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オリジナル五日目

はい、五日目っす
特に言うことはありません



                 5日目

「おはようございます!彰さん!」
「ああ、おはよう、水月」
今日は水月のほうが早かった
最も、昨日は部屋に速く慣れてもらう意味もあり、彰とは別室だったのだが
「…傷のほうは俺はもう大丈夫だな…今日の放課後からは参加できるか」
「私は放課後に病院行かなきゃいけないんですけどね…」
「ああ…じゃ、付き添うよ」
「え?でも…」
「いいって、自己判断ほど危険なこともないさ、ちゃんと医師に許可もらったほうがいいだろう」
「そうですね…」
用は詭弁だ、彰の腕の傷は元々浅かったのもあり、今はもう傷痕すら見えなくなっている
それで医者に行くほうがどうかしている、実際に見てもらう気などないだろう、包丁で指を切ったよりはるかに浅い傷、もうすでに完治しているその傷を医者に見せたところで、苦情しか帰ってこないだろう
それを理解していても、やはり心配なのだろう、水月のことが
「それじゃあ、お願いしますね」
「それに、今日は帰りにお前と一緒に高崎家に行かなきゃいけないんだから」
「あ、そうでしたね」
当然授業は聞かない彰、昼休みはいつものメンバーで学食である
「へえ、それじゃもう同居してるんだ、学生の内からずいぶんと…」
「俺は否定したんだがな…貴子さんが是非というのでは拒否もしにくいだろう」
「そうなんだ…じゃあ、今日はうちに来なくても…」
「いや、行く、絶対いく」
なぜかそう断言する彰である
そして放課後
「ありがとうございました!」
「お、その調子だと」
「はい!明日から部活復帰です!」
「おお!それじゃあ、俺がきっちり指導してやる!」
「はい!お願いします!」
こうして、部活での復帰が決まった水月を引きつれ、高崎家へ
「あら、それじゃあ二重のお祝いになるわね、彰の恋人が出来たのと、水月ちゃんの回復祝い」
「あ、そうですね…しまった…どうせなら道中で鯛でもかって来るべきだった…それなら俺が塩蒸しにでもしたというのに…」
高崎家のオーブンは本格的なものがあり(実は彰の所有物)、それなら鯛の塩釜蒸しも出来るのだが…
「むう…それはいずれか」
「それは彰さんが優勝した日にでも」
「俺が作るんですよ?」
「ええ、優勝記念に」
「…それを祝ってくれる奴のために主賓が作るか…祝ってくれる奴がいなかったらすごく悲しい奴ですよね…」
「大丈夫でしょ、例え私たちが祝わなくても、彰と一緒に喜んでくれる人はいる」
「あ…そうだよな…」
自分の隣にいる水月を見る彰
「…そうだ、今の俺の隣には水月がいるんだ…一人でいることなんてこれからはないくらいに…」
「そうですよ、彰さん」
彰の肩に頭を乗せる水月
「…」
こうして付き合い始めて、彰は水月が想像以上に甘えん坊だったということに気づいた
そして、彰は自分が思った以上に、心配性だと知った
「…幸せそうね、二人とも…あ~あ…私も彰の事は狙ってたんだけどな~」
「知ってる、ワリィな…」
「え!?」
「あのな…いくらなんでも気づくって…」
「へ~…じゃ、いつごろ気づいたか言って見なさいよ」
「お前が好意を持ち始めたのは俺がここに居候していた当時か、恋愛感情じみたものに変わったのは…俺が一人暮らしを始めてから一~二年した頃からだな?」
「…」
絶句している郁美
「正解ね…彰って実は、鋭いほう?」
「あのな…だいたい、郁美よ、お前が高橋先輩ファンクラブの会長であり、設立者が美咲だってことも知ってる、俺が学園内で水月といちゃつけないのが誰のせいだと思ってやがる!」
「…あはは…ごめん」
「いいから、殺気をむき出しにしてる奴らを何とかしてくれ、俺のほうは野郎からの嫉妬だけですむが、水月のほうはどうなるか解らなくて怖い」
「そんなのあったんですか?」
「あったのよ…彰が存在を知っていたなんて…」
「…」
「お兄ちゃん…もしかして怒ってる?」
「もしかしなくても怒ってる、が…」
苦笑する
「怒りを通り越して呆れしかでてこねえよ…もう」
ため息一つ、やれやれと肩をすくめ
「とりあえず、ファンクラブは速攻で解散させろ、俺には不要だ」
不機嫌にそういうだけで終わらせる彰だった
「でも、彰も女の子泣かせになったわねえ…まあ、美形の男子だからしょうがないんだろうけど…」
成績上位、剣道の実績もあり、かつぱっと見美形の青年…確かに、女性が好きになるのは理解できる…最も、実際のところはなしてみれば幻滅するほうが圧倒敵に多いだろうが…
「俺には水月がいればそれでいいんだ…」
コレは本心である…この男は複数人数を一緒に見ることが出来るほど器用ではない
だからこそ、一人を見始めると今までみていたほかの多数には眼が行かない…おそらく翌日あたり木嶋に指摘されることは間違いない
それでもこの男は堂々としているだろう、そういう男だからこそ、他の人間をひきつけるのだから
「それじゃ、ごちそうさまでした」
「はい、またいつでもきてくださいね」
「ええ、そうさせてもらいます、必ず水月と一緒に」
「ええ」
にっこりと微笑む玲子さん、彰が絶対に敵わないと思う人間の内の一人である
そして、家に着くと
「それじゃあ、今日も彰先輩の部屋に行っていいですか?」
「…好きにしろ、おきていたら相手になってやる」
「おきていてくださいよ…」
最も、部屋に入ってもすぐに寝ないで軽く身体を動かすのが習慣になっている彰である
そのあと、先に風呂に入った水月のあとに風呂に入って部屋に戻ると、当然水月が待っていた
「それじゃ…一緒に寝ましょうか」
「…何が起きていてくださいよ、だ、結局こうなるんじゃないか」
「あはは、そうですね」
こうして、夜が更けていくのだった…
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