…orz

まず最初に謝罪が一つ

KANONバトルSSですが…
突発的打ち切りとさせていただきます
やはり自分ではあれを完成させることは不可能と判断いたしました
某悠久狂想曲を目指しても自分には無理でした
まあ、こつこつねたを思いつけば復活するかもしれませんが…

かわりに、気分転換に書いてたら本気で書き始めてしまったオリジナルの恋愛小説でも
どうにも今は戦闘を書くテンションではないようです

ちなみに、少々卑猥な表現が一部存在していますが、それに関しては後日公開分に入ります(連投するんだけどww)



            オリジナルストーリーズ

                 1日目
「いってきます」
誰もいない家に向かってそういう青年
彼の名は高橋彰、私立高校に通い、剣道部主将を勤める三年生だ、他の同級生が部活をやめる中、彼だけは剣道部で後輩の育成と…最後の記録樹立を目指していた
「おはよう!彰!」
「郁美か…おはよう…今日も元気だな」
隣の家に住んでいる、彰の幼馴染である高崎郁美が声をかけてくる
「彰は今日も部活?」
「じゃなきゃ…こんな早起きすると思うか?」
「しないわね」
「断言されると悲しいぞ…」
ちなみに、郁美は薙刀部の部長であり、全国大会ベスト10入りを果たす程の実力者である
剣道全国大会ベスト4入りしている彰だが、郁美との戦績は十勝八敗と、かなりの僅差である
「で?お前も朝練か?」
「そんなところよ」
竹刀袋を担いでいる彰と違い、武具一切が道場保管の郁美は身軽なものである
「さて…そんじゃ、肩慣らしに走るとしますか」
そう言うと、先に駆け出す彰
「あ!ちょっと待ってよ!」
ソレを追い走り出す郁美
こうして、今日もまた二人の一日は始まった
「497…498…499…500!」
素振り五百本、彰からすればまだ軽いほうだが、ばてるほどやっては後輩の面倒を見ることも出来なくなってしまう
「先輩!今日も早いですね!」
「水月か…」
天神水月、女子剣道部主将であり、現剣道部員の中では唯一、彰と対等に戦える選手でもある
「次の大会で先輩も引退しちゃうんですよね…」
「そうだな…だが、悔いの残らない結果を出したい、例え初戦敗退であったとしても、決して無様な負けだけはしないさ…」
そう言うと、防具はつけないまま竹刀を構える
「そういえば、先輩は防具つけないこと多いですよね…」
「…俺は、部員の数が少ないうちは防具なしって決めてるんでね…」
「そうでしたね」
「一本やるか?」
「お願いします!」
お互い防具なしで開始する
「俺にあわせる必要はないぞ?」
「防具があったんじゃ先輩の速度についていけませんよ…」
苦笑しつつ言う水月に、苦笑で返す彰
「さて…それじゃ…」
「はい…」
彰が竹刀で畳を強く叩く、審判がいない以上、その音が開始の合図となる
「はあっ!」
先に仕掛けるのは水月、コレを竹刀で受け止めると、返す太刀で小手を狙う彰
「!」
だが、咄嗟にもち手を変えることで小手を防ぎ、距離をとる水月
「…」
正眼の構えの彰に対し、やや上段に近い構えの水月
お互いがこう着状態に陥ったところに
「相変わらず二人揃って早いねえ…ご苦労様なことだ」
「「先生!」」
剣道部顧問、木嶋武彦が入ってくる
「それはいいのだが、そろそろ部員も集まってくるだろう、道着だけの打ち合いは終いにしてくれ、お前らの動きは刺激が強すぎる」
「解りました」
「ありがとうございました!先輩!」
「ありがとうございました…」
礼をすると、彰は顧問の隣に立ち、後輩が入ってくるのを待つ、彰は朝練ではさほど運動はしない、指示を出しながら時々自分が実践して見せるぐらいだ
こまめに指導をする彰だが、朝練中は竹刀を握ることはなった
そして、授業中…
「…」
いつものことだが、彰は一切授業には興味を持っていない、聞き流すのがほとんどである
というか、教室が同じなので大抵は郁美のノートで一夜漬けでやり過ごしている彰である
「…」
というより、この男、外を見、頬杖をつきながら寝ているのである、それでは授業など耳に入るまい
「…」
覚醒するのはきっちり昼休みだというのだから、この男が学園で上位10位に数えられるというのが不思議な話である…(ようは、郁美の教え方がいいだけだが)
「また…昼まで寝てたでしょ…」
「というか、教師陣の教え方が下手なんだよ、本気で授業を聞こうって気になる教師が三人しかいない上にそのうち二人はこっちの担当じゃないんだぜ?聞こうって気も失せるってーの」
そう言うと、学食へと向かう彰、本来朝に弱いのを無理して朝錬に出ているのだ、弁当など用意してはいない
ちなみに、両親はというと、十数年前に夫婦揃って海外出張して以降学費を含め生活費しか送られておらず(その当時まだ三歳だった彰は高崎家が預かっていたが、十三歳になった頃から今の家で暮らしている)、連絡すら断たれているほどだ…なお、彰には和彦という弟がいるのだが、出張後生まれたため、彰は一度もあったことがない(つまり、出張して以降、一度も帰国していないのである)
