで回復役に徹してたメリーベルがレイを使うとは思ってなかったみたいだ」
「確かに…あんな手は始めてじゃないが…こんな状況で使う奴なんざ」
「あの人以外知りませんからね…」
苦笑する二人に対し
「?」
疑問符を浮かべる彰
「ホント、そっくりだな、お前とあいつは」
「誰なんだ?そいつは」
「不破彰、オレが世話になってた男だ、永全不動八門一派・御神真刀流の使い手の」
「聞かん流派だな…名は同じでも」
「だろうな…どれ、お前さんなら少しぐらい使えるんじゃないか?」
「ソレより、カイン、リース、お前たちはこれからどうするんだ?」
シェイスが二人に問う
「ソレなんだが…彩にまた世話になれないか?当然紫陽花の手伝いはする!」
「お願いします!」
「まあ、俺からマスターに掛け合っては見よう」
「私もだよ、リースちゃんと一緒に働きたいし!」
「そうか…それじゃ、この四人は任せる」
「え?僕たちもですか?」
「ああ…頼んだぜ!」
そう言うと、勝手にセブンと一緒に逃げ出す彰であった
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