もっとも、彰に至っては和彦という実の弟より、高崎家の妹である美咲のほうが可愛いようだが
「よ、美咲、水月」
ちなみに、その美咲、水月とは同じクラスである
ちなみに、彰と美咲は四歳もの年齢差があるのだが…コレは彰が三年間、日本を旅して回っていたためである(武者修行のためと本人は言っている)
故に、高校入学が三年遅れている、当然、郁美とも三歳の年齢差があるのだが…
ちなみに、高崎家にはもう一人子供がいたが、こちらは親戚の元に引き取られているため、現在は姓も変わっている(不動一矢というのだが、こちらとは彰も面識があり、実の兄弟のように育っていたが、小学校卒業に伴いその親戚に引き取られたのだ)
「そういや、最近この周囲に変質者が出るという話がある、お前らも気をつけろよ、できれば変えるときには誰か同伴させるとかな」
「そこまでは必要ないと思うけど…お兄ちゃんがしてくれるの?」
「部活が終わるまで待つっていうならしてもいいけどな…まあ、美咲の時間帯は精々自分の一物見せて喜ぶぐらいの輩だろうが…」
「それでもやだよ~」
本気で嫌がる美咲…実際にその手の変質者に会ったことがあるからだが…
「まあ、だろうな」
「あの、本当なんですか?その話」
「ああ…どうやらそうらしい…詳細はわからないんだが、すでに他校の生徒が被害にあったそうだ、危ういところで巡回の警察官が助けてくれて事なきを得たそうだが…」
「怖いね…」
「というか、そっちの教室では何も言われてないのか?」
「ううん、そういう話はなかったよ」
「そうか…」
とりあえず、学食で昼食を済ませると、教室に戻り、再び外を眺める、次の教師は起きているかは確認するが、授業を聴いているかは確認しない教師である
よって再び外を見ることに徹する彰
当然授業は聞く気ゼロである
こうして、放課後になると、彰は道場へと向かう、郁美も同じくで、帰宅組は美咲しかいない
「さて…それじゃあ、はじめるぞ!」
「はい!」
男子剣道部員の声が上がる、朝練不参加組も結構いる男子部員だが、放課後の部活をサボる生徒は一人もいない
「まずは素振り100回!」
素振りには防具をつけないのが彰の流儀、部員もそれに習っている
最も、彰だけ素振りの回数が一桁多いのだが
残りの900回は他の部員が打ち合っているときに行う
素振りが終わると、一度外に出て校庭を3週し、そのまま防具を装備、打ち合いに移行する
彰は走り終わると素振りを再会する
「998…999…1000!」
それが終わると、防具をつけて、ある程度技量の高い者と打ち合う
「…」
無言で竹刀を構えるだけで、周囲の空気が張り詰める、一種の剣気である
「ふっ!」
一瞬の踏み込み、面を狙う竹刀は防がれるが、即座に返し胴を狙う
相手となった部員はその胴より早く面を狙うも、彰があっさりかわし、そのまま胴に打ち込まれ終了
「返しの速度は相変わらず速いな…ここのところますます早くなってないか?」
「ええ…」
木嶋の言葉に頷く彰
だが、その声には満足していないという音が強く出ていた
この速さではまだ返しようもある、修行の旅でそこまでの使い手とやりあったからこその不満…人は贅沢というだろう、この技量があれば剣道大会での優勝など簡単に出来るかもしれないからだ…
剣術家に剣道で挑むこと自体が間違い、それを理解しても納得しきれない彰である
「そう不満そうな声を出すな、お前の技量なら今度こそ優勝できるだろう」
「そうかもしれない…けど、俺はその先が見てみたいんです!」
「その先…か…お前みたいな若造ではまだまだ見えんよ、剣道と剣術の違いなんかな」
「!」
「お前さんが選んだのは剣道だ、剣術じゃない、その意味をよく理解してから竹刀を振るえ、じゃないと怪我人が出る」
「…」
最後は半分以上冗談だろう、だが、木嶋の言葉に大きく動かされる彰であった
「よーし!今日の部活はここまでだ!変質者騒ぎもある、さっさと帰れよ!」
木嶋が叫ぶと部員たちも稽古を終了し始める
彰も準備を済ませ、すぐに家に戻る
「…剣道と、剣術の違い…か…」
その道中、小さく呟く
「…こだわっているのか?やはり、“彼”に」
名も知らぬ青年剣士、彰と同い年ぐらいにしか見えない青年にも言われた言葉
『君が使っているのは剣道だな…俺の剣術とは根本的に違うものだ、その違いが明確になっていないようならこんな修行の旅、続けるだけ無駄だよ』
「…そう、なんだろうな…まずは彼に勝ちたい、その一心か…」
家に着くと、夕食もとらず即座に寝てしまう、ここ最近二食抜きも多くなりつつある彰である…自らがレベルアップするのを感じるとともに違和感も大きくなっていく
それが今の最大の悩みなのだ
「…こだわりすぎだよ、俺も」
それは理解していても、どうしても納得できないのだ
こうして、夜を明かしてしまうのである
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